新たなヨシ群落保全プロジェクト 第2ステージで講演しました!

掲載日:2025.7.15

 令和7年6月26日(木)に開催された「新たなヨシ群落保全プロジェクト 第2ステージ」にて馬渕分室長が「在来魚の産卵場所としての琵琶湖ヨシ帯:魚種の違いに着目して」と題した講演を行いました。

 同プロジェクトは淡海環境保全財団が主催し、同財団が琵琶湖で進める新たなヨシ群落保全整備事業において、参加者(企業・行政・研究・学生)とともに「これから目指すべきヨシ群落の姿」を考え、ワークショップを通じて考えられたアイディアや声を実際の整備事業に活かす取り組みです。
 その第2ステージで馬渕分室長から、琵琶湖在来魚の産卵場所としてのヨシ帯の重要性と、魚種によって好む産卵環境が異なることから、ヨシ帯だけでなくその周辺環境にも配慮し、多様な植生帯や水辺環境が重要であることを説明し,講演後に行われたワークショップでは参加者が検討したヨシ群落の整備方法について、生物多様性の観点からアドバイスやコメントしました。

図の説明
矢橋帰帆島ベース展示スペースを利用した講演の様子
図の説明
ワークショップでは参加者の検討案にコメントしました