化学物質詳細情報

N,N-ジエチルエタノールアミン
chem_id:TKY00069
CAS RN®:100-37-8
化学物質名(和名):N,N-ジエチルエタノールアミン
化学物質名(英名):N,N-DIETHYLETHANOLAMINE
分子式:C6H15NO
示性式:(C2H5)2NCH2CH2OH
SMILES:OCCN(CC)CC
RTECS:KK5075000

構造式100-37-8

化学物質名(別名)

物質名称 出典
2-(ジエチルアミノ)エタノール 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他
N,N-ジエチルエタノールアミン 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他
2-(diethylamino)ethanol 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他
2-DIETHYLAMINOETHANOL ACGIH許容濃度 他
Ethanol, 2-(diethylamino)- OECD_HPV_SIDS(SIDS:Screening Information Data Set)
N,N-DIETHYLETHANOLAMINE KIS-NET
(2-ヒドロキシエチル)ジエチルアミン 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書)
DEAE 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書)

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 無色吸湿性液体 KIS-NET
臭気 アミン臭 KIS-NET
その他特徴 可燃性,吸湿性 KIS-NET
分子量 117.18 117.22 KIS-NET
比重 0.88 KIS-NET
比重測定温度 20 deg C KIS-NET
蒸気密度 4.03 KIS-NET
溶解度記述 水に可溶 KIS-NET
蒸気圧 1.4 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 20 deg C KIS-NET
沸点 162 162.1 deg C KIS-NET
粘度 3.5 KIS-NET
燃焼性 熱や火炎にさらすと燃えやすい。 KIS-NET
引火点 46 46 deg C KIS-NET
混合危険性 酸化性物質と激しく反応。 KIS-NET
酸アルカリ分解性 酸化性物質と反応。 KIS-NET
熱分解性 NOxの毒性ガス発生 KIS-NET
酸塩基安定性  アルカリに安定で酸に不安定 KIS-NET
熱安定性    不安定 KIS-NET
生物分解性 難分解性 METI_既存点検
生物濃縮性 低濃縮性 METI_既存点検

用途

該当データがありません。

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(規制等)【H21改正前】 化審法第二種監視化学物質(改正前) 792 2-(ジエチルアミノ)エタノール LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) 2-(ジエチルアミノ)エタノール LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正前】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質(改正前) 109 二―(ジエチルアミノ)エタノール LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正後】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質 145 二―(ジエチルアミノ)エタノール LINK
大気汚染防止法 有害大気汚染物質 第二条 第十三項 2-(ジエチルアミノ)エタノール LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。
●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 都道府県 届出排出量(大気) 届出排出量(水域) 届出排出量(土壌) 届出排出量(埋立) 届出移動量(下水道) 届出移動量(事業所外) 届出外排出量(対象業種) 届出外排出量(非対象業種) 届出外排出量(家庭) 届出外排出量(移動体) 排出量総計 単位
2001 全国 2781 204 0 0 41 27721 100673 103658 kg/年
2002 全国 4590 184 0 0 68 33151 97 4872 kg/年
2003 全国 4066 3257 0 0 397 6170 24077 31400 kg/年
2004 全国 2719 59 0 0 149 15426 2778 kg/年
2005 全国 655 1952 0 0 139 20470 2607 kg/年
2006 全国 1206 1912 0 0 92 11244 3117 kg/年
2007 全国 1229 1632 0 0 143 8540 92 2953 kg/年
2008 全国 353 1527 0 0 98 7040 143 2022 kg/年
2009 全国 353 1209 0 0 108 5776 98 1661 kg/年
2010 全国 283 5 0 0 64 6812 452 740 kg/年
2011 全国 213 6 0 0 68 7072 441 660 kg/年
2012 全国 1652 2 0 0 111 7759 75 1729 kg/年
2013 全国 1192 1 0 0 45 8293 111 1304 kg/年
2014 全国 302 6 0 0 32 10992 45 352 kg/年
2015 全国 362 746 0 0 20 9813 32 1140 kg/年
2016 全国 228 711 0 0 20 9029 20 958 kg/年
2017 全国 204 0 0 0 25 6524 20 224 kg/年
2018 全国 246 0 0 0 32 6327 25 271 kg/年
2019 全国 185 1 0 0 24 5309 32 218 kg/年
2020 全国 347 1 0 0 17 6503 24 372 kg/年
2021 全国 345 1 0 0 30 13213 17 363 kg/年

注釈

(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。

(注2) 本ページ上部の「県指定」で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ (ダイオキシン類を除き小数点第1位まで)の合計について小数点第1位で四捨五入した値 (経済産業省公表:届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1.排出・移動先別の集計-全国・業種別) であり、「県指定」で得られる各都道府県別の値(経済産業省公表:個別事業所データ)を全国分合計した値とは 異なる場合があります。

●以下リンク先で、事業所ごとの排出量や移動量、推定在庫量等の情報が確認できます。
:本物質の届出事業所を地図上に表示することができます(ただし、地図を拡大しないと検索できない点にご留意ください)。
:本物質の届出事業所リストを都道府県、市区町村と絞り込んで表示することができます。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限(または合計数量) 範囲上限(または合計数量)
2004 化審法監視物質告示 902 902
2005 化審法監視物質告示 366 366
2006 化審法監視物質告示 553 553
2007 化審法監視物質告示 2054 2054
2008 化審法監視物質告示 1320 1320
2009 化審法監視物質告示 1562 1562

注釈

(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LCL0 4 時間 4500 4500 mg/m3

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
2002 IPCS ICSC ICSC:0257 2-DIETHYLAMINOETHANOL (Date of Peer Review: March 2002) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -
2007 NEDO 有害性評価書 (評価書No.1~100番台:財団法人化学物質評価研究機構、独立行政法人製品評価技術基盤機構(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構委託事業)/200番台:独立行政法人製品評価技術基盤機構/300番台:財団法人化学物質評価研究機構(経済産業省委託事業)) 評価書No.148 2-(ジエチルアミノ)エタノール (公表・更新年月 : 2007/12) - LINK
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -
2008 NEDO 化学物質の初期リスク評価書 (財団法人化学物質評価研究機構、独立行政法人製品評価技術基盤機構(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構委託事業)) 評価書No.148 2-(ジエチルアミノ)エタノール (最終公開日 : 2008.10 / 評価指針Version : 2) - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
大気汚染防止法 排出基準等(有害大気汚染物質) 2-(ジエチルアミノ)エタノール 知見の集積等、各主体の責務を規定 事業者及び国民の排出抑制等自主的取組、国の科学的知見の充実、自治体の汚染状況把握等 LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

種類 単位 評価機関名
TLV 2.00 ppm ACGIH

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
作業環境クラス-3
総合製造輸入量クラス1

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

事故時処理内容
水噴霧
希釈する

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
2022 156 12554 化学物質分析法開発調査報告書(令和3年度) ○2-(ジエチルアミノ)エタノール(別名:N,N-ジエチルエタノールアミン;(2-ヒドロキシエチル)ジエチルアミン)の分析法(LC/MS/MS)(大気) 大気

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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