化学物質詳細情報
エチルメルカプタン
chem_id:SEJ00028
CAS RN®:75-08-1
化学物質名(和名):エチルメルカプタン
化学物質名(英名):ETHYLMERCAPTAN, ethanethiol
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化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
エタンチオール | 環境省-化学物質の生態影響試験 他 |
エチルメルカプタン | KIS-NET |
ethanethiol | ICSC(International Chemical Safety Cards) 他 |
Ethyl mercaptan | ACGIH許容濃度 |
ETHYLMERCAPTAN | KIS-NET |
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
外観 | 液体,無色透明 | KIS-NET | |||
臭気 | ニラに似た悪臭 | KIS-NET | |||
分子量 | 62.1 | 62.14 | KIS-NET | ||
比重 | 0.83 | 0.86 | KIS-NET | ||
比重測定温度 | 0 | 20 | deg C | KIS-NET | |
蒸気密度 | 2.14 | 2.14 | KIS-NET | ||
溶解度記述 | 難溶 | KIS-NET | |||
融点 | -147.9 | -144.4 | deg C | KIS-NET | |
沸点 | 34.7 | 37 | deg C | KIS-NET | |
燃焼性 | 火災の危険性大。熱、炎との接触に注意、引火、爆発の危険性。 | KIS-NET | |||
発火点 | 299 | 299 | deg C | KIS-NET | |
引火点 | 18 | 18 | deg C | KIS-NET | |
混合危険性 | Ca(OC1)2と激しく反応する。 | KIS-NET | |||
爆発範囲 | 2.8 | 2.8 | % | KIS-NET | |
加水分解性 | 水に不安定 | KIS-NET | |||
熱分解性 | 加熱すると分解し、酸または酸蒸気と接触すると硫黄酸化物のきわめて有毒ガスを発生 | KIS-NET | |||
その他の化学反応 | 希硝酸の作用で二硫化エチルを生じ、濃硝酸によりエタンスルホン酸を生ずる。水または水蒸気と反応し、有毒で可燃性の蒸気を発する。酸化性物質と激しく反応。 | KIS-NET | |||
水安定性 | 不安定 | KIS-NET | |||
熱安定性 | 不安定 | KIS-NET | |||
生物分解性 | 難分解性 | METI_既存点検 |
用途
該当データがありません。
環境基準
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法規制
※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
対策等
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外部サイト内個別物質ページへのリンク
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PRTR制度
●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 | 都道府県 | 届出排出量(大気) | 届出排出量(水域) | 届出排出量(土壌) | 届出排出量(埋立) | 届出移動量(下水道) | 届出移動量(事業所外) | 届出外排出量(対象業種) | 届出外排出量(非対象業種) | 届出外排出量(家庭) | 届出外排出量(移動体) | 排出量総計 | 単位 |
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2010 | 全国 | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | kg/年 | ||||
2011 | 全国 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | kg/年 | ||||
2012 | 全国 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | kg/年 | ||||
2013 | 全国 | 24 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 24 | kg/年 | ||||
2014 | 全国 | 24 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 24 | kg/年 | ||||
2015 | 全国 | 29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 29 | kg/年 | ||||
2016 | 全国 | 31 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 31 | kg/年 | ||||
2017 | 全国 | 27 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 27 | kg/年 | ||||
2018 | 全国 | 66 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 66 | kg/年 | ||||
2019 | 全国 | 46 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 46 | kg/年 | ||||
2020 | 全国 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | kg/年 | ||||
2021 | 全国 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | kg/年 | ||||
2022 | 全国 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | kg/年 |
注釈
(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。
(注2) 本ページ上部の「県指定」で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ
(ダイオキシン類を除き小数点第1位まで)の合計について小数点第1位で四捨五入した値
(経済産業省公表:届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1.排出・移動先別の集計-全国・業種別)
であり、「県指定」で得られる各都道府県別の値(経済産業省公表:個別事業所データ)を全国分合計した値とは
異なる場合があります。
環境中濃度測定値
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農薬出荷量
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製造輸入量
該当データがありません。
急性・慢性試験値
試験種別 | 生物種 | 経路 | エンドポイント | 暴露時間 | 暴露時間単位 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 毒性記述 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
急性・慢性毒性 | ラット | 経気道 | LC50 | 4 | 時間 | 4420 | 4420 | ppm |
発がん性評価
該当データがありません。
生態毒性
年度 | 物質名 | 試験種別 | 生物種 | エンドポイント | 結果 | 単位 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1998 | エタンチオール | 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 半数影響濃度 | 藻類 | EC50 | 3.0 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | 藻類生長阻害試験 速度法0-72時間 無影響濃度 | 藻類 | NOEC | 0.30 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | 藻類生長阻害試験 面積法72時間 半数影響濃度 | 藻類 | EC50 | 2.0 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | 藻類生長阻害試験 面積法72時間 無影響濃度 | 藻類 | NOEC | 0.60 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | ミジンコ急性遊泳阻害試験 48時間 半数影響濃度 | 甲殻類 | EC50 | 0.077 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | ミジンコ繁殖試験 21日間 半数影響濃度 | 甲殻類 | EC50 | 0.012 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | ミジンコ繁殖試験 21日間 無影響濃度 | 甲殻類 | NOEC | 0.009 | ㎎/L | |
1998 | エタンチオール | 魚類急性毒性試験 96時間 半数致死濃度 | 魚類 | LC50 | 2.2 | ㎎/L |
注釈
*1 ガイドラインの規定により、0-48時間の毒性値を求めた
*2 化学物質審査規制法の第三種監視化学物質相当であるかを判定する際に考慮した、ばく露開始後120時間の毒性値
*3 四塩化無水フタル酸は水溶液中で100%分解し、分解物としてテトラクロロフタル酸を生成するため、このテトラクロロフ
タル酸(CAS No. 632-58-6)として実施した結果
*4 参考値
*5 追加試験結果
*6 pH調整有り
*7 設定濃度に基づく毒性値
*8 実測濃度に基づく毒性値
*9 羽化率及び変態速度より求めた毒性値
*10 変態速度より求めた毒性値
リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
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2004 | IPCS | ICSC | ICSC:0470 ETHANETHIOL (Date of Peer Review: October 2004) | - | LINK | |
2005 | ACGIH | ACGIH | 2005 | - | ||
2008 | OECD | HPV | SIDS Chemicals | - |
分類と表示
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基準値等
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許容濃度等
種類 | 値 | 単位 | 評価機関名 |
---|---|---|---|
TLV | 0.50 | ppm | ACGIH |
注釈
(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
PRTR対象物質選定基準
選定基準およびクラス |
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総合製造輸入量クラス1 |
生態毒性クラス-1 |
事故事例
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事故時処理内容
事故時処理内容 |
---|
泡 |
避難を検討する |
防止堤で囲む |
環境分析法
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