環境変動に対する生物応答メカニズム解明(令和 8年度)
Biological responses to environmental changes

研究課題コード
2630AB109
開始/終了年度
2026~2030年
キーワード(日本語)
温度応答,維管束植物,淡水魚類,生態系モデル
キーワード(英語)
Temperature response,Vascular plants,Freshwater fish,Ecosystem model

課題代表者

井上 智美

  • 生物多様性領域
    生理生態研究室
  • 室長(研究)
  • 博士(理学)
  • 生物学,化学

担当者

研究概要

気候変動が人類の生活・エネルギー基盤を支える生物生態系へ深刻な影響を及ぼし、持続可能な社会の発展への大きな障壁となっている。本プロジェクトでは、気温変動下における陸水動物および維管束植物の生理生態機能応答・順化・適応メカニズムを野外調査および操作実験により明らかにする。また、得られた知見をもとに、精緻な影響評価と将来予測を行うことで、環境政策の立案に貢献する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

本プロジェクトでは、陸水動物(主に淡水魚類)および維管束植物の生理生態機能応答・順化・適応メカニズムを野外調査および操作実験により明らかにし、メカニズムを考慮した影響予測を行うことを目的とする。研究は、操作実験・野外調査・モデル開発の構成で進める。操作実験では、国環研が有する国内外有数の環境制御施設を活用し、温度に対する短期〜長期応答の応答関数を取得する。また、野外調査において、温度に対する適応形質や行動を明らかにし、現在の温暖化影響の実態を把握する。モデル開発では、実験や調査で得られる知見を考慮した影響評価モデルを構築する。

今年度の研究概要

2026年度は、気温変動下における陸水動物および維管束植物の生理生態機能応答・順化・適応メカニズムを明らかにするため、対象とする生物の栽培・育成実験・測定プロトコルを構築する。また、野外調査地を選定し、観測調査を開始する。

外部との連携

国際農林水産業研究センター、土木研究所自然共生研究センター