大気排出インベントリの構築と大気シミュレーション (令和 8年度)
Development of Emission Inventories and Air Quality Simulations

研究課題コード
2630AW113
開始/終了年度
2026~2030年
キーワード(日本語)
排出インベントリ,大気質シミュレーション,大気改善
キーワード(英語)
Emission inventory,Air quality simulation,Air quality improvement

課題代表者

茶谷 聡

  • 地域環境保全領域
    大気モデリング研究室
  • 主幹研究員
  • 博士(理学)
  • 工学,理学

担当者

研究概要

国や地方自治体による政策の立案や実施の基礎的資料となる日本の大気汚染原因物質排出インベントリの構築を行う。また、排出インベントリを入力とした大気質シミュレーションについて、国や地方自治体などの外部関係者に対し、より容易な実行が可能な環境整備を行う。計算された大気汚染物質濃度について、種々の観測データとの比較検証を行い、排出インベントリと大気質シミュレーションの改良へフィードバックする。改良された排出インベントリと大気質シミュレーションを用い、対策による大気改善効果評価など、対策の立案と実施に資する科学的な知見を導出する。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

・5期に引き続き、2000年以降を対象とする長期排出インベントリの構築を継続し、改良と対象年の拡張を行う。対策による排出量の変化を明示的に変化できるようにするとともに、大気質シミュレーションへの入力データに変換するために必要な係数やツール類も全て整備する。
・最新の領域化学輸送モデルに対応した新たな大気質シミュレーションの実行環境を整備する。観測データとの比較検証を行うとともに、国や地方自治体等でも可能な限り容易に入力データを準備しシミュレーションを実行できるような環境を構築することを意識し、所内外研究者に公開し実際に使用した上での意見を踏まえて改良を加える。
・構築したシミュレーションの実行環境を使用し、大気汚染物質濃度に対する発生源の寄与や、具体的な対策による排出量の変化とそれによる大気汚染物質の濃度変化など、有効な対策を立案するために有用な情報を得るための解析を行い、その結果を積極的に発信する。

今年度の研究概要

・5期から実施している排出インベントリの構築を継続し拡張する。
・新しい大気質シミュレーションの実行環境を完成させる。
・政策効果の評価が求められるテーマを随時設定し、大気質改善効果を評価する。

外部との連携

地方環境研究所

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