化学物質詳細情報

塩化メチル

chem_id:YOT00068

CAS RN®:74-87-3

化学物質名（和名）:塩化メチル

化学物質名（英名）:METHYLCHLORIDE

記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています

化学物質名（別名）

物質名称 出典
METHYLCHLORIDE KIS-NET
Methyl chloride 環境分析法（その他） 他
クロルメチル 毒物及び劇物取締法（毒劇法）
クロロメタン 環境分析法（化学物質分析法開発調査報告書） 他
クロロメタン(別名:塩化メチル) 環境省-化学物質と環境（化学物質環境実態調査） 他
クロロメタン(別名塩化メチル) 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法（PRTR制度/MSDS制度）（平成２０年改正以前） 他
モノクロロメタン[別名　塩化メチル] 化審法 既存点検 分解性蓄積性
塩化メチル 環境省-化学物質と環境（化学物質環境実態調査） 他
塩化メチル(別名:クロロメタン) 大気汚染防止法　有害大気汚染物質
Chlormethane ドイツの既存化学物質に関する有害性評価文書(略称BUA）
Chloromethane 日本産業衛生学会
chloromethane; methyl chloride 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法（PRTR制度/MSDS制度）（平成２０年改正以前） 他
Methane, chloro- OECD_HPV_SIDS（SIDS：Screening Information Data Set）
Monochloromethane JapanChallenge優先情報収集対象物質リスト

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 無色の気体 KIS-NET
臭気 エーテル臭，甘い臭気 KIS-NET
その他特徴 有毒。腐食性はない。甘味。 KIS-NET
分子量 50.49 50.49 KIS-NET
比重 0.91 0.91 KIS-NET
比重測定温度 20 20 deg C KIS-NET
蒸気密度 1.78 1.78 KIS-NET
水溶性 4800 4800 KIS-NET
水溶性測定温度 25 25 deg C KIS-NET
溶解度記述 水に微溶 KIS-NET
蒸気圧 5 5 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 20 20 deg C KIS-NET
オクタノール／水分配係数 0.85 0.91 KIS-NET
融点 -97 -97 deg C KIS-NET
沸点 -23.7 -23.7 deg C KIS-NET
燃焼性 熱、炎、酸化剤にさらされると引火の危険性あり。スパークによりゆるやかに爆発する。 KIS-NET
発火点 632 632 deg C KIS-NET
引火点 0 0 deg C KIS-NET
爆発範囲 8.1 8.1 % KIS-NET
代謝性 ラットの皮下注射では、注射後血中濃度は速やかに低下し消失する。呼気中への排出も速やかで、投与後２時間で検出されない。 KIS-NET
熱分解性 加熱すると分解し、Ｃｌ￣の高度に有毒なガスを発生する。 KIS-NET
熱安定性　　　 不安定 KIS-NET
生物分解性 難分解性 METI_既存点検
生物濃縮性 低濃縮性 METI_既存点検

用途

該当データがありません。

環境基準

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
環境基本法 環境基準 要調査項目（水質）（平成26年3月31日改訂前） 51 塩化メチル LINK
環境基本法 環境基準 要調査項目（水質） 33 塩化メチル LINK

注釈

(注） 平成25年度に「水環境保全に向けた取組のための要調査項目リスト」が改訂されました。それに伴い、改訂前の対象物質を「環境基準 要調査項目（水質）（平成26年3月31日改訂前）」、改訂後の対象物質を「環境基準 要調査項目（水質）」とそれぞれ別のカテゴリとして整理しています。なお、「環境中濃度測定値」では、要調査項目モニタリングの対象物質ではなく参考として測定された場合も含めて掲載しています。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法（規制等）【H21改正前】 化審法第二種監視化学物質（改正前） 370 クロロメタン（別名塩化メチル） LINK
化審法（既存物質情報） Japanチャレンジ クロロメタン（別名塩化メチル） LINK
化審法（既存物質情報） 既存点検（分解性・蓄積性） メチル＝クロリド LINK
化審法（規制等）【H21改正後】 化審法優先評価化学物質 6 クロロメタン（別名塩化メチル） LINK
化管法（PRTR）【平成20年改正前】 化管法（PRTR）第一種指定化学物質（改正前） 96 クロロメタン（別名塩化メチル） LINK
化管法（PRTR）【平成20年改正後】 化管法（PRTR）第一種指定化学物質 128 クロロメタン（別名塩化メチル） LINK
毒劇法 劇物_法 別表第２第１９号 クロルメチル LINK
毒劇法 劇物_指定令 第２条第２８号 クロルメチル LINK
大気汚染防止法 揮発性有機化合物（VOC） 第二条　第四項 クロロメタン LINK
大気汚染防止法 有害大気汚染物質 第二条　第十三項 ※優先取組物質 塩化メチル（別名：クロロメタン） LINK

注釈

(注1） 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2） 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。
●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 都道府県 届出排出量(大気) 届出排出量(水域) 届出排出量(土壌) 届出排出量(埋立) 届出移動量(下水道) 届出移動量(事業所外) 届出外排出量(対象業種) 届出外排出量(非対象業種) 届出外排出量(家庭) 届出外排出量(移動体) 排出量総計 単位
2001 全国 4402707 2710 0 0 2000 32720 48198 4453615 kg/年
2002 全国 3867185 3600 0 0 0 70168 0 3870785 kg/年
2003 全国 3766321 2390 0 0 1 125680 0 3768711 kg/年
2004 全国 3540624 2760 0 0 1 41748 1 3543385 kg/年
2005 全国 2270333 2720 0 0 1 51212 2273053 kg/年
2006 全国 1987395 2860 0 0 1 5699 1990255 kg/年
2007 全国 1834350 2500 0 0 0 4490 1 1836851 kg/年
2008 全国 1638759 2500 0 0 0 5123 1641259 kg/年
2009 全国 1685795 2400 0 0 0 2903 1688195 kg/年
2010 全国 1638813 2304 0 0 0 2877 1641117 kg/年
2011 全国 1454131 2506 0 0 0 2257 1456637 kg/年
2012 全国 1573381 3000 0 0 0 2149 1576381 kg/年
2013 全国 1550823 5204 0 0 0 2868 1556027 kg/年
2014 全国 1486148 4503 0 0 0 5281 1490651 kg/年
2015 全国 1185584 5104 0 0 0 6393 1190688 kg/年
2016 全国 816664 4902 0 0 0 6509 821567 kg/年
2017 全国 880789 4903 0 0 0 7649 885692 kg/年
2018 全国 977973 4602 0 0 0 8288 982575 kg/年
2019 全国 612609 5505 0 0 0 10140 618114 kg/年
2020 全国 479433 5704 0 0 0 11925 485138 kg/年
2021 全国 496286 4404 0 0 0 9699 500690 kg/年
2022 全国 462089 553 0 0 0 15597 0 0 0 0 462642 kg/年

注釈

(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。

(注2) 本ページ上部の｢県指定｣で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ （ダイオキシン類を除き小数点第１位まで）の合計について小数点第１位で四捨五入した値 （経済産業省公表：届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1．排出・移動先別の集計-全国・業種別） であり、｢県指定｣で得られる各都道府県別の値（経済産業省公表：個別事業所データ）を全国分合計した値とは 異なる場合があります。

●以下リンク先で、事業所ごとの排出量や移動量、推定在庫量等の情報が確認できます。
：本物質の届出事業所を地図上に表示することができます（ただし、地図を拡大しないと検索できない点にご留意ください）。
：本物質の届出事業所リストを都道府県、市区町村と絞り込んで表示することができます。

環境中濃度測定値

年度 都道府県 調査名 媒体 検出地点数 調査地点数 検出検体数 調査検体数 最小値 最大値 算術平均 幾何平均 検出下限 単位 備考
1977 全国 化学物質と環境（環境省） 水質 0 1 0 3 (0.01) μg/L
1977 全国 化学物質と環境（環境省） 底質 1 1 2 3 0.0002 0.0003 (0.00005) μg/g-dry
1979 全国 化学物質と環境（環境省） 大気 11 16 30 45 280 2200 (20～1,000) ng/m3
1980 全国 化学物質と環境（環境省） 大気 15 19 61 99 48 3000 (14～1,000) ng/m3
1983 全国 化学物質と環境（環境省） 大気 12 12 98 101 77 4100 (5～54) ng/m3
1999 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 水質（河川） 11 124 <0.01 0.15 <0.01 <0.01 検出下限値 0.01 μg/L
1999 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 水質（海水） 7 17 <0.01 0.02 <0.01 <0.01 検出下限値 0.01 μg/L
1999 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 水質（湖沼） 0 6 <0.01 <0.01 <0.01 <0.01 検出下限値 0.01 μg/L
1999 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 地下水 0 23 <0.01 <0.01 <0.01 <0.01 検出下限値 0.01 μg/L
2001 全国 化学物質と環境（環境省） 大気 16 16 48 48 750 16000 (12) ng/m3
2002 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 底質（河川） 0 10 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 検出下限値 0.001 μg/g
2002 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 底質（海水） 0 10 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 検出下限値 0.001 μg/g
2002 全国 要調査項目モニタリング（環境省） 底質（湖沼） 0 4 <0.001 <0.001 <0.001 <0.001 検出下限値 0.001 μg/g
2009 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 4 5 48 59 1.2 1.5 1.3 μg/m3
2009 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 4 4 48 48 1.2 1.5 1.4 μg/m3
2009 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 4 4 48 48 1.2 4.5 2.1 μg/m3
2009 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 12 13 144 155 1.2 4.5 1.6 μg/m3
2010 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 25 27 300 322 1.1 1.9 1.4 μg/m3
2010 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 5 8 60 92 1.2 1.3 1.2 μg/m3
2010 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 11 11 132 132 1.2 3.1 1.7 μg/m3
2010 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 41 46 492 546 1.1 3.1 1.4 μg/m3
2011 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 110 127 1320 1441 0.98 1.9 1.4 μg/m3
2011 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 34 38 408 438 1.0 2.4 1.4 μg/m3
2011 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 43 49 516 563 1.1 3.5 1.5 μg/m3
2011 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 187 214 2244 2442 0.98 3.5 1.4 μg/m3
2012 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 184 222 2208 2456 0.11 5.6 1.5 μg/m3
2012 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 58 63 696 737 0.12 2.7 1.5 μg/m3
2012 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 71 78 852 907 1.1 3.0 1.5 μg/m3
2012 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 313 363 3756 4100 0.11 5.6 1.5 μg/m3
2013 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 192 223 2304 2484 0.12 6.3 1.5 μg/m3
2013 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 59 68 708 769 0.13 2.6 1.5 μg/m3
2013 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 73 77 884 916 0.93 5.9 1.6 μg/m3
2013 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 324 368 3896 4169 0.12 6.3 1.5 μg/m3
2014 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 231 276 2772 3077 0.13 3.8 1.5 μg/m3
2014 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 52 57 624 650 0.18 3.2 1.5 μg/m3
2014 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道かつ固定発生源周辺） 1 4 μg/m3
2014 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 40 40 480 480 1.0 8.5 1.7 μg/m3
2014 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 323 374 3876 4211 0.13 8.5 1.5 μg/m3
2015 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 226 275 2712 3002 0.11 5.4 1.5 μg/m3
2015 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 53 64 636 722 0.16 3.3 1.5 μg/m3
2015 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 39 39 468 468 1.1 8.0 1.7 μg/m3
2015 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 318 378 3816 4192 0.11 8.0 1.5 μg/m3
2016 全国 化学物質と環境（環境省） 水質 5 20 5 20 0.0031 0.017 (0.0030) μg/L
2016 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 241 282 2892 3118 0.37 4.6 1.5 μg/m3
2016 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 56 63 673 719 0.40 2.4 1.4 μg/m3
2016 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 33 33 396 396 1.1 5.2 1.6 μg/m3
2016 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 330 378 3961 4233 0.37 5.2 1.5 μg/m3
2017 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 240 276 2880 3073 0.36 4.9 1.4 μg/m3
2017 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 57 64 684 724 0.47 3.0 1.3 μg/m3
2017 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道かつ固定発生源周辺） 2 2 24 24 1.2 1.4 1.3 μg/m3
2017 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 35 35 420 420 1.1 4.8 1.6 μg/m3
2017 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 334 377 4008 4241 0.36 4.9 1.4 μg/m3
2018 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 241 278 2892 3121 0.041 2.6 1.4 μg/m3
2018 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 54 60 648 683 0.52 3.6 1.4 μg/m3
2018 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道かつ固定発生源周辺） 4 4 48 48 1.2 1.6 1.4 μg/m3
2018 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 29 29 348 348 1.1 4.2 1.6 μg/m3
2018 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 328 371 3936 4200 0.041 4.2 1.4 μg/m3
2019 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 233 270 2797 3023 0.077 3.6 1.4 μg/m3
2019 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 54 62 648 705 0.62 2.9 1.4 μg/m3
2019 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道かつ固定発生源周辺） 1 1 12 12 1.4 1.4 1.4 μg/m3
2019 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 31 31 372 372 1.1 3.1 1.6 μg/m3
2019 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 319 364 3829 4112 0.077 3.6 1.4 μg/m3
2020 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 238 271 2856 3034 0.32 3.0 1.4 μg/m3
2020 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 55 62 660 697 0.32 1.8 1.3 μg/m3
2020 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道かつ固定発生源周辺） 3 3 36 36 1.4 1.4 1.4 μg/m3
2020 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 23 25 276 278 1.1 4.1 1.5 μg/m3
2020 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 319 361 3828 4045 0.32 4.1 1.4 μg/m3
2021 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（一般環境） 246 269 2952 3073 0.016 8.7 1.4 μg/m3
2021 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道） 53 59 636 667 0.35 3.8 1.4 μg/m3
2021 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（沿道かつ固定発生源周辺） 4 4 48 48 1.2 1.3 1.3 μg/m3
2021 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（固定発生源周辺） 28 29 336 340 1.1 5.7 1.6 μg/m3
2021 全国 有害大気モニタリング（環境省） 大気（全区分集計） 331 361 3972 4128 0.016 8.7 1.4 μg/m3

注釈

複数の情報源のデータを一つの表で記載するために、情報源によって異なる定義の数値を記載していますのでご注意ください。

(注1） 有害大気汚染物質モニタリング：地点数、検体数、年平均値の最大、最小、平均を表しています。

　検出地点数：調査地点のうち月１回以上の頻度で１年間にわたって測定した地点数
　調査地点数：全調査地点数（年平均値として評価することができないデータも含めた数値）
　検出検体数：調査地点のうち月１回以上の頻度で１年間にわたって測定した地点における検体数
　調査検体数：全検体数（年平均値として評価することができないデータも含めた数値）

　最小値：調査地点のうち月１回以上の頻度で１年間にわたって測定した地点の年平均値の最小値
　最大値：調査地点のうち月１回以上の頻度で１年間にわたって測定した地点の年平均値の最大値
　算術平均：調査地点のうち月１回以上の頻度で１年間にわたって測定した地点の年平均値の算術平均（有効数字3桁目を四捨五入）

(注2） 要調査モニタリング：環境省「要調査項目等存在状況調査結果」に記載された物質（要調査対象物質以外の物質などを含む）について記載しました。値の算出方法に関しては データの出典ページをご参照ください。シアナミド（2014年度）、銅およびその化合物（2016年度）については、資料内で下限値が統一されておらず、分析結果の表内の値を採用しました。なお、算出前の値に関しては 環境省HPをご参照ください。

* : 2021年度の1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカンについては、各異性体（α、β、γ、δ、ε）の集計値です。

(注3） 黒本調査：捕捉説明として、以下の記載を参照ください(環境省「化学物質と環境　化学物質環境調査結果概要一覧表」より)。

* : 同族体その他該当物質ごとの検出下限値の合計とした。

** : 水素化テルフェニルについては、標準物質（工業製品）のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークのうち、分子量242のものをHT242a～HT242dとし、分子量236のものをHT236a～HT236cとして測定、定量した。

*** : ジエチルビフェニルについては、標準物質（工業製品）のクロマトグラムにおいて得られた4本のピークを DDa～DDdとして測定、定量した。

**** : ジベンジルトルエンについては、標準物質（工業製品）のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークを DTa～DTgとして測定、定量した。

***** : HCH類の大気については、2003年度から2008年度に用いた大気試料採取装置の一部からHCH類が検出され、HCH類の測定に影響を及ぼすことが判明したが、個別のデータについて影響の有無を遡って判断することが困難であるため、この期間の全てのデータについて欠測扱いとすることとした。

****** : 2009年度のペルフルオロオクタンスルホン酸（PFOS）及びペルフルオロオクタン酸（PFOA）の調査は、直鎖のオクチル基を有するn-ペルフルオロオクタンスルホン酸及びn-ペルフルオロオクタン酸を分析対象としている。ただし、ペルフルオロオクタン酸（PFOA）の生物では、オクチル基が分鎖状の異性体が含まれる可能性を否定できていない。

******* : 2017年度のアルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の調査は、組成を推計した工業製品を用いて環境試料中の濃度を定量した。このため、アルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の結果については、参考値として掲載している。

(注4） MOE_公共用水域測定結果：「水質汚濁に係る環境基準（人の健康の保護に関する環境基準）」を超えた地点数と調査地点数を下記のように掲載しています。なお、備考の基準値は当該年度における値です。

　検出地点数：基準を超えた地点数
　調査地点数：全調査地点数

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限（または合計数量） 範囲上限（または合計数量）
2000 化審法監視物質告示 29856 29856
2001 化審法監視物質告示 23430 23430
2002 化審法監視物質告示 25817 25817
2003 化審法監視物質告示 23140 23140
2004 化審法監視物質告示 24123 24123
2005 化審法監視物質告示 24965 24965
2006 化審法監視物質告示 22875 22875
2007 化審法監視物質告示 27851 27851
2008 化審法監視物質告示 21191 21191
2009 化審法監視物質告示 21762 21762

注釈

(注） 「範囲下限（または合計数量）」と「範囲上限（または合計数量）」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 人 経気道 LD50 30 分 152000 152000 mg/m3
急性・慢性毒性 人 経気道 LCL0 2 時間 20000 20000 ppm
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LC50 30 分 152000 152000 mg/m3
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LCL0 4 時間 3000 3000 ppm
急性・慢性毒性 ラット 経気道 TCL0 6 時間 2000 2000 ppm
急性・慢性毒性 ラット 経気道 TCL0 6 時間 1500 1500 ppm
急性・慢性毒性 ラット 経気道 TCL0 6 時間 500 500 ppm
急性・慢性毒性 マウス 経気道 LC50 7 時間 3146 3146 ppm
急性・慢性毒性 モルモット 経気道 LCL0 2 時間 20000 20000 ppm
急性・慢性毒性 トリ 経気道 LCL0 4 時間 128700 128700 mg/m3
急性・慢性毒性 トリ 経気道 LCL0 6 時間 14661 14661 ppm

発がん性評価

評価機関 評価結果 評価結果詳細 リンク
IARC 3 Not classifiable as to carcinogenicity to humans
IRIS D 人及び動物において発がん性の証拠が不十分で有る物質または発がん性の証拠となるデータが無い物質
ACGIH A4 発がん性物質として分類できない物質

注釈

(注） 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -
2009 日本産業衛生学会 Recommendation of Occupational Exposure Limits 2008-2009 - LINK
1999 IARC AGENTS REVIEWED BY THE IARC MONOGRAPHS 41, Suppl. 7, 71/ 1999 - LINK
1999 IPCS ICSC ICSC:0419 METHYL CHLORIDE (Date of Peer Review: March 1999) - LINK
2001 IPCS CICADS (CICADS 28, 2001) - LINK
2001 EPA IRIS Methyl chloride ( last_significant_revision : 2001/07/17) - LINK
2004 環境省 化学物質の環境リスク評価 3巻 生態リスク NO10 C LINK
2004 環境省 化学物質の環境リスク評価 3巻 健康リスク NO10 B LINK
2004 NEDO 有害性評価書　（評価書No.1～100番台：財団法人化学物質評価研究機構、独立行政法人製品評価技術基盤機構（独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構委託事業）/200番台：独立行政法人製品評価技術基盤機構/300番台：財団法人化学物質評価研究機構（経済産業省委託事業）） 評価書No.40 クロロメタン（別名　塩化メチル） (公表・更新年月 : 2004/09) - LINK
2005 NEDO 化学物質の初期リスク評価書　（財団法人化学物質評価研究機構、独立行政法人製品評価技術基盤機構（独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構委託事業）） 評価書No.40 クロロメタン（別名　塩化メチル） （最終公開日 : 2005.05 / 評価指針Version : 1) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -
2006 BUA BUA Report ISBN=3-527-26650-X -

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
大気汚染防止法 排出基準等（揮発性有機化合物（VOC）） クロロメタン 施設ごとの排出基準 　400～60,000ppmＣ LINK
大気汚染防止法 排出基準等（有害大気汚染物質） 塩化メチル（別名：クロロメタン） 知見の集積等、各主体の責務を規定　事業者及び国民の排出抑制等自主的取組、国の科学的知見の充実、自治体の汚染状況把握等 LINK
大気汚染防止法 指針 塩化メチル 年平均値 94 μg/m３以下 LINK

注釈

(注1） 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2） 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

種類 値 単位 評価機関名
TLV 50.00 ppm ACGIH
OEL 50 ppm 日本産業衛生学会
OEL 100 mg/m3 日本産業衛生学会

注釈

(注） 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
変異原性クラス-1
総合製造輸入量クラス1
総合モニタリング検出結果-YY

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

事故時処理内容
水噴霧
避難を検討する
防止堤で囲む

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1977 9 464 化学物質環境調査分析方法報告書（昭和52年度） ●塩化エチル;塩化メチル;1,1-ジクロロエタン;3-クロロ-1,2-エポキシプロパン;アセトアルデヒド;ビス(2-クロロエチル)エーテル;クロロシクロヘキサン;trans-1,2-ジクロロエチレン;cis-1,2-ジクロロエチレン;ジクロロメタン;エチレンクロロヒドリンの分析法 水、底質
1981 16 655 大気中の化学物質分析法開発調査報告書（昭和56年度）-大阪府 ◯塩化エチル;塩化メチル;ジクロロメタンの分析法 大気
1981 16 656 大気中の化学物質分析法開発調査報告書（昭和56年度）-大阪府 ◯塩化エチル;塩化メチル;ジクロロメタンの分析法 大気
1981 16 657 大気中の化学物質分析法開発調査報告書（昭和56年度）-大阪府 ◯塩化エチル;塩化メチル;ジクロロメタンの分析法 大気
1983 19 712 大気中化学物質分析法開発調査報告書（昭和57年度） ◯塩化メチル;1,1,2-トリクロロ-1,2,2-トリフロロエタンの分析法 大気
1984 92 10709 Methods for Organic Chemical Analysis of Municipal and Industrial Wastewater (40 CFR Part # 136 App A) EPA601: Purgeable Halocarbons
1984 92 10722 Methods for Organic Chemical Analysis of Municipal and Industrial Wastewater (40 CFR Part # 136 App A) EPA624: Purgeables
1986 99 10743 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8010: Halogenated Volatile Organics
1986 99 10749 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8021A: HALOGENATED VOLATILES BY GAS CHROMATOGRAPHY USING PHOTOIONIZATION AND ELECTROLYTIC CONDUCTIVITY DETECTORS IN SERIES: CAPILLARY COLUMN TECHNIQUE
1986 99 10759 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8240B: DETERMINATION OF VOLATILE ORGANICS BY GC/MS
1986 99 10760 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8260A: VOLATILE ORGANIC COMPOUNDS BY GAS CHROMATOGRAPHYZMASS SPECTROMETRY (GC/MS): CAPILLARY COLUMN TECHNIOUE
1988 95 10733 Methods for the Determination of Organic Compounds in Drinking Water (EPA 600/4-88-039) EPA524.1: VOC - by Purge & Trap/Packed Column GS/MS
1988 95 10833 Methods for the Determination of Organic Compounds in Drinking Water (EPA 600/4-88-039) EPA502.1: Volatile Halogenated Organic Compounds in Water
1995 98 10725 Methods for the Determination of Organic Compounds in Drinking Water, Supplement III (EPA 600/R-95-131) EPA502.2: Volatile Organic Compounds - Water/Purge & Trap
1995 98 10734 Methods for the Determination of Organic Compounds in Drinking Water, Supplement III (EPA 600/R-95-131) EPA524.2: VOCs (MTBE) - Purge & Trap / Cap column GC/MS
1999 3 367 要調査項目等調査マニュアル（平成11年度版） 塩化ビニル,メチルt-ブチルエーテル等の揮発性有機物質の分析法(ヘッドスペースGC/MS法) 水、生物、底質
1999 3 368 要調査項目等調査マニュアル（平成11年度版） 塩化ビニル,メチルt-ブチルエーテル等の揮発性有機物質の分析法(パージトラップGC/MS法) 水、生物、底質
2001 38 1108 化学物質分析法開発調査報告書（平成12年度） ◯塩化エチル;塩化メチル;1,1,1-トリクロロエタン;1,1,2-トリクロロエタンの分析法 大気
2003 106 11295 有害大気汚染物質測定方法マニュアル（2003/12） 大気中のベンゼン等揮発性有機化合物(VOCs)の多成分同時測定方法 (容器採取-ガスクロマトグラフ質量分析法) 大気
2008 122 11727 有害大気汚染物質測定方法マニュアル（平成20年10月改訂） 大気中のベンゼン等揮発性有機化合物(VOCs)の測定方法 大気
2010 124 11735 有害大気汚染物質測定方法マニュアル（平成23年3月改訂） 大気中のベンゼン等揮発性有機化合物(VOCs)の測定方法 大気
2016 131 11841 化学物質分析法開発調査報告書（平成27年度）【修正追記版】 ◯ブロモメタン(別名:臭化メチル);クロロメタン(別名:塩化メチル)の分析法(GC/MS)(水質)【修正追記版】 水
2018 147 12052 有害大気汚染物質測定方法マニュアル（平成31年3月改訂） 大気中のベンゼン等揮発性有機化合物(VOCs)の測定方法 大気
2023 157 12569 有害大気汚染物質測定方法マニュアル（令和5年5月改訂） 大気中のベンゼン等揮発性有機化合物（VOCs）の測定方法 大気

注釈

(注） 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
　　◯：検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
　　●：検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
　　▲：検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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