活動・研究成果の一覧
- 2024.7.2
琵琶湖分室のある大津市・柳が崎の湖岸で観察されたホンモロコの産卵について論文発表しました。馬渕浩司,西田一也 (2024) 琵琶湖の砂・礫・岩質湖岸におけるホンモロコの産卵:潜在的な産卵場所に関する新たな知見. 魚類学雑誌, 71(1), 111-120
- 2024.7.2
愛知県矢作川における特定外来生物チャネルキャットフィッシュの生息再確認について論文発表しました。吉田 誠, 山本大輔,鶴田博嗣 (2024) 愛知県矢作川における外来魚チャネルキャットフィッシュ生息の再確認. 伊豆沼・内沼研究報告, 18, 71–85
- 2024.7.2
特定外来生物チャネルキャットフィッシュによる希少なサナエトンボ類ヤゴの捕食事例について論文発表しました。吉田 誠, 宮脇勇伍 (2024) 外来魚チャネルキャットフィッシュによる希少なサナエトンボ科ヤゴの捕食. 伊豆沼・内沼研究報告, 18, 39–51
- 2024.7.2
矢作川水系における特定外来生物チャネルキャットフィッシュの分布情報を文献・データベース・採集記録に基づいて総整理し、論文発表しました。吉田 誠, 山本大輔,鶴田博嗣 (2024) 矢作川水系における外来魚チャネルキャットフィッシュの現状:分布情報の確度を考慮した生息域の再検討. 保全生態学研究, 早期公開
- 2024.3.18
琵琶湖周辺の水田地帯におけるフナ属魚類の産着卵の分布について論文発表しました。 - 2023.10.26
ダム下流に土砂を流す土砂バイパス事業が河川生態系に与える影響について論文発表しました。 - 2023.8.25
流域の農地利用が河川生物の移動量や方向性に影響することを、トビケラ一種の遺伝構造から明らかにした論文を発表しました。 - 2023.8.3
漂流ブイ(GPS/衛星通信機能付き)を用いた琵琶湖沖合における魚類の回遊調査手法の開発について論文発表しました。 - 2023.6.29
カマツカの産着卵を琵琶湖・北湖の礫浜湖岸において発見した成果について論文発表しました。 - 2023.6.22
市民の方からの情報提供により琵琶湖南湖の流入河川へのビワマスの産卵遡上個体を採集し、科学的根拠(標本)を伴う本亜種の最南端遡上記録として論文発表しました。馬渕浩司, 西田一也, 吉田誠 (2023) 琵琶湖の南湖へ流入する都市小河川へのビワマスの遡上記録. 魚類学雑誌, 早期公開
- 2023.5.24
田んぼや河川、池などの陸水景観の多様度を表す「さとがわ指数」を開発し、濃尾平野の魚類・トンボの種多様性で検証した論文を発表しました。 - 2023.4.1
琵琶湖分室のメンバーを更新しました。 - 2022.12.27
琵琶湖に生息する植物プランクトンを紹介するギャラリー公開しました。 - 2022.11.17
琵琶湖と直接つながるビオトープ池においてギンブナ(滋賀県RDB:要注意種)の産卵調査および音響テレメトリ調査を行い、産卵や複数年にわたる回帰を確認しました。 - 2022.11.22
木育ワンダーパーク2022でミニセミナーを開催しました! - 2022.9.8
琵琶湖の固有種ホンモロコの湖岸における産着卵の分布状況について、野外調査と文献調査により最近80年の変遷を明らかにした論文を発表しました。馬渕浩司, 西田一也, 吉田誠 (2022) 琵琶湖沿岸におけるホンモロコ産着卵の分布:野外および文献調査に基づく最近80年の歴史的変遷. 魚類学雑誌, 早期公開
- 2022.9.8
琵琶湖に流入する幹線排水路・中小河川では、改修済みであってもニゴロブナ、ホンモロコなどの魚類が産卵場として利用することを報告しました。西田一也, 馬渕浩司, 吉田誠 (2022) 琵琶湖北東部に流入する改修済み幹線排水路・中小河川におけるコイ科魚類の産着卵の出現状況. 農業農村工学会論文集, 90(1), p. IV_9-IV_12
- 2022.9.8
飛翔・遊泳する動物が移動時のエネルギー消費を節約する方法について、行動生態学の視点から解説しました。吉田誠, 阿部貴晃, 菊地デイル万次郎, 木下千尋, 中村乙水 (2022) 飛翔・遊泳する動物の移動におけるエネルギー制約と、形態や移動様式によるコスト節約. 日本生態学会誌, 72, 95–107
- 2022.9.8
密閉系での酸素消費速度実験とデータ同化を用いた大阪湾の貧酸素水塊規模の推計についての論文を論文リストに追加しました。 - 2022.7.21
琵琶湖を中心に営まれる伝統的な漁業や環境に配慮した取り組みが「世界農業遺産」として選定されました。 国立環境研究所 琵琶湖分室では、琵琶湖の湖岸や周辺水田において魚類を中心とした生物の生態調査を行なっており、世界農業遺産の認定機関である国連食糧農業機関の現地調査の際には、滋賀県からの要請を受けて西田一也高度技能専門員が、湖岸の水田地帯が琵琶湖固有種であるニゴロブナ等の繁殖・成育場となっていることを解説しました - 2021.7.21
研究紹介動画を公開しました「琵琶湖コイ・フナの1年を追跡せよ!固有種と食文化を救う最新科学の挑戦」 - 2022.7.12
石垣島に生息する希少淡水魚の合同調査に参加しています - 2022.7.12
琵琶湖分室のメンバーを更新しました - 2022.4.28
琵琶湖生物標本データベースを公開しました - 2022.4.21
分室長挨拶を更新しました - 2022.4.12
琵琶湖分室のメンバーを更新しました - 2022.1.27
湖の植物プランクトンがうける光阻害にはサイズ依存性があることを報告しました - 2022.1.27
動物プランクトンに付着する藻類の光生理測定法を提案しました - 2021.10.6
『地理総合』学校教育支援サイトに「琵琶湖・マザーレイクゴールズ(MLGs13):持続可能な地域づくりとはどのようなことですか」を寄稿しました 2021.10.12 - 2021.10.6
琵琶湖の人工ヨシ帯におけるゲンゴロウブナの産卵状況を報告しました - 2021.3.24
【国立環境研究所×Biome】スマホアプリを用いた外来魚『アメリカナマズ』の全国調査を実施」をプレスリリースしました - 2021.2.24
高速フラッシュ蛍光光度計を用いた琵琶湖の総一次生産測定法についての論文を発表しました - 2020.11.20
12/12開催「2020年度びわ湖の日滋賀県提携龍谷講座」で、馬渕浩司主任研究員が「在来コイからみえてくる琵琶湖の課題」というテーマで講演します - 2020.11.20
コイ目線で捉えた琵琶湖の生物の水中映像をまとめたデータペーパーを公開しました - 2020.11.20
従来よりも容易に実施できる湖沼底泥酸素消費量測定手法を開発しました - 2020.10.30
琵琶湖の過去30年に渡る細菌生産量の減少についての論文を発表しました。またこの論文はILTER(国際長期生態学研究ネットワーク)ニュースレター でも紹介されました - 2020.10.9
琵琶湖に生息するイシガイ科12種をDNAで識別するためのプライマー設計に成功しました - 2020.8.26
プロジェクト紹介ページを追加しました - 2020.8.19
プロジェクト紹介ページを追加しました - 2020.5.19
標本では初記録となる南湖のビワマスについての論文が早期公開されました馬渕浩司, 西田一也, 吉田誠, 桑原 雅之 (2020) 琵琶湖南湖の南部で得られたビワマス成熟雄の記録. 魚類学雑誌, 印刷中
- 2020.4.1
琵琶湖分室のホームページがオープンしました。