化学物質詳細情報

酢酸プロピル

chem_id:TKV00025

CAS RN®:109-60-4

化学物質名(和名):酢酸プロピル

化学物質名(英名):PROPYLACETATE

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化学物質名(別名)

物質名称 出典
n-プロピル=アセタート 化審法 既存点検 分解性蓄積性
酢酸プロピル KIS-NET 他
ACETIC ACID,PROPYL ESTER logP実測値(文献調査)-Chemical Reviews vol 71 Number 6 December 1971
n-PROPYL ACETATE ACGIH許容濃度 他
propyl acetate OECD_HPV_SIDS(SIDS:Screening Information Data Set) 他
PROPYLACETATE KIS-NET

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
沸点 101.6 deg C KIS-NET
外観 無色透明の液体 KIS-NET
臭気 快い臭気 KIS-NET
分子量 102.13 102.15 KIS-NET
比重 0.88 KIS-NET
比重測定温度 20 deg C KIS-NET
蒸気密度 3.52 KIS-NET
溶解度記述 微溶、可溶 KIS-NET
蒸気圧 40 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 28.8 deg C KIS-NET
オクタノール/水分配係数 1.23 1.23 KIS-NET
融点 -92.5 -92 deg C KIS-NET
燃焼性 熱、炎、酸化剤に曝すと発火危険性あり。熱や炎に曝すと中程度の爆発危険性。 KIS-NET
発火点 450 450 deg C KIS-NET
引火点 14 14 deg C KIS-NET
爆発範囲 2 2 % KIS-NET
熱分解性 加熱分解し、刺激性の煙と刺激臭を発生 KIS-NET
その他の化学反応 酸化性物質と激しく反応し得る。 KIS-NET
熱安定性    不安定 KIS-NET
生物分解性 良分解性 METI_既存点検
オクタノール/水分配係数 1.6 1.6 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 1.39 1.39 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)

用途

用途
希釈剤

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(既存物質情報) Japanチャレンジ 酢酸プロピル LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) プロピル=アセタート LINK
大気汚染防止法 揮発性有機化合物(VOC) 第二条 第四項 酢酸プロピル LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限(または合計数量) 範囲上限(または合計数量)
2001 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 2-0727 酢酸プロピル 1000.00 10000.00

注釈

(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LCL0 4 時間 8000 8000 ppm
急性・慢性毒性 ネコ 経気道 LCL0 5 時間 38 38 g/m3

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1996 IPCS ICSC ICSC:0940 n-PROPYL ACETATE (Date of Peer Review: March 1996) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -
2009 日本産業衛生学会 Recommendation of Occupational Exposure Limits 2008-2009 - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
大気汚染防止法 排出基準等(揮発性有機化合物(VOC)) 酢酸プロピル 施設ごとの排出基準  400~60,000ppmC LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

種類 単位 評価機関名
TLV 200.00 ppm ACGIH
OEL 200 ppm 日本産業衛生学会
OEL 830 mg/m3 日本産業衛生学会

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

該当データがありません。

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

事故時処理内容
避難を検討する
防止堤で囲む

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
2023 162 12588 化学物質分析法開発調査報告書(令和4年度) ○酢酸n-プロピル(別名:プロパン-1-イル=アセタート;n-プロピル=アセタート)の分析法(GC/MS)(水質)

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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