脱炭素社会における資源消費の衡平性に関する概念設計と計測方法(令和 7年度)
Conceptualizaition and Metrics for Equity in Resource Consumption in a Decarbonized Society

予算区分
基盤研究(A)(一般)
研究課題コード
2528CD008
開始/終了年度
2025~2028年
キーワード(日本語)
マテリアルフットプリント,衡平性,概念設計
キーワード(英語)
material footprint,equity,conceptualization

課題代表者

渡 卓磨

  • 資源循環領域
    国際資源持続性研究室
  • 主任研究員
  • 博士(環境学)
  • システム工学,機械工学

担当者

研究概要

脱炭素社会の実現には資源消費の大幅な削減が必要であるが,両国の資源消費に対する責任や必要性を勘案せずに削減に向かえば,両国の資源格差が固定された社会へと移行する。この回避には,衡平な資源消費をどう考え,どう定量するかの学術的基盤が不可欠である。本研究では,脱炭素社会における“資源消費の衡平性”を規定する概念を設計し,衡平な資源配分手法の開発とそれを用いたMFの国別将来目標を定める。加えて,目標達成に向けた各国の資源消費と資源の国際貿易の将来変化を同定し,衡平な資源消費を基調とする社会への転換経路を示す。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

現代の豊かさは莫大な資源消費に支えられ,高所得国と低所得国では国民一人が直接的間接的に消費する資源量(マテリアルフットプリント:MF)は6倍も異なる。脱炭素社会の実現には資源消費の大幅な削減が必要であるが,両国の資源消費に対する責任や必要性を勘案せずに削減に向かえば,両国の資源格差が固定された社会へと移行する。この回避には,衡平な資源消費をどう考え,どう定量するかの学術的基盤が不可欠である。本研究では,脱炭素社会における“資源消費の衡平性”を規定する概念を設計し,衡平な資源配分手法の開発とそれを用いたMFの国別将来目標を定める。加えて,目標達成に向けた各国の資源消費と資源の国際貿易の将来変化を同定し,衡平な資源消費を基調とする社会への転換経路を示す。

今年度の研究概要

本年度は、脱炭素社会における資源消費の衡平性を考える枠組み構築に注力し、並行してモデル設計とデータ収集を行う。具体的には、先行研究のGHG排出量の衡平な削減努力や残存CBの衡平配分を考える上で議論となった観点に注目し,残存CBと資源消費の共通点と相違点の明確化を通じて,資源消費の衡平性を考える枠組みを構築する。

外部との連携

名古屋大学,九州大学

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