本文へ グローバル・メニューへ 国立環境研究所 福島地域協働研究拠点のメニューへ
ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

地域における「脱炭素社会ビジョン」策定の手順

研究・活動内容

『地域における「脱炭素社会ビジョン」策定の手順』を作成・公開しました

公開日:2021年3月5日
更新日:2023年7月24日

 国⽴環境研究所福島地域協働研究拠点地域環境創生研究室室長の五味馨らの研究チームは、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」や「ゼロカーボン」をめざす地方自治体が具体的な目標を立て、行動計画を策定するための参考としてマニュアルを作成しました。
 このマニュアルを活⽤することで地域で何をすべきかが明確になり、脱炭素社会を⽬指す取り組みの助けになることが期待されます。

内容
温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」や「ゼロカーボン」をめざす地⽅⾃治体が具体的な⽬標を⽴て、⾏動計画を策定するための参考となるマニュアル
目次

1. 脱炭素社会ビジョン策定の概要
(1) 地域で脱炭素社会を実現するための課題と脱炭素社会ビジョン策定の意義
(2) バックキャスティング
(3) 意思決定と関連計画
(4) 脱炭素社会ビジョン構築の体制
(5) 全体の⼿順
(6) フォローアップ
コラム:低炭素から脱炭素へ

2. 脱炭素社会ビジョン策定の各ステップの内容と検討事項
(1) 枠組みの設定
(2) 対策候補の情報整備
(3) ⽬標とする将来像の描写
(4) 必要な施策・事業とシナジー・トレードオフの分析
(5) ロードマップの作成と主体毎のアクションの整理
コラム:国・地方脱炭素実現会議による「地域脱炭素ロードマップ」について

3. 脱炭素対策の候補リスト
(1) エネルギー
コラム:地域における脱炭素ビジョンの実現にむけた「パターン・ランゲージ」の活用
(2) ⾮エネルギー
(3) 脱炭素対策技術の情報源

4. 将来シナリオの定量化⼿法
(1) 利⽤可能な将来シナリオの定量化⼿法と複雑性・難易度
(2) 手法ごとのメリット・デメリットの考慮と適切な手法の選定
コラム:脱炭素対策シミュレーションのWEBツール
(3) エネルギーからのCO2排出量推計の基本的な考え方
(4) 分野毎の定量化手法

5. 脱炭素社会づくりと多課題解決
(1) 気候変動対策とSDGs:相乗効果とトレードオフ
(2) 地域循環共⽣圏による「統合的アプローチ」

6. 地域における脱炭素社会ビジョン策定の事例
(1) 「大熊町ゼロカーボンビジョン」(福島県大熊町)
(2) 「三島町ゼロカーボンビジョン」(福島県三島町)

報道発表

  • ふくしまの環境のコト、知ってる?「ふくしまから地域と環境の未来を考えるWebマガジンFRECC+(フレックプラス)」
  • 研究記事ナビ 知りたい研究の内容が分かる記事にナビゲートします
  • 環境の“知”を、地域とともに。福島拠点タグライン
  • 3Dふくしま
  • 生態系を活用した適応策のための気候リスクアセスメントガイドブック
  • 野鳥のこえからわかること
  • 国立環境研究所災害廃棄物情報プラットフォーム
  • 日本原子力研究開発機構
  • 福島県環境創造センター
  • 福島県

国立研究開発法人
国立環境研究所
福島地域協働研究拠点

〒963-7700
福島県田村郡三春町深作10-2
TEL:0247-61-6561

ページの先頭へ戻る グローバル・メニューへ戻る 本文へ戻る 国立環境研究所 福島支部のメニューへ戻る