化学物質詳細情報

マラソン

chem_id:YOT00443

CAS RN®:121-75-5

化学物質名(和名):マラソン

化学物質名(英名):MALATHON

記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています

化学物質名(別名)

物質名称 出典
S―1,2―ビス(エトキシカルボニル)エチル O,O―ジメチル ホスホロジチオアート(別名マラチオン又はマラソン) 農薬取締法 登録農薬保留基準-水質汚濁
ジチオりん酸O,O-ジメチル-S-1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル PRTR 対象物質選定基準 他
ジチオりん酸O,O-ジメチル-S-1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル(別名:マラソン又はマラチオン) 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査)
ジチオりん酸O,O-ジメチル-S-1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル(別名マラソン又はマラチオン) 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他
マラソン 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他
マラチオン 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査) 他
マラチオン(マラソン) 水道法 水質管理目標設定項目 他
Malathion 環境分析法(その他) 他
MALATHON KIS-NET
O,O-dimethyl S-1,2-bis(ethoxycarbonyl)ethyl phosphorodithioate; malathon; malathion 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 黄色ないし褐色液体 KIS-NET
臭気 低純度のものは特異臭あり。 KIS-NET
分子量 330.38 330.38 KIS-NET
比重 1.23 1.23 KIS-NET
比重測定温度 25 25 deg C KIS-NET
溶解度記述 水にはほとんど不溶 KIS-NET
蒸気圧 4e-05 0.7 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 30 156 deg C KIS-NET
オクタノール/水分配係数 2.36 2.36 KIS-NET
融点 2.85 2.85 deg C KIS-NET
加水分解性 水分で緩慢な分解 KIS-NET
酸アルカリ分解性 アルカリに不安定。中性付近を除き、酸,アルカリで容易に加水分解される。 KIS-NET
光分解性 光に安定 KIS-NET
熱分解性 熱にやや不安定 KIS-NET
その他の化学反応 PH12以上で急速分解 KIS-NET
水安定性    安定 KIS-NET
酸塩基安定性  不安定 KIS-NET
光安定性    安定 KIS-NET
熱安定性    不安定 KIS-NET
生物分解性 難分解性 METI_既存点検
生物濃縮性 低濃縮性 METI_既存点検

用途

用途
殺虫剤
殺虫殺菌剤

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
環境基本法 環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前) 265 マラチオン (マラソン) LINK
環境基本法 環境基準 要調査項目(水質) 191 マラチオン(マラソン) LINK

注釈

(注) 平成25年度に「水環境保全に向けた取組のための要調査項目リスト」が改訂されました。それに伴い、改訂前の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前)」、改訂後の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)」とそれぞれ別のカテゴリとして整理しています。なお、「環境中濃度測定値」では、要調査項目モニタリングの対象物質ではなく参考として測定された場合も含めて掲載しています。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(規制等)【H21改正前】 化審法第三種監視化学物質(改正前) 181 ジチオりん酸O,O-ジメチル-S-1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル(別名マラソン又はマラチオン) LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) ジエチル=2-[(ジメトキシチオホスホリル)チオ]スクシナート(別名ジチオりん酸O,O-ジメチル-S-1,2-ビス(エトキシカルボニル)エチル、マラソン又はマラチオン) LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正前】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質(改正前) 155 ジチオりん酸O・O―ジメチル―S―一・二―ビス(エトキシカルボニル)エチル(別名マラソン又はマラチオン) LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正後】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質 197 ジチオりん酸O・O―ジメチル―S―一・二―ビス(エトキシカルボニル)エチル(別名マラソン又はマラチオン) LINK
農薬取締法 登録農薬有効成分 マラソン LINK
農薬取締法 登録保留基準(水質汚濁) 第3条第1項第4号 (H18年8月3日より前) S―1,2―ビス(エトキシカルボニル)エチル O,O―ジメチル ホスホロジチオアート(別名マラチオン又はマラソン) LINK
農薬取締法 公共用水域水質指針 マラチオン(マラソン) LINK
食品衛生法 食品の成分に係る規格(残留基準)が定められている物質 第370号第1Aの6又は7又は9 マラチオン LINK
水道法 水質管理目標設定項目 15(農薬類) リスト番号=110 マラチオン(マラソン) LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
内分泌かく乱作用 SPEED98 27 マラチオン LINK

PRTR制度

●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。
●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 都道府県 届出排出量(大気) 届出排出量(水域) 届出排出量(土壌) 届出排出量(埋立) 届出移動量(下水道) 届出移動量(事業所外) 届出外排出量(対象業種) 届出外排出量(非対象業種) 届出外排出量(家庭) 届出外排出量(移動体) 排出量総計 単位
2001 全国 0 0 0 0 4 2034 125 170243 170369 kg/年
2002 全国 0 0 0 0 3 1694 59 140116 24787 164962 kg/年
2003 全国 0 0 0 0 3 1516 70 163856 190 164115 kg/年
2004 全国 0 0 0 0 4 1841 155116 155116 kg/年
2005 全国 0 0 0 0 3 1808 160953 160953 kg/年
2006 全国 0 0 0 0 4 1377 148473 148473 kg/年
2007 全国 0 0 0 0 2 1268 4 123830 123834 kg/年
2008 全国 0 0 0 0 0 1428 1 139318 139319 kg/年
2009 全国 0 0 0 0 0 659 0 144616 144616 kg/年
2010 全国 0 0 0 0 0 516 0 130678 130678 kg/年
2011 全国 0 0 0 0 0 552 0 117752 117752 kg/年
2012 全国 0 0 0 0 0 697 0 119527 119527 kg/年
2013 全国 0 0 0 0 0 346 0 112424 112424 kg/年
2014 全国 0 0 0 0 0 165 0 113339 113339 kg/年
2015 全国 0 0 0 0 0 349 0 107519 107519 kg/年
2016 全国 0 0 0 0 0 183 103275 103275 kg/年
2017 全国 0 0 0 0 0 545 105919 105919 kg/年
2018 全国 0 0 0 0 0 551 90907 90907 kg/年
2019 全国 0 0 0 0 0 374 84721 84721 kg/年
2020 全国 0 0 0 0 0 261 82274 82274 kg/年
2021 全国 0 0 0 0 0 599 73248 73248 kg/年
2022 全国 0 0 0 0 0 782 0 72064 0 0 72064 kg/年

注釈

(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。

(注2) 本ページ上部の「県指定」で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ (ダイオキシン類を除き小数点第1位まで)の合計について小数点第1位で四捨五入した値 (経済産業省公表:届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1.排出・移動先別の集計-全国・業種別) であり、「県指定」で得られる各都道府県別の値(経済産業省公表:個別事業所データ)を全国分合計した値とは 異なる場合があります。

●以下リンク先で、事業所ごとの排出量や移動量、推定在庫量等の情報が確認できます。
:本物質の届出事業所を地図上に表示することができます(ただし、地図を拡大しないと検索できない点にご留意ください)。
:本物質の届出事業所リストを都道府県、市区町村と絞り込んで表示することができます。

環境中濃度測定値

年度 都道府県 調査名 媒体 検出地点数 調査地点数 検出検体数 調査検体数 最小値 最大値 算術平均 幾何平均 検出下限 単位 備考
1993 全国 化学物質と環境(環境省) 魚類 0 17 0 51 (0.069) μg/g-wet
1993 全国 化学物質と環境(環境省) 水質 0 17 0 51 (0.06) μg/L
1993 全国 化学物質と環境(環境省) 大気 0 18 0 54 (25) ng/m3
1993 全国 化学物質と環境(環境省) 底質 0 17 0 51 (0.06) μg/g-dry
2004 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 0 77 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 定量下限値 0.1 μg/L
2004 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(湖沼) 0 5 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 定量下限値 0.1 μg/L
2004 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 地下水 0 20 <0.1 <0.1 <0.1 <0.1 定量下限値 0.1 μg/L
2005 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 1 75 <0.05 0.14 <0.05 <0.05 検出下限値 0.05 μg/L
2005 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(湖沼) 0 5 <0.05 <0.05 <0.05 <0.05 検出下限値 0.05 μg/L
2008 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 0 30 <0.5 <0.5 <0.5 <0.5 定量下限値 0.5 μg/L
2009 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 1 30 <0.05 0.07 <0.05 <0.05 定量下限値 0.05 μg/L

注釈

複数の情報源のデータを一つの表で記載するために、情報源によって異なる定義の数値を記載していますのでご注意ください。

(注1) 有害大気汚染物質モニタリング:地点数、検体数、年平均値の最大、最小、平均を表しています。

 検出地点数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点数
 調査地点数:全調査地点数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)
 検出検体数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点における検体数
 調査検体数:全検体数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)

 最小値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最小値
 最大値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最大値
 算術平均:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の算術平均(有効数字3桁目を四捨五入)

(注2) 要調査モニタリング:環境省「要調査項目等存在状況調査結果」に記載された物質(要調査対象物質以外の物質などを含む)について記載しました。値の算出方法に関しては データの出典ページをご参照ください。シアナミド(2014年度)、銅およびその化合物(2016年度)については、資料内で下限値が統一されておらず、分析結果の表内の値を採用しました。なお、算出前の値に関しては 環境省HPをご参照ください。

* : 2021年度の1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカンについては、各異性体(α、β、γ、δ、ε)の集計値です。

(注3) 黒本調査:捕捉説明として、以下の記載を参照ください(環境省「化学物質と環境 化学物質環境調査結果概要一覧表」より)。

* : 同族体その他該当物質ごとの検出下限値の合計とした。

** : 水素化テルフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークのうち、分子量242のものをHT242a~HT242dとし、分子量236のものをHT236a~HT236cとして測定、定量した。

*** : ジエチルビフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた4本のピークを DDa~DDdとして測定、定量した。

**** : ジベンジルトルエンについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークを DTa~DTgとして測定、定量した。

***** : HCH類の大気については、2003年度から2008年度に用いた大気試料採取装置の一部からHCH類が検出され、HCH類の測定に影響を及ぼすことが判明したが、個別のデータについて影響の有無を遡って判断することが困難であるため、この期間の全てのデータについて欠測扱いとすることとした。

****** : 2009年度のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の調査は、直鎖のオクチル基を有するn-ペルフルオロオクタンスルホン酸及びn-ペルフルオロオクタン酸を分析対象としている。ただし、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の生物では、オクチル基が分鎖状の異性体が含まれる可能性を否定できていない。

******* : 2017年度のアルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の調査は、組成を推計した工業製品を用いて環境試料中の濃度を定量した。このため、アルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の結果については、参考値として掲載している。

(注4) MOE_公共用水域測定結果:「水質汚濁に係る環境基準(人の健康の保護に関する環境基準)」を超えた地点数と調査地点数を下記のように掲載しています。なお、備考の基準値は当該年度における値です。

 検出地点数:基準を超えた地点数
 調査地点数:全調査地点数

農薬出荷量

年度 都道府県 出荷量 単位
1962 全国 363.8900001525879 tまたはkL
1963 全国 388.05300018310544 tまたはkL
1964 全国 458.05679429531097 tまたはkL
1965 全国 415.7583867907524 tまたはkL
1966 全国 507.68764724731443 tまたはkL
1967 全国 435.43100738525385 tまたはkL
1968 全国 358.4413264846801 tまたはkL
1969 全国 295.5670034790039 tまたはkL
1970 全国 249.95250274658204 tまたはkL
1971 全国 184.32999984741213 tまたはkL
1972 全国 181.12394176483156 tまたはkL
1973 全国 217.80474914550783 tまたはkL
1974 全国 82.3433090209961 tまたはkL
1975 全国 173.02680053710935 tまたはkL
1976 全国 174.3367487335205 tまたはkL
1977 全国 206.22999961853031 tまたはkL
1978 全国 346.3770049667358 tまたはkL
1979 全国 408.12000015735623 tまたはkL
1980 全国 364.6729934763908 tまたはkL
1981 全国 307.4239962546527 tまたはkL
1982 全国 348.57050540596236 tまたはkL
1983 全国 452.0694994178415 tまたはkL
1984 全国 513.3519977360965 tまたはkL
1985 全国 440.2344931960107 tまたはkL
1986 全国 475.0729944300652 tまたはkL
1987 全国 403.73899632573125 tまたはkL
1988 全国 341.3794988247753 tまたはkL
1989 全国 330.175303028822 tまたはkL
1990 全国 309.3314980812372 tまたはkL
1991 全国 295.06219734281314 tまたはkL
1992 全国 265.1910993346572 tまたはkL
1993 全国 238.11919923692943 tまたはkL
1994 全国 232.5969997650385 tまたはkL
1995 全国 207.8254004915059 tまたはkL
1996 全国 204.15320045769212 tまたはkL
1997 全国 188.43149980664248 tまたはkL
1998 全国 182.91270046651366 tまたはkL
1999 全国 171.3157010537386 tまたはkL
2000 全国 172.39899987995622 tまたはkL
2001 全国 172.20150035917757 tまたはkL
2002 全国 165.8775003015995 tまたはkL
2003 全国 164.3580004 tまたはkL
2004 全国 155.79250066757203 tまたはkL
2005 全国 161.142999458313 tまたはkL
2006 全国 148.48549976348875 tまたはkL
2007 全国 123.55150030136106 tまたはkL
2008 全国 139.94650001525883 tまたはkL
2009 全国 144.26149991989138 tまたはkL
2010 全国 130.60849969863892 tまたはkL
2011 全国 117.69699985504148 tまたはkL
2012 全国 119.83650005817411 tまたはkL
2013 全国 113.75350000023843 tまたはkL
2014 全国 113.536500518322 tまたはkL
2015 全国 107.52849536895752 tまたはkL
2016 全国 103.25049976348879 tまたはkL
2017 全国 105.62850535869599 tまたはkL
2018 全国 91.19949963092805 tまたはkL
2019 全国 83.18400012016296 tまたはkL
2020 全国 83.1889998781681 tまたはkL
2021 全国 74.48213088989257 tまたはkL
2022 全国 72.72221 tまたはkL

注釈

● 年度は農薬年度です。2000農薬年度の出荷量とは1999年10月~2000年9月に出荷された農薬の量となります。

● 出荷量の値は、各農薬出荷量に原体の含有率を乗じて合算した値の小数点第3位を四捨五入したものです。

● カスガマイシン一塩酸塩、水酸化第二銅・塩基性硫酸銅・無水硫酸銅・塩基性硫化銅、燐酸第二鉄水和物、石灰硫黄合剤、ヒドロキシイソキサゾールカリウムは、それぞれカスガマイシン、銅、鉄、全硫化態硫黄、ヒドロキシイソキサゾールとしての出荷量です。

● ストレプトマイシンに関しては、その原体がストレプトマイシン塩酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、塩酸塩と硫酸塩の混合物の場合が混在していたため、ストレプトマイシンに集約して整理しています。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

該当データがありません。

発がん性評価

評価機関 評価結果 評価結果詳細 リンク
IARC 3 Not classifiable as to carcinogenicity to humans
ACGIH A4 発がん性物質として分類できない物質

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1987 IARC AGENTS REVIEWED BY THE IARC MONOGRAPHS 30, Suppl. 7/ 1987 - LINK
1987 EPA IRIS Malathion ( last_significant_revision : 1987/09/30) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -
2005 IPCS ICSC ICSC:0172 MALATHION (Date of Peer Review: October 2005) - LINK
2009 日本産業衛生学会 Recommendation of Occupational Exposure Limits 2008-2009 - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
農薬取締法 登録農薬保留基準(水質汚濁) S―1,2―ビス(エトキシカルボニル)エチル O,O―ジメチル ホスホロジチオアート(別名マラチオン又はマラソン) H18年8月3日より前:基準値 0.1mg/L LINK
農薬取締法 農薬公共用水域水質指針 マラチオン(マラソン) 指針値 0.01mg/L以下 LINK
食品衛生法(ポジティブリスト制度規制対象物質) マラチオン 残留基準は食品ごとに異なります。リンク先「残留農薬基準値検索システム(公益財団法人 日本食品化学研究振興財団)」を参照してください LINK
水道水質基準 水質管理目標設定項目 マラチオン(マラソン) 目標値 0.7mg/L 農薬類の目標値=検出値と目標値の比の和として、1以下 LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

種類 単位 評価機関名
TLV 1.00 mg/m3 ACGIH
OEL 10 mg/m3 日本産業衛生学会

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
作業環境クラス-3
総合製造輸入量クラス1
生態毒性クラス-1

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

該当データがありません。

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1986 99 10757 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8141A: Organophosphorus Pesticides - GC Capillary Colum
1986 99 10761 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8270B: SEMIVOLATILE ORGANIC COMPOUNDS BY GAS CHROMATOGRAPHY/MASS SPECTROMETRY (GC/MS): CAPILLARY COLUMN TECHNIQUE
1992 29 971 化学物質分析法開発調査報告書(平成3年度) ◯BPMC;EPN;MPP;NAC;PAP;イソキサチオン;クロルピリホス;クロルピリホスメチル;シアノホス;ジクロルボス;ジメトエート;ダイアジノン;フェニトロチオン;プロパホス;ベンゾエピン;ベンゾエピンスルフェート;マラチオン;PCNB;イソプロチオラン;イプロジオン;エクロメゾール;キャプタン;トリアジメホン;CNP;MCPエチルエステル;NIP;シマジン;ピペロホス;ブロマシル;ベンチオカーブ;ペンディメタリン;モリネートの分析法 大気
1993 30 977 化学物質分析法開発調査報告書(平成4年度) ●EPN;イプロベンホス;イソキサチオン;チオリン酸O,O’-ジエチル-O-2-イソプロピル-4-メチル-6-ピリミジニル;ホサロン;ホスメット;マラチオン;メチダチオン;β-クロルフェンビンホス;サリチオン;チオリン酸O,O’-ジメチル-O-3-メチル-4-ニトロフェニル;フェンチオン;α-クロルフェンビンホス;エディフェンフォスの分析法 水、生物、底質
1993 30 984 化学物質分析法開発調査報告書(平成4年度) ◯リン酸2,2-ジクロロビニルジメチル;EPN;イソキサチオン;チオリン酸O,O’-ジエチル-O-2-イソプロピル-4-メチル-6-ピリミジニル;ピペロホス;プロパホス;マラチオン;チオリン酸O,O’-ジメチル-O-3-メチル-4-ニトロフェニル;フェンチオンの分析法 大気
1998 2 360 外因性内分泌撹乱化学物質調査暫定マニュアル 多成分農薬分析法 水、生物、底質
2000 89 12072 農薬等の環境残留実態調査分析法 トリアジン系,有機リン系及びその他の化合物分析法(水質)
2000 89 12082 農薬等の環境残留実態調査分析法 トリアジン系,有機リン系及びその他の化合物分析法(底質) 底質
2000 89 12092 農薬等の環境残留実態調査分析法 トリアジン系,有機リン系,合成ピレスロイド系及びその他の化合物分析法(水生生物) 生物
2000 89 12101 農薬等の環境残留実態調査分析法 トリアジン系,有機リン系,合成ピレスロイド系及びその他の化合物分析法(土壌) 土壌
2003 82 322 農薬取締法第3条第1項第4号から第7号までに掲げる場合に該当するかどうかの基準を定める等の件 第4号の環境大臣の定める基準(平成15年4月10日現在) (97)マラチオン試験法
2019 153 12120 食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法 EPN、アニロホス、イサゾホス、イプロベンホス、エチオン、エディフェンホス、エトプロホス、エトリムホス、カズサホス、キナルホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クロルフェンビンホス、シアノホス、ジスルホトン、ジメチルビンホス、ジメトエート、スルプロホス、ダイアジノン、チオメトン、テトラクロルビンホス、テルブホス、トリアゾホス、トリブホス、トルクロホスメチル、パラチオン、パラチオンメチル、ピペロホス、ピラクロホス、ピラゾホス、ピリダフェンチオン、ピリミホスメチル、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フェントエート、ブタミホス、プロチオホス、プロパホス、プロフェノホス、ブロモホス、ベンスリド、ホキシム、ホサロン、ホスチアゼート、ホスファミドン、ホスメット、ホレート、マラチオン、メカルバム、メタクリホス、メチダチオン及びメビンホス試験法(農産物) 食品

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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