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開催の目的

「環境カフェ」は、専門や職業の枠を超えた市民(高校生や学生もふくむ)の交流(対話と協働)による社会コミュニケーションです。自然と社会(経済)と生命(人)のかかわり(共生、循環、多様性)の理解から「人間であること」「いかに生きていくか」をともに考えます。それにより社会のなかで「よりよく生きる」ための「倫理的な自己*」になることを目指します。なお、「環境」は自然だけでなく、人びとの社会や歴史・文化をふくみます。

*「環境と生命の倫理」(地球倫理)に基づく自己。地球倫理は「環境倫理」と「生物倫理」「人間倫理」のこと。



開催の目標(2つの意義)

「共感の場」

市民の対話を通じてともに「学ぶ」「考える」ための実践(協働)の場です。環境に関する話題について参加者がそれぞれの経験(感じたこと、知ったこと、考えたこと)を公平に聴き合い価値観を共有できる「共感の場」にします。

「経験の向上」

参加者はそれぞれの経験を聴き合うことで、新しい気づきとそれによる「経験の向上」につなげます。

開催方法(参考)

公共のカフェなどを利用して、専門家などからの話題提供ののち、参加者が対話を通じてそれぞれの経験を公平に聴き合います。全体で90〜120分程度。6〜8名ほどの参加者により開催。参加者についてはSNSやビラなどで募集。なお、FacebookとTwitterはともに「環境カフェ」で設定しています。

対話について:全参加者がお互いを仲間と考え、新しい気づきを喜ぶようにする。相手に議論で勝つことが目的なのではなく、お互いの間に新しい意味が生まれるようなクリエイティブな関係を目指す。

左:専門家からの話題提供/右:参加者同士がそれぞれの経験を聴き合う

経験を付箋に記録し、整理する


関連書籍・発表

書籍

・ 多田満『レイチェル・カーソンに学ぶ環境問題』(東京大学出版会、2011年)
・ 多田満『センス・オブ・ワンダーへのまなざし──レイチェル・カーソンの感性』(同上、2014年)
・ 多田満『レイチェル・カーソンはこう考えた』(ちくまプリマー新書、2015年)

誌上発表

・ 多田満(2016)「環境カフェ」─社会コミュニケーションの実践, ASLE-Japan Newsletter (40):4

口頭発表

・ 多田満(2015)環境に関する社会コミュニケーションの理論と実践. 環境科学会2015年会,同講演要旨集, 13
・ 多田満, 戸祭森彦(2016)「社会に向き合う生態学」─社会コミュニケーションの理論と実践. 日本生態学会第63回全国大会
・ 多田満(2016)生態学における社会コミュニケーション─理論と実践. 同上
・ 多田満, 戸祭森彦(2016)環境に関する社会コミュニケーションの実践─「環境カフェ」を例に, 環境科学会2016年会, 同講演要旨集, 9
・ 多田満(2017)科学詩─社会コミュニケーションツール. 日本生態学会第64回全国大会

開催記録

2016年度の記録

(担当:環境ストレス機構研究室 多田 満)

Last updated Mar. 27, 2017