化学物質詳細情報
ニトロセルロース
chem_id:SZY01235
CAS RN®:9004-70-0
化学物質名(和名):ニトロセルロース
化学物質名(英名):NITROCELLULOSE
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化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
Cellulose, nitrate | 経済産業省-製造輸入量 |
NITROCELLULOSE | KIS-NET |
NITROCELLULOSE (less than 12.6% nitrogen ) | ICSC(International Chemical Safety Cards) |
ニトロセルロース | KIS-NET 他 |
全 4 件
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
臭気 | 無臭 | KIS-NET | |||
その他特徴 | 無味 | KIS-NET | |||
比重 | 1.67 | 1.67 | KIS-NET | ||
燃焼性 | 自然発火しやする。窒素含有量の高いものは爆発する。 | KIS-NET | |||
引火点 | 13 | 13 | deg C | KIS-NET |
全 5 件
用途
用途 |
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その他 |
その他有機化学製品 |
合成樹脂 |
土壌改良材 |
火薬、爆薬 |
防汚剤 |
全 6 件
注釈
(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)
環境基準
該当データがありません。
法規制
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対策等
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外部サイト内個別物質ページへのリンク
PRTR制度
該当データがありません。
環境中濃度測定値
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農薬出荷量
該当データがありません。
製造輸入量
年度 | 出典 | 官報公示整理番号 | 官報公示整理番号の名称 | 範囲下限(または合計数量) | 範囲上限(または合計数量) |
---|---|---|---|---|---|
2001 | 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 | 8-0176 | ニトロセルロース | 1000.00 | 10000.00 |
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注釈
(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。
急性・慢性試験値
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発がん性評価
該当データがありません。
生態毒性
該当データがありません。
リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
2005 | IPCS | ICSC | ICSC:1560 NITROCELLULOSE (less than 12.6% nitrogen ) (Date of Peer Review: October 2005) | - | LINK |
全 1 件
分類と表示
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基準値等
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許容濃度等
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PRTR対象物質選定基準
該当データがありません。
事故事例
発生日 | 発生時刻 | 事故の名称 | 被害金額(万円) | 死亡者数 | 負傷者数 | 事故の概要 | 事故の原因 | 場所 |
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1992-09-18 | 16:58:00 | カラーチップをロールで延伸時に高温がかかり包装貯蔵時蓄熱発火 | 126 | 15時30分?16時30分の間に作業を行った黒チップのロールに異常な過熱の現象が認められ、これに伴い延伸時にチップ自体に異常な高温がかかりくすぶっていた。これを冷却せず、そのままドラムへ入れ無許可貯蔵所へ保管した。17時30分頃の外気温度は25℃であり保管所は直接日光が当たり、蓄熱及び余熱が早められ自然発火したか、又は微細な火種から火災になったと推定される。 | クーリングタワー、ストレーナー及びロールの配管をはずし点検をしたところ、かなりのスケールによる水あかが詰まっているのが確認された。これがロールの冷却不良を引き起こし、延伸中の黒チップの摩擦熱をロールが十分に吸収できず延伸中に度々くすぶりが見られた。見かけ上は完全に消したように見えていたものが、ドラムに入れられ密閉され、時間の経過と共に蓄熱余熱又はくすぶり発火が始まり火災になったと推定される。 | 佐賀県神埼郡東脊振村 | ||
1993-08-30 | 13:20:00 | 硝化綿製造プラントで発生した爆発 | 10408 | 0 | 8 | セルロースと混酸を混合し、反応槽へ送り硝化反応を完結し、その後、反応槽より排出する反応精製物(硝化綿)を脱酸分離する工程で、硝化機出口側の蓋が異常内圧により、ボルト締結部から離脱し、約2m上部の鉄骨梁まで飛ばされ、硝化機内の古酸(硝酸19%、硫酸62%、水19%)及び化学反応により生じたNOXガスが噴出したものである。 | 硝化工程における硝化機内に貯留していた古酸及び硝化綿が異常反応を起こし、硝化機内の圧力が上昇したことにより、爆発現象を呈したものと推定される。除酸綿の自然分解が時間経過とともに始まりNOXガスにより加速度的に反応が促進されたと推定される。 | 宮崎県延岡市 |
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事故時処理内容
事故時処理内容 |
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水噴霧 |
避難を検討する |
防止堤で囲む |
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関連化学物質
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環境分析法
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