PFAS 曝露と精子の質に関する研究(令和 8年度)
Relationship between PFAS exposure and sperm quality

研究課題コード
2526AN003
開始/終了年度
2025~2026年
キーワード(日本語)
有機フッ素化合物
キーワード(英語)
PFAS

課題代表者

岩井 美幸

  • 環境リスク・健康領域
    曝露動態研究室
  • 主任研究員
  • 博士(医学)
  • 薬学,医学,生化学

担当者

研究概要

世界保健機関によれば、不妊の約半数は男性側に原因があるとされる。1973 年から 2011 年にかけて欧米男性の精子数は 50-60%減少し、生活・環境因子等の要因が指摘される。さらに環境化学物質曝露(POPs 等)と精子所見不良と関連する報告があり、PFAS の影響も報告される。しかしながら、日本の一般男性を対象とした男性の妊孕力に関する研究は極めて少なく、PFAS 曝露と精子の質との関連を調べた報告はない。そこで、1)精液中PFASの測定方法を開発し、2)血漿と精液中PFASを測定し、精液中に移行しやすい PFAS を調べるとともに、3) PFAS 曝露と精子の質との関連を明らかにすることを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

医学倫理委員会等の必要な手続きを経た後、血漿、精液中PFASの分析を行う。精液中PFASについては分析法の構築も行う。血漿および精液中 PFAS 濃度、移行比率、ならびに精子の質(DNA fragmentation index、 精液量、 精子濃度、 総精子数、 精子運動率、 前進運動率)との関連について統計学的な解析を行い、PFAS 曝露と精子の質との関連を明らかにする。

今年度の研究概要

精液中PFAS分析を進め、血漿と精液中PFASの移行率や精子の質との関連を検討する。また成果発信を進める。

外部との連携

北海道大学、秋田大学等

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