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G-CIEMS 動作環境

モデルプログラムおよびユーザーインターフェースプログラムを利用するために必要なシステム要件を記載します。

OS等

本プログラム群はMicrosoft Windows 11Pro環境で動作確認を実施しました。なお、全てのエディションでの動作確認はできていません。

メモリ・ハードディスク

日本全国を同時計算するなど大きなデータを扱う際には実行時に大容量のメモリとハードディスクの空き容量を必要とします。動作には最低2GB以上のメモリとIntel Pentium 4 2.0GHz相当以上のCPUが必要となります。基本的には4.0GB以上のメモリと、Intel Pentium 4 3.0GHz相当以上のCPUでの実行を推奨します。AVX2命令を実行可能な第 4、5、6 世代インテル🄬Core™プロセッサーおよびインテル🄬Xeon🄬プロセッサー E3 v3/E5 v3/E7 v3/E3 v4/E5 v4/E7 v4 ファミリー以降のCPUと高速なメモリでは実行速度が向上します。プログラムは実行時にプロセッサー数に対応するスレッドを生成するので、マルチプロセッサの利用は有効です。


モデルプログラム実行時には、ハードディスク上に約2.5GBの空き領域が必要になります。

必要なソフトウェア

モデルの入出力データの作成・確認にはMicrosoft Accessが必要です。MS Accessのバージョンが32ビットか64ビットかに応じて、対応した実行ファイル群が異なります。32ビット用実行ファイル群は「bin_x86」フォルダに、64ビット用実行ファイル群は「bin_x64」フォルダにそれぞれ格納されています。なお、モデル出力データのファイル形式はMS Accessのmdb形式またはaccdb形式ですのでご注意ください。


MS Officeについては、Office365で動作確認しました。OSについてはWindows 11 Pro(64bit)にて動作確認しました。MS Accessがインストールされていれば原則として動作するはずですが、環境によってMS Accessデータベースエンジン2016再頒布可能コンポーネント(https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=54920)のインストールが必要になる場合があります。本プログラムを実行しても動かない場合は上記コンポーネントのうちインストール可能なものを利用してください。MS Accessデータベースエンジン2016再頒布可能コンポーネントには32ビット版(accessdatabaseengine.exe)と64ビット版(accessdatabaseengine_X64.exe)が存在しますので、インストールしたバージョンに対応した実行ファイル群(bin_x86またはbin_x64)を利用してください。なお、全てのOSやOfficeのバージョンで確認できた訳ではありませんので、その点ご了承ください。

GPU試行版について

GPU(Graphic Processing Unit, 現在はNVIDIA製A100のみで動作)での試行版を用意しました。Windows 10 Pro 64bit版にA100 GPUを組み込んだ環境で通常版に対して十倍以上の速度向上の可能性があります。ご関心の方はお問合せお願いします。