衛星データを用いた発展途上国における不適切な埋立地の検出およびモニタリング(令和 7年度)Remote Sensing–Based Identification and Monitoring of Improper Waste Disposal Sites in Developing Countries
- 研究課題コード
- 2525CD004
- 開始/終了年度
- 2025~2027年
- キーワード(日本語)
- 発展途上国,廃棄物,埋立地,衛星データ
- キーワード(英語)
- Developing country,Waste,Landfill,Satellite data
課題代表者
河井 紘輔
- 資源循環領域
資源循環社会システム研究室 - 主幹研究員
- 博士(地球環境学)
- 土木工学,システム工学
研究概要
発展途上国では経済発展・人口増加に起因する廃棄物の排出量の増加に伴い、廃棄物の適正な管理が行き届かず、不適切な処分が行われている埋立地が数多く出現している。環境・健康リスクの高い埋立地を特定し、管理状況や環境・健康リスクを把握することが喫緊の課題である。本研究は、ベトナム南部において、衛星データを用いて不適切な埋立地を検出して位置情報を特定した上で、埋立地の管理状況および環境・健康リスクを示し、さらに埋立地出現後の変遷をモニタリングする手法を確立する。将来的には不適切な埋立地の検出・モニタリングシステムを開発し、発展途上国における廃棄物問題の解決への貢献を目指す。
研究の性格
- 主たるもの:行政支援調査・研究
- 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備
全体計画
埋立地での波長測定結果および衛星データを用いて、不適切な埋立地の位置情報を検出する。埋立地の管理状況として、埋立面積、埋立地の覆土や遮水シート、浸出水貯留池を確認する。また、環境・健康リスクとして埋立地から河川・水田・畑・市街地などまでの距離を把握し、過去に遡って衛星データを確認し、出現以降の埋立地の変遷をモニタリングする。ベトナム南部において埋立地を検出、モニタリングする手法を確立し、発展途上国における不適切な埋立地の検出・モニタリングシステムの開発を目指す。
今年度の研究概要
ベトナム南部の埋立地をケーススタディとして、現場で携帯型分光放射計を用いた波長測定調査を繰り返すことで、衛星データを活用した埋立地検出の研究基盤となる、信頼性の高い地上参照データ(1次データ)を自ら取得する。衛星データの解析において、現場での波長測定結果を用いることで埋立地の検出精度向上を図る (空と陸のデータの併用)。
関連する研究課題
- : 資源循環分野(イ政策対応研究)
- : 資源循環分野(ウ知的研究基盤整備)