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研究・活動内容-環境影響・修復研究 環境影響評価・管理-第5期:研究の概要

第5期中長期計画(2021-2025年度)の研究

研究・活動内容

環境影響・修復研究(環境影響評価・管理)

研究の概要

原発事故による避難指示区域内外を対象に、自家採取食物の採取活動と摂取に伴う被ばくリスクの評価と低減手法の開発を行うとともに、淡水環境における生物利用性放射性セシウムの生態系への移行と、未除染地域の除染を想定した生態系サービスへの影響評価、及び生態系モニタリングに基づき予測した里地・里山環境における人と野生生物との関係性の変化による影響評価を行います。

具体的には以下の3つの課題に取り組みます。

課題
  • 1. 里地里山での生活における内・外部被ばく線量の評価と、山菜やキノコに含まれる放射性セシウム濃度を低減する効果的な手法の提示を目的として、里地里山(モデル地域)での山菜やキノコなどの原発事故前後における消費傾向の変化や、山歩きによる被ばく線量の評価を行うとともに、山菜やキノコ類における放射性セシウムの動態解明と低減手法の開発を行います。
  • 2. 未除染地域において除染を行った場合に淡水環境の放射能汚染がどの程度軽減されるか、また淡水魚の出荷再開を含め費用便益評価がどの程度発生するかを評価することを目的として、淡水環境中における放射性セシウムの生態系への移行経路の解明、ダム湖における生物利用性放射性セシウム動態を再現するモデルの構築と将来予測、およびさまざまな除染シナリオに対する工費等のコストと生態系サービス等のベネフィットの予測を行います。
  • 3. 生態系サービス管理効果指標・予測モデルの確立と一般化避難指示区域内における感染性ウイルスの分布状況を提示することを目的として、里地里山指標生物群及び害獣などの動態・分布モデルの開発と管理効果の評価、野生動物が媒介する感染症の現状把握、簡易モニタリング手法の開発及び感染症リスク評価(SFTS、豚熱等)、里地里山の自然とのふれあいの再生に資する生態系モニタリングツール及びモニタリングシステムの開発と改良を行います。
環境影響・修復研究(環境影響評価・管理)の概要
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