2016年6月30日
編集後記
このたびの熊本地震の被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
今世紀に入り、東日本大地震に続き、火山噴火、地球温暖化に関連した異常気象等の自然災害により、我々の静かな日常(環境)が、突如として一変させられることが多くなりました。ニュースや報道で注目される時間はとても短いですが、実際の環境再生にはかなりの時間、時として世代を超えた時間を要します。自然災害とある意味共存して行かなくてはいけないというジレンマをどう受け入れていくか、生活が便利になればなるほどその存在は大きくなっていくような気がします。災害が突如身近な存在としてはっとさせられる昨今では、災害環境研究の重要性は日々増していくばかりです。我々、環境研究に従事するものとして、災害発生のニュースを見るにつけ、身の引き締まる思いですが、ふと窓外に目をやるとヤマボウシの大木に花が咲き乱れ、改めて、このたおやかな環境のすばらしさにほっとさせられます。
(M.U.)
目次
- 国立環境研究所ニュース35巻2号
- 国環研の新たな挑戦
- 地球環境問題と地球環境研究センター【地球環境研究センターの紹介】
- 資源の循環的・効率的な利用と、廃棄物等の環境負荷の低減のために【資源循環・廃棄物研究センターの紹介】
- 新たな体制で安全確保社会を目指す【環境リスク・健康研究センターの紹介】
- 「地域環境問題」を解くことを目指して【地域環境研究センターの紹介】
- 自然共生社会の構築に向けて【生物・生態系環境研究センターの紹介】
- 環境と社会の調和する未来をめざして【社会環境システム研究センターの紹介】
- 環境計測からの環境研究の深化への貢献を目指して【環境計測研究センターの紹介】
- 災害環境研究と福島支部の設置について
- 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催報告【行事報告】
- 表彰
- 新刊紹介