化学物質詳細情報
フッ化水素
chem_id:TKT00002
CAS RN®:7664-39-3
化学物質名(和名):フッ化水素
化学物質名(英名):HYDROGENFLUORIDE
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化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
ふっ化水素 | KIS-NET 他 |
フッ化水素酸(フッ化水素) | 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) |
弗化水素 | 毒物及び劇物取締法(毒劇法) 他 |
Hydrofluoric acid | logP実測値(文献調査)-Chemical Reviews vol 71 Number 6 December 1971 他 |
hydrogen fluoride | European Union Risk Assessment Report(EU_RAR) 他 |
Hydrogen fluoride;Hydrogen fluoride (as F) | ACGIH許容濃度 |
HYDROGENFLUORIDE | KIS-NET |
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
外観 | 純粋では無色の液体 | KIS-NET | |||
臭気 | 純粋では刺激臭 | KIS-NET | |||
その他特徴 | 毒物。通常50~60%程度の溶液になっている。弱酸だが毒性、腐食性が激しい。 | KIS-NET | |||
分子量 | 20.01 | 20.01 | KIS-NET | ||
比重 | 0.98 | 0.98 | KIS-NET | ||
融点 | -92.3 | -92.3 | deg C | KIS-NET | |
沸点 | 19.4 | 19.4 | deg C | KIS-NET | |
燃焼性 | 引火、爆発性はないが、腐食により発生した水素が爆発することがある。 | KIS-NET | |||
その他の化学反応 | 多くの金属とよく化合してフッ化物を生じ、ガラスなどのケイ酸質を侵食する。 | KIS-NET | |||
オクタノール/水分配係数 | -0.44 | -0.44 | LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71) | ||
オクタノール/水分配係数 | -1.43 | -1.43 | LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71) |
用途
用途 |
---|
輸出 |
中間物 |
合成樹脂 |
ガラス |
その他無機化学製品 |
洗浄剤 |
冷媒 |
半導体 |
メッキ剤 |
その他 |
注釈
(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)
環境基準
該当データがありません。
法規制
※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
対策等
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外部サイト内個別物質ページへのリンク
外部サイト名称 | 化学物質名称 | link_url |
---|---|---|
ChemiCOCO 化学物質情報検索支援システム | フッ化水素 | LINK |
PRTR制度
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環境中濃度測定値
該当データがありません。
農薬出荷量
該当データがありません。
製造輸入量
年度 | 出典 | 官報公示整理番号 | 官報公示整理番号の名称 | 範囲下限(または合計数量) | 範囲上限(または合計数量) |
---|---|---|---|---|---|
2001 | 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 | 1-0306 | フッ化水素 | 10000.00 | 100000.00 |
注釈
(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。
急性・慢性試験値
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発がん性評価
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生態毒性
該当データがありません。
リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
2000 | IPCS | ICSC | ICSC:0283 HYDROGEN FLUORIDE (Date of Peer Review: April 2000) | - | LINK | |
2005 | ACGIH | ACGIH | 2005 | - | ||
2008 | ECB | EU_RAR | ECB#002 / Priority List#1 | - | ||
2008 | 環境省 | 化学物質の環境リスク評価 | 6巻 生態リスク(追加) NO5 | A | 「ふっ化水素及びその水溶性塩」として | LINK |
2008 | OECD | HPV | SIDS Chemicals | - | ||
2009 | 日本産業衛生学会 | Recommendation of Occupational Exposure Limits | 2008-2009 | - | LINK |
分類と表示
規制名称 | 種別 | 名称 |
---|---|---|
EU 67/548/EEC | Risk Phrases | R26/27/28 |
EU 67/548/EEC | Risk Phrases | R35 |
EU 67/548/EEC | Safety Phrases | S1/2 |
EU 67/548/EEC | Safety Phrases | S26 |
EU 67/548/EEC | Safety Phrases | S36/37 |
EU 67/548/EEC | Safety Phrases | S36/37/39 |
EU 67/548/EEC | Safety Phrases | S45 |
EU 67/548/EEC | Safety Phrases | S7/9 |
基準値等
基準値名 | 規制名称 | 基準値等 | リンク |
---|---|---|---|
大気汚染防止法 排出基準等(特定物質) | 弗化水素 | 事故時における措置を規定 事業者の復旧義務、都道府県知事への通報等 | LINK |
注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
許容濃度等
種類 | 値 | 単位 | 評価機関名 |
---|---|---|---|
TLV | 0.50 | ppm | ACGIH |
OEL | 3 | ppm | 日本産業衛生学会 |
OEL | 2.5 | mg/m3 | 日本産業衛生学会 |
注釈
(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
PRTR対象物質選定基準
該当データがありません。
事故事例
発生日 | 発生時刻 | 事故の名称 | 被害金額(万円) | 死亡者数 | 負傷者数 | 事故の概要 | 事故の原因 | 場所 |
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1984-06-27 | 00:00:00 | テフロン屑焼却によるフッ化水素及びフッ素の発生 | テフロン切削屑を敷地内の焼却炉で焼却したためフッ化水素及びフッ素が発生した。付近住民数人が喉の痛みなどを訴えた。また、20アールの水稲、野菜、庭木などが黄褐変した。発生した量はフッ化水素約5kg,フッ素約9kg(テフロン15kgの燃焼)であった。 | 従業員の教育不徹底 | 新潟県糸魚川市 | |||
1988-05-16 | 00:00:00 | 運送中のフッカ水素酸漏洩事故 | フッカ水素酸を積載したトッラクがパンクしたまま走行を続けたため摩擦熱により車両火災が発生し、フッカ水素酸の入ったポリ容器が溶解し、付近の河川に1480リットルが流出した。流出先河川では、中和剤(消石灰)に起因すると思われる魚死亡事故(40?50匹)が発生した。 | 維持管理の不徹底 | 三重県四日市市 |
事故時処理内容
事故時処理内容 |
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粉末消化剤(ドライケミカル)のみ |
避難を検討する |
防止堤で囲む |
環境分析法
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