化学物質詳細情報

o-クロロベンジルクロリド
chem_id:SEJ00401
CAS RN®:611-19-8
化学物質名(和名):o-クロロベンジルクロリド
化学物質名(英名):O-CHLOROBENZYLCHLORIDE
分子式:C7H6CL2
示性式:CH2CL(C6H4)CL
SMILES:c(c(ccc1)Cl)(c1)CCl
RTECS:CZ0195000

構造式611-19-8

化学物質名(別名)

物質名称 出典
1-クロロ-2-(クロロメチル)ベンゼン 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正後) 他
2-クロロ塩化ベンジル 環境省-化学物質の生態影響試験 他
o-クロロベンジルクロリド KIS-NET
一-クロロ-二-(クロロメチル)ベンゼン PRTR 対象物質選定基準
1-chloro-2-(chloromethyl)benzene ICSC(International Chemical Safety Cards) 他
Benzene, 1-chloro-2-(chloromethyl)- OECD_HPV_SIDS(SIDS:Screening Information Data Set)
O-CHLOROBENZYLCHLORIDE KIS-NET

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
分子量 161.03 KIS-NET
比重 1.27 KIS-NET
蒸気密度 5.5 KIS-NET
蒸気圧 3 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 84 deg C KIS-NET
沸点 213 214 deg C KIS-NET
引火点 82.2 82.2 deg C KIS-NET
生物分解性 難分解性 METI_既存点検

用途

該当データがありません。

環境基準

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
環境基本法 環境基準 要調査項目(水質) 51 1-クロロ-2-(クロロメチル)ベンゼン LINK

注釈

(注) 平成25年度に「水環境保全に向けた取組のための要調査項目リスト」が改訂されました。それに伴い、改訂前の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前)」、改訂後の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)」とそれぞれ別のカテゴリとして整理しています。なお、「環境中濃度測定値」では、要調査項目モニタリングの対象物質ではなく参考として測定された場合も含めて掲載しています。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(規制等)【H21改正前】 化審法第三種監視化学物質(改正前) 186 1-クロロ-2-(クロロメチル)ベンゼン LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) 1-クロロ-2-(クロロメチル)ベンゼン LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(生態影響) 2-クロロ塩化ベンジル LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(人健康影響) 1-クロロ-2-(クロロメチル)ベンゼン LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正後】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質 97 一―クロロ―二―(クロロメチル)ベンゼン LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。
●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 都道府県 届出排出量(大気) 届出排出量(水域) 届出排出量(土壌) 届出排出量(埋立) 届出移動量(下水道) 届出移動量(事業所外) 届出外排出量(対象業種) 届出外排出量(非対象業種) 届出外排出量(家庭) 届出外排出量(移動体) 排出量総計 単位
2010 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2011 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2012 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2013 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2014 全国 0 0 0 0 0 15000 0 kg/年
2015 全国 0 0 0 0 0 800 0 kg/年
2016 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2017 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2018 全国 0 0 0 0 0 250 0 kg/年
2019 全国 0 0 0 0 0 2000 0 kg/年
2020 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年
2021 全国 0 0 0 0 0 0 0 kg/年

注釈

(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。

(注2) 本ページ上部の「県指定」で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ (ダイオキシン類を除き小数点第1位まで)の合計について小数点第1位で四捨五入した値 (経済産業省公表:届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1.排出・移動先別の集計-全国・業種別) であり、「県指定」で得られる各都道府県別の値(経済産業省公表:個別事業所データ)を全国分合計した値とは 異なる場合があります。

●以下リンク先で、事業所ごとの排出量や移動量、推定在庫量等の情報が確認できます。
:本物質の届出事業所を地図上に表示することができます(ただし、地図を拡大しないと検索できない点にご留意ください)。
:本物質の届出事業所リストを都道府県、市区町村と絞り込んで表示することができます。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LC50 1 時間 1140 1140 mg/m3

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

年度 物質名 試験種別 生物種 エンドポイント 結果 単位 備考
10 2-クロロ塩化ベンジル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 1.2 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.088 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 0.78 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 0.045 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 0.38 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 0.23 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 0.020 ㎎/L
10 2-クロロ塩化ベンジル 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 0.27 ㎎/L
14 2-クロロ塩化ベンジル 魚類初期生活段階毒性試験(ELS試験)最小影響濃度 魚類 LOEC 0.097 ㎎/L
14 2-クロロ塩化ベンジル 魚類初期生活段階毒性試験(ELS試験)無影響濃度 魚類 NOEC 0.046 ㎎/L

注釈

*1 ガイドラインの規定により、0-48時間の毒性値を求めた

*2 化学物質審査規制法の第三種監視化学物質相当であるかを判定する際に考慮した、ばく露開始後120時間の毒性値

*3 四塩化無水フタル酸は水溶液中で100%分解し、分解物としてテトラクロロフタル酸を生成するため、このテトラクロロフ タル酸(CAS No. 632-58-6)として実施した結果

*4 参考値

*5 追加試験結果

*6 pH調整有り

*7 設定濃度に基づく毒性値

*8 実測濃度に基づく毒性値

*9 羽化率及び変態速度より求めた毒性値

*10 変態速度より求めた毒性値

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -
2010 IPCS ICSC ICSC:1763 1-CHLORO-2-(CHLOROMETHYL)BENZENE (Peer-Review Status: 11.08.2010 Validated ) - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

該当データがありません。

許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
総合製造輸入量クラス1
生態毒性クラス-1

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

事故時処理内容
水噴霧
防止堤で囲む

環境分析法

該当データがありません。

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