本文へスキップ
 

角谷 拓 (かどや たく)

 KADOYA Taku, Ph.D.
 主任研究員・博士(農学)

国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
 生物多様性評価・予測研究室

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2

研究の概要

広域スケールでの生物多様性の現状の推定と将来予測に関する研究を行っています。特に、多面的・多層的な生物多様性の評価をおこなうために必要な指標の開発や、経済的・社会的条件などの現実性を考慮しながら生物多様性保全のための効率的な対策を立案・実施する(Systematic conservation planning)ために必要な手法や枠組みの開発と実証を行っています。

専門分野/キーワード

保全生態学, 空間生態学/ 生物多様性評価・予測, 水生昆虫

学術論文 (査読のあるもの)

英文(代表7編)

Matsuzaki SS, Kadoya T (2015) Trends and stability of inland fishery resources in Japanese lakes: introduction of exotic piscivores as a driver. Ecological Applications, 25(5), 1420-1432. DOI:10.1890/13-2182.1 

Kadoya T, Takenaka A, Ishihama F, Fujita T, Ogawa M, et al. (2014) Crisis of Japanese Vascular Flora Shown By Quantifying Extinction Risks for 1618 Taxa. PLoS ONE 9(6): e98954. doi:10.1371/journal.pone.0098954 

Yoshioka A., Akasaka M., Kadoya T. (2014) Spatial prioritization for biodiversity restoration: a simple framework referencing past species distributions. Restoration Ecology. 36. 348-355.
    
Kadoya T., Washitani I. (2011) The Satoyama Index: a biodiversity indicator for agricultural landscapes. Agriculture, Ecosystems and Environment, 140 (1-2), 20-26
    
Kadoya T., Akasaka M., Aoki T., Takamura N. (2011) A proposal of framework to obtain an integrated biodiversity indicator for agricultural ponds incorporating the simultaneous effects of multiple pressures. Ecological Indicators, 11 (5), 1396-1402
    
Kuroe M., Yamaguchi N., Kadoya T., Miyashita T. (2011) Matrix heterogeneity affects population sizes of the harvest mice: Bayesian estimation of matrix resistance and model validation. Oikos, 120 (2), 271-279
    
Kadoya T., Washitani I. (2010) Predicting the rate of range expansion of an invasive alien bumblebee (Bombus terrestris) using a stochastic spatio-temporal model. Biological Conservation, 143 (5), 1228-1235

和文(最新6編)

木塚俊和, 石田真也, 角谷 拓, 赤坂宗光, 高村典子(2016)地理空間情報から推定した野生生物の生育・生息場所としての小規模止水域の空間分布. 保全生態研究, 21, 181-192.

角谷拓・赤坂宗光・竹中明夫 (2014) 相補性解析による効率的な保全に寄与する地域の地図化.景観生態学, 19(2), 111-119.
    
今井葉子,角谷拓,上市秀雄,高村典子 (2014)市民の生態系サービスへの認知が保全行動意図に及ぼす影響: 全国アンケートを用いた社会心理学的分析. 保全生態学研究. 19(1) 15-26.
    
関崎悠一郎・須田真一・角谷 拓・鷲谷いづみ (2012) ため池のイトトンボの分布に影響する間接要因としてのコイ.保全生態学研究, 17(1), 25-35.
    
宮崎佑介・松崎慎一郎・角谷 拓・関崎悠一郎・鷲谷いづみ  岩手県一関市のため池群においてコイが水草に与えていた影響.保全生態学研究. 15:291-295, 2010
    
前角達彦・須田真一・角谷 拓・鷲谷いづみ  東京区部西縁3区におけるチョウ相の変化とその生態的要因の関係.保全生態学研究 15:241-254, 2010.
    
角谷 拓  生物の空間分布・動態と生態的特性との関係:マクロ生態学からの視点. 日本生態学会誌. 60:187-192, 2010.



解説・総説(2009年以降/査読のあるもの)

Kadoya, T. Assessing functional connectivity using empirical data. Population Ecology 51:5-15, 2009.
    
天野達也・赤坂宗光・石濱史子・角谷 拓・杉浦真治・滝久智・山浦悠一・横溝裕行 日本の保全生物学が必要とするマクロスケールからの視点 . 日本生態学会誌. 60:385-392, 2010.
    
角谷 拓 生物の在・不在データをあつかう発見率を考慮した統計モデル. 保全生態学研究 15:133-145, 2010.

関連リンク

●2010年から2年かけて開催された「生物多様性評価の地図化に関する検討委員会(環境省主催)」の委員を務め、日本の生物多様性の現状等を評価した地図作成に貢献しました。成果物は環境省のホームページより公開されています。
 環境省「生物多様性評価地図」のページはこちら

●国立環境研究所ニュース31巻1号 (平成24年(2012年)4月発行) 特集「生物多様性」にて執筆した記事
「愛知目標 (愛知ターゲット)」の記事はこちら

Last updated Jan. 16, 2017