世界の出生コホート研究~Part1~

ALSPACのイラスト

エコチル調査の大先輩!イギリスの3世代出生コホート研究「ALSPAC(アルスパック)」

イギリスのBristol(ブリストル)で実施されているALSPACは、エコチル調査より約20年早くスタートした出生コホート研究です。ALSPACにはお母さん(主に60代)とそのお子さん(主に30代)、さらにお子さんのお子さんも参加していて、3世代に渡っての追跡調査を今も続けています。このように長期に渡ってお母さんやお子さんを追跡調査することで、お子さんが小さい頃に暮らした環境が、子どもの時の健康だけでなく、大人になった後の健康にどう関係するか明らかにすることができます。

エコチル調査も13歳以降の調査継続が決定しましたが、ALSPACのように先に始まっている研究から多くを学び、長く調査を続けていけるようにみんなで考えながら調査を進めていきます。

参加者・市民はALSPACの研究パートナー

ALSPACにはAPPAP(ALSPAC Participant and Public Advisory Panel;参加者・公的アドバイザリーパネル)があり、ALSPACの研究計画・デザイン、評価、研究結果の普及などに関してアドバイスや指導を行っています。また、15歳から参加できるParticipant advisory panel(参加者アドバイザリーパネル)もあり、定期的な会議でデータ収集などについて話し合っています。このように、ALSPACは参加者・市民が研究パートナーとなってコホート調査が継続しています。エコチル調査も参加者のみなさんからのご意見を参考にし、調査に活かしていけるよう、エコチル調査のオリジナル参加者アドバイザリーパネルの発足を検討していきます。