化学物質詳細情報

ホルムアミド

chem_id:SEJ00029

CAS RN®:75-12-7

化学物質名(和名):ホルムアミド

化学物質名(英名):FORMAMIDE

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化学物質名(別名)

物質名称 出典
ギ酸アミド JapanChallenge優先情報収集対象物質リスト
ホルムアミド KIS-NET 他
formamide 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 無色吸湿性油状の液体 KIS-NET
その他特徴 水、アルコールと混和する。エーテルにきわめて微溶。腐食性がある。 KIS-NET
分子量 45.04 45.05 KIS-NET
比重 1.12 1.13 KIS-NET
比重測定温度 20 25 deg C KIS-NET
溶解度記述 易溶 KIS-NET
蒸気圧 29.7 29.7 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 129.4 129.4 deg C KIS-NET
オクタノール/水分配係数 -1.51 -1.51 KIS-NET
融点 2.5 2.6 deg C KIS-NET
沸点 210 210.5 deg C KIS-NET
燃焼性 可燃性。590℃以上で蒸気は大気中で燃える。貯蔵の間に爆発したことがある。ヨウ素、ピリジン、三酸化硫黄と混合してはいけない。 KIS-NET
引火点 154 154 deg C KIS-NET
混合危険性 酸化剤との混合 KIS-NET
熱分解性 加熱分解し、有毒なNOxガスを発生 KIS-NET
生物分解性 良好 KIS-NET
熱安定性    不安定 KIS-NET
生物分解性 良分解性 METI_既存点検
オクタノール/水分配係数 -1.61 -1.61 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 -1.67 -1.67 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)

用途

該当データがありません。

環境基準

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
環境基本法 環境基準 要調査項目(水質) 190 ホルムアミド LINK

注釈

(注) 平成25年度に「水環境保全に向けた取組のための要調査項目リスト」が改訂されました。それに伴い、改訂前の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前)」、改訂後の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)」とそれぞれ別のカテゴリとして整理しています。なお、「環境中濃度測定値」では、要調査項目モニタリングの対象物質ではなく参考として測定された場合も含めて掲載しています。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(既存物質情報) Japanチャレンジ ギ酸アミド LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) ホルムアミド LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(生態影響) ホルムアミド LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LC50 15 15 15 g/m3
急性・慢性毒性 マウス 経気道 LC50 15 6.2 6.2 g/m3

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

年度 物質名 試験種別 生物種 エンドポイント 結果 単位 備考
1998 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >1000 ㎎/L
1998 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 10 ㎎/L
1998 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 藻類 EC50 >1000 ㎎/L
1998 ホルムアミド 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 藻類 NOEC 10 ㎎/L
1998 ホルムアミド ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >1000 ㎎/L
1998 ホルムアミド ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 甲殻類 EC50 >100 ㎎/L
1998 ホルムアミド ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 甲殻類 NOEC 100 ㎎/L
1998 ホルムアミド 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 魚類 LC50 >100 ㎎/L

注釈

*1 ガイドラインの規定により、0-48時間の毒性値を求めた

*2 化学物質審査規制法の第三種監視化学物質相当であるかを判定する際に考慮した、ばく露開始後120時間の毒性値

*3 四塩化無水フタル酸は水溶液中で100%分解し、分解物としてテトラクロロフタル酸を生成するため、このテトラクロロフ タル酸(CAS No. 632-58-6)として実施した結果

*4 参考値

*5 追加試験結果

*6 pH調整有り

*7 設定濃度に基づく毒性値

*8 実測濃度に基づく毒性値

*9 羽化率及び変態速度より求めた毒性値

*10 変態速度より求めた毒性値

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1997 IPCS ICSC ICSC:0891 FORMAMIDE (Date of Peer Review: April 1997) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

該当データがありません。

許容濃度等

種類 単位 評価機関名
TLV 10.00 ppm ACGIH

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

該当データがありません。

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

該当データがありません。

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1980 12 589 化学物質分析法開発調査報告書(昭和55年度) ▲アゾジカルボンアミド;ホルムアミドの分析法 水、底質
1994 31 987 化学物質分析法開発調査報告書(平成5年度) ▲ホルムアミドの分析法 水、底質

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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