環境因子に起因する精神・神経疾患の解明に関する研究(平成 18年度)Study of environmental origins of psychiatric disorders
- 予算区分
- ZZ
- 研究課題コード
- 0608ZZ569
- 開始/終了年度
- 2006~2008年
- キーワード(日本語)
- 環境因子,精神・神経疾患
- キーワード(英語)
- ENVIRONMENTAL ORIGIN, PSYCHIATRIC DISORDERS
課題代表者
石堂 正美
- 環境リスク・健康領域
- シニア研究員
- 理学博士
- 理学
担当者
- 鈴木 純子
- 柳澤 利枝環境リスク・健康領域
- 白石 不二雄
研究概要
内分泌攪乱化学物質をはじめとする環境化学物質が発達期の脳・神経系へ影響しているではないかと指摘されてきている。環境化学物質の汚染が酷い地域で出生した子供のIQが低いという報告やヒトのへその緒から様々な環境化学物質が検出されたという報告がなされてきている。ラットを用いた動物実験においても生後5日齢のラット脳(大槽内)が内分泌攪乱物質に曝露するとヒトの学童期に相当する4〜5週齢で多動性障害が観察されることを報告してきている。この報告では、内分泌攪乱化学物質によるラット多動性障害は化学物質の用量に依存してことが明白に示されている。つまり、ラット新生期での環境化学物質に対する感受性が極めて高いことを示唆している。
従って、本研究では環境因子のラット胎生期の脳神経系への影響と新生期の影響が成熟期の脳神経系へ及ぼす影響についての詳細を明らかにする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:応用科学研究
全体計画
(2006年度)環境化学物質による神経変性疾患モデル動物の特異的行動解析を行う。(2007年度)環境化学物質による神経変性疾患モデル動物あるいは神経系培養細胞における炎症性反応の検出と解析を行う。(2008年度)環境化学物質による神経幹細胞への影響あるいは精神疾患モデル動物の病態解析を行う。
今年度の研究概要
環境化学物質による神経変性疾患モデル動物を作製し、蛋白質レベル、遺伝子発現レベル、或いは行動レベルでの病態を解析する。