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サブテーマ4-1
災害・事故時に活用可能な情報基盤の整備

 本テーマでは、災害・事故への対応において基礎となる化学物質の存在量をPRTR等の基礎データに基づき推計する手法を開発し、化学物質の所在や性状等に関する情報基盤データベースを構築し、地理情報システム(GIS)による地図表示機能を整備する。また、これらの情報基盤を災害発生直後に地域内外の環境部局だけでなく消防防災部局などの各機関でどのように共有し協力体制を構築するかについて検討する。

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災害・事故時に活用可能な情報基盤の整備に関する研究の体系図

リーダーから一言:サブテーマ4-1リーダー(研究テーマ4リーダー)

「環境研究部環境調査グループリーダー中村智」の写真
地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
環境研究部 参事
中村 智

 現在、南海トラフ巨大地震等の大規模災害に対する国土防災の確立が緊急に求められる中、災害・事故時の対応の主力となる自治体の機能が十分果たせるよう、工場等で保管されている化学物質の把握を体系的に行う等、化学物質リスクへの対応力強化の早急確立が必須と考えています。

環境省
独立行政法人 環境再生保全機構
地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所