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奄美大島における野外に生息するネコの管理計画策定に向けた社会的課題
Social challenges of spatial planning for outdoor cat management in Amami Oshima Island, Japan

著者       
Mameno, K., Kubo, T., Suzuki, M.
雑誌名       
Global Ecology and Conservation,10,184-193. DOI:10.1016/j.gecco.2017.03.007       
受理・掲載日
2017年3月9日 受理、2017年4月12日 掲載
概要

世界自然遺産を目指す奄美大島ではネコによる野生動物の捕食が問題となっている。本研究では地域住民が野外に生息するネコやその管理に対してどのような認識を有するのか、明らかにする。分析の結果、多くの住民が森林部に生息するネコは排除するべきであり、その方法としてはネコを捕獲し、新たな飼い主を探すのが望ましいと考えていることが示された。一方、市街地や集落に生息するネコや現行の市街地や集落でのTNR(捕獲後、避妊去勢手術を行い再度放獣)という管理方法の適用には、ネコの飼い主と飼い主以外で意見の相違があり、今後合意形成をはかっていく必要があることが示唆された。


避妊去勢手術が実施され、放獣される集落に生息するネコ


集落外に生息しているネコ