動物福祉を考慮した化学物質によるヒト健康と生態影響の評価と原因探索プロジェクト(令和 8年度)
Research Project on the Assessment of Human Health and Ecological Impact by the Chemicals Considering Animal Welfare and the Toxicity Identification of Environmental Samples

研究課題コード
2630AB111
開始/終了年度
2026~2030年
キーワード(日本語)
動物福祉,毒性原因探索,試験法,ノンターゲット分析
キーワード(英語)
Animal welfare,Toxicity identification,Testing methods,Non-target analysis

課題代表者

山本 裕史

  • 環境リスク・健康領域
  • 領域長
  • Ph.D.
  • 化学,生物学,土木工学

担当者

研究概要

SP1: 動物福祉を考慮した新たな有害性評価手法の開発
・ヒト健康については、各種細胞株などを用いた各種作用(神経系、呼吸器系、内分泌系を想定)の評価系や遺伝子発現解析などを開発・検証し、様々な環境化学物質に適用する。
・生態影響については、胚や無脊椎動物、微生物などを用いた手法を開発するとともに、非侵襲の有害性評価手法を開発・検証する。
SP2: 環境試料中の毒性原因物質の同定
・水や大気などの試料を前処理し、細胞や無脊椎動物、胚などを用いて内分泌かく乱、繁殖毒性などの様々な有害影響を検出する。
・マルチターゲット(網羅的一斉分析)手法やデータ非依存型解析によるサスペクトスクリーニング手法やノンターゲット分析手法などを活用して毒性原因物質を絞り込む。
・各種前処理による分画や確認手法により、毒性原因物質を同定する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

懸念される化学物質からリスク評価をするのではなく、環境試料での影響検出から主要原因となる物質(群)の同定に至るまでの一連の前処理、分画、化学分析などの手法を確立し、影響があるものの評価・管理ができていない化学物質の適切な管理に繋げることを目標とする。また、影響があるということの確率や影響の大きさの程度に応じて評価・管理できていない物質の中から対策すべきものを優先順位づけするための枠組みを構築する。また、有害影響評価において、動物福祉の観点から行政活用が可能な新たな有害性評価手法の開発を行い、国内外の化学物質評価・管理に活用することを目指す。

今年度の研究概要

第6期中長期計画1年目として、全体計画が着実に実行できるように各研究内容に着実に着手して研究を推進する。

外部との連携

国および地方の研究機関、大学、民間機関等