水・大気・土壌などの媒体を横断する環境汚染に伴う人や生態系への新たな脅威の包括的把握・解決を目指す研究プログラム

近年、水・大気・土壌・生物などをまたいで広がり、人健康や生態系への脅威となっている新たな環境汚染の問題として、

  1.  パーフルオロおよびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の一部など残留性・移動性(または生物蓄積性)・毒性の高い物質、
  2. プラスチックおよびその添加剤等化学物質、
  3. 薬剤耐性菌(AMR)およびその原因となる抗菌剤

の3つがあげられます。これらは、発生源や排出、環境中での移動や変化、人健康や生態系への影響が非常に複雑であり、全体像を把握することと、技術的ならびに社会的な対策の実施が難しいという共通課題を有します。 本プログラムでは、これらの課題に対し、観測・評価・モデル解析などを組み合わせて実態を明らかにし、ワンヘルスの観点から、人健康と生態系の健全性の向上に資する研究を行うことで、科学的知見と行政施策の橋渡しとなる科学(レギュラトリーサイエンス)の推進に貢献することを目的としています。