消毒副生成物から見た藻類の生態学と浄水工学(令和 7年度)Ecology and water treatment engineering of algae from the point of disinfection byproducts
- 予算区分
- 基盤研究(B)(一般)
- 研究課題コード
- 2426CD023
- 開始/終了年度
- 2024~2026年
- キーワード(日本語)
- 消毒副生成物,藻類由来有機物,塩素処理,核磁気共鳴,遺伝子解析
- キーワード(英語)
- Disinfection byproduct,Algal organic matter,Chlorination,Nuclear magnetic resonance,Genetic analysis
課題代表者
小坂 浩司
- 環境リスク・健康領域
水道水質研究和光分室(リ健) - 上級主幹研究員
研究概要
気候変動影響による水源での藻類の異常増殖や、ラフィド藻類等の特定の藻類の発生によって、水道水中の消毒副生成物濃度の水質基準超過が問題となっている。本研究では、高リスクの藻類について、消毒副生成物の生成が高い条件(高リスク条件)を示す。また、特性解析により、高リスク条件での藻類由来有機物の構造的特徴を明らかにする。さらに、高リスクの藻類の水源での存在実態、浄水プロセスによる藻類や消毒副生成物前駆物質の挙動について明らかにするとともに、それらの低減策について検討する。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
藻類由来の消毒副生成物前駆物質がより生成する条件について明らかにする。具体的には、藻類の増殖曲線期別で藻類由来有機物を抽出し、消毒副生成物生成ポテンシャルを評価、比較する。藻類を構成すると考えられる構造を持つ物質について、消毒副生成物生成ポテンシャルを評価し、藻類由来有機物の生成特性と構造的特徴を明らかにする。ダム・湖沼を原水とする浄水場の水源や浄水プロセスでの藻類や生成ポテンシャルの挙動を評価する。対象藻類について、試験室実験で藻類や藻類由来有機物の消毒副生成物生成ポテンシャルの浄水処理性を検討する。
今年度の研究概要
消毒副生成物の生成ポテンシャルが高い藻類について、水源ごとの増殖に対する影響について評価を行う。藻類の遺伝子検査による方法を構築し、実態調査を行う。藻類の浄水処理による消毒副生成物の生成ポテンシャルの低減について検討する。
外部との連携
京都大学
関連する研究課題
- : 環境リスク・健康分野(ア先見的・先端的な基礎研究)