化学物質詳細情報

硫酸ジエチル

chem_id:YOT00479

CAS RN®:64-67-5

化学物質名(和名):硫酸ジエチル

化学物質名(英名):DIETHYLSULFATE

記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています

化学物質名(別名)

物質名称 出典
ジエチル硫酸 環境分析法(その他) 他
硫酸ジアルキル(C=1~3) 経済産業省-製造輸入量
硫酸ジエチル KIS-NET 他
Diethyl sulfate 環境分析法(その他) 他
Diethyl sulfate (NB: Overall evaluation upgraded from 2B to 2Awith supporting evidence fromother relevant data) 国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)
diethyl sulphate 経済産業省-製造輸入量 他
DIETHYLSULFATE KIS-NET

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 無色油状液体 KIS-NET
臭気 わずかなエーテル臭 KIS-NET
その他特徴 毒物 KIS-NET
分子量 154.18 154.2 KIS-NET
比重 1.17 1.17 KIS-NET
比重測定温度 23 25 deg C KIS-NET
蒸気密度 5.31 5.31 KIS-NET
溶解度記述 水に不溶。熱湯でエチル硫酸とエタノールに分解。水に不溶であるが徐々に分解。 KIS-NET
蒸気圧 1 1 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 47 47 deg C KIS-NET
オクタノール/水分配係数 1.14 1.14 KIS-NET
融点 -25 -24.5 deg C KIS-NET
沸点 208 208 deg C KIS-NET
燃焼性 熱、火炎にさらすと燃えやすい。 KIS-NET
発火点 436 436 deg C KIS-NET
引火点 104 104 deg C KIS-NET
混合危険性 酸化性物質と反応。3,8-ジニトロ-6-フェニルフェナンスリジン+水と激しく反応 KIS-NET
混合発火危険性程度 鉄+水で爆発性水素ガスを形成。t-ブトキシドカリウムと接触で発火。 KIS-NET
熱分解性 SOxの有毒ガスを発生。 KIS-NET
生物分解性 良好 KIS-NET
その他の化学反応 熱水で急激にエチル硫酸とエタノールに分解。 KIS-NET
熱安定性    不安定 KIS-NET
生物分解性 良分解性 METI_既存点検

用途

用途
輸出
中間物
紙用添加剤

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
環境基本法 環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前) 296 硫酸ジエチル LINK

注釈

(注) 平成25年度に「水環境保全に向けた取組のための要調査項目リスト」が改訂されました。それに伴い、改訂前の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前)」、改訂後の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)」とそれぞれ別のカテゴリとして整理しています。なお、「環境中濃度測定値」では、要調査項目モニタリングの対象物質ではなく参考として測定された場合も含めて掲載しています。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(既存物質情報) Japanチャレンジ 硫酸ジエチル LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) 硫酸ジエチル LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限(または合計数量) 範囲上限(または合計数量)
2001 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 2-1673 硫酸ジアルキル(C=1~3) 1000.00 10000.00

注釈

(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LCL0 4 時間 250 250 ppm

発がん性評価

評価機関 評価結果 評価結果詳細 リンク
IARC 2A Probably carcinogenic to humans
NTP B Reasonably Anticipated To Be Human Carcinogen

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1991 EPA IRIS Diethyl sulfate ( last_significant_revision : 1991/10/01) - LINK
1999 IARC AGENTS REVIEWED BY THE IARC MONOGRAPHS 54, 71/ 1999 - LINK
1999 IPCS ICSC ICSC:0570 DIETHYL SULFATE (Date of Peer Review: March 1999) - LINK
2006 NTP Report on Carcinogens (RoC) NTP Page 97 - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

該当データがありません。

許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

該当データがありません。

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

事故時処理内容
水噴霧
防止堤で囲む

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1986 99 10761 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8270B: SEMIVOLATILE ORGANIC COMPOUNDS BY GAS CHROMATOGRAPHY/MASS SPECTROMETRY (GC/MS): CAPILLARY COLUMN TECHNIQUE

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

ページトップへ