⿓⾕⼤平安⾼校の探究活動の取材を受けました!

掲載日:2024.11.20

 令和6年10月29日(火)に、龍谷大平安高校2年生の生徒4名が授業の探究活動として琵琶湖分室を訪問しました。「身近な河川の生態環境」についての調査・学習の一環として、琵琶湖の生態系とそれに対する現在の取り組みについて取材をするのが目的です。馬渕分室長がまず、分室で行っている琵琶湖の在来コイ科魚類の産卵・回遊調査について紹介し、その内容を元に、西田高度技能専門員も交えて話し合いや質疑応答を行いました。

 取材後の感想として、「生物の数を増やせばよい、と思っていたので、その後の生育環境のことまで考えるなど、視野が拡がりました」や、「(コイ・フナ類の行動調査を聞いて)魚の動きの統計を取り、動きの調査に興味がわきました。魚の動きや生態を誰かに伝えたいと思いました」といった感想をいただきました。

 屋内での取材の後には、フィールドが見たいとのご要望に答えて、分室近くの琵琶湖岸に出て、春にはホンモロコの産卵場となる砂礫浜の見学を行いました。

図の説明
分室での研究を紹介しています
図の説明
分室近くの湖岸(柳が崎湖畔公園)にてホンモロコの産卵場を見学しました