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本データセットは、日本国北海道東部の根室半島の付け根に位置する落石岬において連続観測された大気中一酸化二窒素 (亜酸化窒素、N2O) 濃度の時系列データセットである。モニタリングステーションは太平洋に面した岬の南端、海抜50mの崖の上に位置している。大気試料はモニタリングステーションに併設された観測塔の地上高約50mの位置から採取され、ガスクロマトグラフによって準連続的に一酸化二窒素濃度が分析されている。冬季は北西風が、夏季は南西風が卓越する傾向にあるが、春季・秋季は特に卓越する風向はない。
概要
監修
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データ公開日
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2017/01/13
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データ提供期間
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1999/01/01 - 2014/12/31
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データ提供機関
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国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp |
DOI
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ファイル形式
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データ容量
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303 KiB
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バージョン
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Ver.1.0 (最終更新日: 2017/01/13)
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データセットの言語
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英語
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データセット
観測項目
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N2O濃度
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時間分解能
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1日 (協定世界時の0時から24時までの平均)
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精度
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0.3 ppb
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観測期間
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1999年開始 (継続中)
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緯度経度
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北緯43.1603度 東経145.4974度
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高度等
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[標高] 42.5 m、[大気採取高 (地上高)] 51.5 m
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測定方法
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地上高度51.5mの鉄塔に大気採取口を配置し、ステンレスチューブを通して地上の観測室にあるダイヤフラムポンプで大気を吸引した後、一部を測定ラインに送り込みNafion®チューブドライヤーおよび-40°Cの低温トラップで除湿した後、測定器 (GC/ECD) にて濃度を測定する。
1時間ごとに3本の標準ガスが測定され濃度較正が行われる。標準ガスは、国立環境研究所の基準ガス (NIES96シリーズ) で較正されている。 なお、装置の写真などが「地上ステーションモニタリング (波照間・落石)」のページに掲載されている。 |
計算方法
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GC/ECDによって10分間隔で3種類の標準ガスおよび3回の大気試料の分析が繰り返される。大気試料分析の前後6回の標準ガスの分析結果から濃度較正曲線を作成し、大気試料の一酸化二窒素濃度を計算する。3回の大気試料分析結果から1時間値を求め、それを用いて1日平均値を計算する。
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キーワード
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【GCMD_Platform】
In Situ Land-based Platforms > GROUND STATIONS
【GCMD_Science】Atmosphere > Atmospheric Chemistry > Nitrogen Compounds > Nitrous Oxide
【自由記述】温室効果ガス、一酸化二窒素、N2O、地球温暖化、落石岬、連続観測
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更新履歴
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【2017/01/13】
1996年から2014年までのデータをNASA Ames Format 1001で作成。Ver.1.0。
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貢献者
研究代表者
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データ管理者
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参考文献
参考文献
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Tohjima et al. (2000) Variations in atmospheric nitrous oxide observed at Hateruma monitoring station, Chemosphere, 2, 435-443.
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利用規約*
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引用の書式
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本データセットを引用する場合は、原則として、以下のように表記しなければならない。
遠嶋ら(2017)、落石岬ステーションにおける大気 N2O 濃度の連続観測データセット、Ver. x.x (*1)、国立環境研究所 地球環境研究センター、DOI:10.17595/20170113.002.
ただし、掲載誌の投稿規程等により引用の書式が定められている場合は、その掲載誌の規程に従うものとする。(参照: YYYY/MM/DD)(*2) (*1) バージョン番号はファイル名に記載されている。 (*2) 参照年月日は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。 |
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