水環境体験学習ツアー(3月度)で
びわ湖を身近に感じてもらう体験会を開催しました!
掲載日:2025.4.23
令和7年3月16日に淡海環境プラザ(草津市)で開催された「見学&体験で楽しく学ぼう in 矢橋帰帆島 水環境体験学習ツアー」(参加対象:小学生+保護者、2月16日開催に続き2回目)にて、霜鳥主任研究員を講師に、矢橋帰帆島ベース・ラボ1、ラボ2にて、「びわ湖のいきものと水質の関係のはなし」体験会を開催しました。
ラボ1ではびわ湖の魚の観察と、新種のボルボックス「ビワコエンシス」 のやプランクトンの顕微鏡観察を行いました。
ラボ2では、Down-flow Hanging Sponge(スポンジ担体を用いる散水ろ床)を導入した水質改善によるびわ湖産淡水真珠の稚貝育成研究(滋賀県水産試験場との共同研究)の概要を説明し、実際に採取した稚貝を観察してもらいました。
魚の観察では参加した子供たちは目の前の生きている魚に触れられることに最初は驚いたり、怖がったりしていましたが、最後には両手に乗せて記念写真を撮ったり思い思いに楽しんでいました。
また顕微鏡観察では、動いている「ビワコエンシス」を見て、きれいな緑色に驚いたり、どうやって新種を発見したのかなどを霜鳥主任研究員に質問していました。
ラボ2でも、参加者が実験装置を目の前に、実験の説明を一生懸命聞いている姿が印象的でした。
同行されている保護者から、こんなに笑い声をあげて楽しそうにしている子供を久しぶりに見ました、と言っていただきました。