2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを発信[REIFふくしま2025出展レポート]

REIFふくしま2025に出展

2025年10月16日から17日にかけて、ビッグパレットふくしま（郡山市）で「第14回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア（REIFふくしま2025）」が開催されました。福島地域協働研究拠点（以下、福島拠点）は２年ぶりにブースを出展しました。

REIF ふくしまは、再生可能エネルギー関連産業に関わる企業や団体が情報発信と交流を行う場として、福島県が毎年開催しているイベントです。

今年は太陽光や風力、水素など13分野に関連する約220の企業・団体が出展しました。地元の高校生の見学も多く、活気に満ちた2日間となりました。
福島拠点のブースでは、研究内容を説明するポスターに加えて、プロジェクションマッピングを用いて福島県の環境を分かりやすく提示する「3D ふくしま」や、福島拠点のメンバーが原案から作画まで手掛けたオリジナル漫画を基にしたゲームを展示しました。

福島拠点の取り組みを発信

福島拠点の研究成果や福島県の抱える問題などを立体的なマップ上に投影する「３Dふくしま」では、近年のクマの捕獲情報や目撃情報についても取り上げ、質問を挟みながら熱心に聞いてくださる来場者が多くみられました。
３Dふくしまをきっかけに、拠点研究者と来場者それぞれの知見が組み合わさり活発な意見交換に発展していく場面も見られました。

また、福島拠点が制作した漫画『中虎町役場政策企画課ゼロカーボン推進係！』の１話～３話をまとめた冊子を新しく発刊し、今回のイベントから配布を行いました。
同作を基にしたゲームもイベントで初公開となり、多くの方に興味を持ってプレイしていただきました。
これらの様子は新聞にも取り上げられ、福島拠点の活動を知っていただく絶好の機会となりました。

来場者からは、研究内容に加え、３Dふくしまや漫画を通じて研究内容を多くの皆様にお伝えするための取り組みに好意的なコメントが聞かれました。

REIFふくしま2025きっかけに新たに福島拠点を知ってくださった方も多く、ここで得られた知見やネットワークを今後の地域と連携した活動や情報発信に活かしていきたいと思います。