ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

2006年、中国泰山における揮発性有機化合物の大気中濃度の地上観測データ

データのダウンロード データのダウンロード

このデータセットは、2006年に中国・泰山で測定された大気中揮発性有機化合物の観測データが含まれています。

概要

作成者
データ公開日
2024/07/19
データ提供期間
2006/05/28 - 2006/06/30
データ提供機関
国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp
DOI
ファイル形式
CSV
データ容量
834 KB
バージョン
Ver1.1(最終更新日: 2024/10/18)
データセットの言語
英語

データセット

観測項目
ホルムアルデヒド、メタノール、アセトニトリル、プロピレン、アセトアルデヒド、エタノール及び蟻酸、アセトン及びプロパナール、イソプレン、ベンゼン、トルエン、C8芳香族、一酸化窒素、二酸化窒素、窒素酸化物、反応性窒素化合物、酸化窒素化合物
時間分解能
10 分/1時間
観測期間
2006/05/28 - 2006/06/30
緯度・経度
北緯36.25度、東経117.1度
高度等
【標高】1534 m、【大気採取高 (地上高)】5 m
測定方法
プロトン移動反応イオン化-質量分析計 (PTR-MS) を用いて現場における連続測定を行った。プロトン移動反応は、プロトン親和力の差を用いてヒドロニウムイオン (H3O+) からVOCにプロトンを移動させるイオン-分子反応の一種であり、水蒸気よりもプロトン親和力が大きい化合物に対して選択的に起こる。従って、低級アルカン以外のオレフィンなど非メタン炭化水素、アルコール、アルデヒド、ケトンといった含酸素有機化合物を測定可能である。一酸化窒素、二酸化窒素、窒素酸化物、反応性窒素化合物、酸化窒素化合物は、光分解及び加熱モリブデン触媒と組み合わせた化学発光法により測定された。
計算方法
測定されたデータは、実験室および観測サイトにおいてゼロガスと標準ガスを用いた校正を行ったほか、実験室でプロトン移動反応による検出感度の水蒸気依存性を確認し、補正を行なった。
キーワード
【フリーワード】
揮発性有機化合物、VOCs、NMVOCs、NMHCs、PTR-MS
【GCMD_Platform】
Land-based Platforms > Field Sites > FIELD SURVEYS
【GCMD_Science】
ATMOSPHERE > ATMOSPHERIC CHEMISTRY > CARBON AND HYDROCARBON COMPOUNDS > NON-METHANE HYDROCARBONS/VOLATILE ORGANIC COMPOUNDS
ATMOSPHERE > ATMOSPHERIC CHEMISTRY > CARBON AND HYDROCARBON COMPOUNDS > ISOPRENE
ATMOSPHERE > ATMOSPHERIC CHEMISTRY > CARBON AND HYDROCARBON COMPOUNDS > FORMALDEHYDE
ATMOSPHERE > ATMOSPHERIC CHEMISTRY > CARBON AND HYDROCARBON COMPOUNDS > FORMIC ACID
更新履歴
【2024/10/18】
成分を追加 (NO, NO2, NOx, NOy, NOz) 。ver1.1
【2024/07/19】
データを公開。ver1.0

参考情報

補足資料
Readme File for NIES PTR-MS Data ver1.0: PTRMS_Taishan_readme_v1.0.pdf ≫ 補足資料のダウンロード
参考文献
Inomata, S., H. Tanimoto, S. Kato, J. Suthawaree, Y. Kanaya, P. Pochanart, Y. Liu, and Z. Wang, PTR-MS measurements of non-methane volatile organic compounds during an intensive field campaign at the summit of Mount Tai, China, in June 2006, Atmos. Chem. Phys., 10, 7085-7099, 2010, doi:10.5194/acp-10-7085-2010.

利用規約*

*当サイトをご利用いただいた場合は、本利用規約に同意いただいたものとさせていただきます。

ライセンス
引用の書式
本データセットを引用する場合は、以下のように表記しなければならない。
猪俣ら(2024)、2006年、中国泰山における揮発性有機化合物の大気中濃度の地上観測データ、ver.x.x *1、国立環境研究所、DOI:20240719.003. (参照*2: YYYY/MM/DD)
*1 バージョン番号はファイル名に記載されている。
*2 参照年月日は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。

助言などの提供

助言などの提供
本データセットの内容や、本データセットを利用して作成した派生物に関して、科学的助言や、内容の学術的妥当性についての見解などを求める場合は、利用規約とは別に、個別の契約に基づいて提供できる場合がある。
その場合、求められる助言等の程度によっては、その派生物の共著者や監修者などとすることをこちらから提案する場合がある。
助言等を希望する場合は、データ提供機関に連絡すること。