化学物質詳細情報

エジフェンホス

chem_id:NT300077

CAS RN®:17109-49-8

化学物質名(和名):エジフェンホス

化学物質名(英名):EDIPHENFOS

記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています

化学物質名(別名)

物質名称 出典
EDDP 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査) 他
O―エチル S,S―ジフェニル ホスホロジチオアート(別名エディフェンホス又はEDDP) 農薬取締法 登録農薬保留基準-水質汚濁
エジフェンホス KIS-NET
エチルジフエニルジチオホスフエイト 毒物及び劇物取締法(毒劇法)
エディフェンホス 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査) 他
エディフェンホス(EDDP) 農薬取締法 公共用水域水質指針 他
ジチオりん酸O-エチル-S,S-ジフェニル PRTR 対象物質選定基準
ジチオりん酸O-エチル-S,S-ジフェニル(別名:エディフェンホス又はEDDP) 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査)
ジチオりん酸O-エチル-S,S-ジフェニル(別名エディフェンホス又はEDDP) 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他
EDIFENPHOS 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他
EDIPHENFOS 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他
O-ethyl S,S-diphenyl phosphorodithioate; edifenphos; EDDP 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 黄または淡褐色の液体 KIS-NET
分子量 310.37 310.37 KIS-NET
比重 1.23 1.23 KIS-NET
比重測定温度 20 20 deg C KIS-NET
溶解度記述 水に不溶 KIS-NET
沸点 154 154 deg C KIS-NET

用途

用途
殺菌剤
殺虫殺菌剤

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化管法(PRTR)【平成20年改正前】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質(改正前) 148 ジチオりん酸O―エチル―S・S―ジフェニル(別名エディフェンホス又はEDDP) LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正後】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質 192 ジチオりん酸O―エチル―S・S―ジフェニル(別名エディフェンホス又はEDDP) LINK
農薬取締法 登録保留基準(水質汚濁) 第3条第1項第4号 (H18年8月3日より前) O―エチル S,S―ジフェニル ホスホロジチオアート(別名エディフェンホス又はEDDP) LINK
農薬取締法 公共用水域水質指針 エディフェンホス(EDDP) LINK
食品衛生法 食品の成分に係る規格(残留基準)が定められている物質 第370号第1Aの6又は7又は9 エディフェンホス LINK
毒劇法 劇物_指定令 第2条第13号の2 エチルジフエニルジチオホスフエイト LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。
●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 都道府県 届出排出量(大気) 届出排出量(水域) 届出排出量(土壌) 届出排出量(埋立) 届出移動量(下水道) 届出移動量(事業所外) 届出外排出量(対象業種) 届出外排出量(非対象業種) 届出外排出量(家庭) 届出外排出量(移動体) 排出量総計 単位
2001 全国 0 70 0 0 1 977 9 139149 139228 kg/年
2002 全国 0 54 0 0 1 546 161341 161395 kg/年
2003 全国 0 50 0 0 1 528 107077 107127 kg/年
2004 全国 0 560 0 0 1 462 89869 90429 kg/年
2005 全国 0 39 0 0 1 533 64722 64761 kg/年
2006 全国 0 39 0 0 1 369 55840 55879 kg/年
2007 全国 0 40 0 0 0 272 1 40660 40700 kg/年
2008 全国 0 0 0 0 0 167 0 31849 31849 kg/年
2009 全国 0 0 0 0 0 2100 0 20862 20862 kg/年
2010 全国 1451 1451 kg/年
2016 全国 0 kg/年
2017 全国 0 kg/年
2018 全国 0 kg/年
2019 全国 0 kg/年
2020 全国 0 kg/年
2021 全国 0 kg/年
2022 全国 0 0 0 0 0 kg/年

注釈

(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。

(注2) 本ページ上部の「県指定」で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ (ダイオキシン類を除き小数点第1位まで)の合計について小数点第1位で四捨五入した値 (経済産業省公表:届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1.排出・移動先別の集計-全国・業種別) であり、「県指定」で得られる各都道府県別の値(経済産業省公表:個別事業所データ)を全国分合計した値とは 異なる場合があります。

環境中濃度測定値

年度 都道府県 調査名 媒体 検出地点数 調査地点数 検出検体数 調査検体数 最小値 最大値 算術平均 幾何平均 検出下限 単位 備考
1993 全国 化学物質と環境(環境省) 水質 0 17 0 51 (0.64) μg/L
1993 全国 化学物質と環境(環境省) 底質 0 17 0 51 (0.1) μg/g-dry
2004 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 2 77 <0.05 0.06 <0.05 <0.05 定量下限値 0.05 μg/L
2004 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(湖沼) 0 5 <0.05 <0.05 <0.05 <0.05 定量下限値 0.05 μg/L
2004 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 地下水 0 20 <0.05 <0.05 <0.05 <0.05 定量下限値 0.05 μg/L
2005 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 0 75 <0.05 <0.05 <0.05 <0.05 検出下限値 0.05 μg/L
2005 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(湖沼) 0 5 <0.05 <0.05 <0.05 <0.05 検出下限値 0.05 μg/L

注釈

複数の情報源のデータを一つの表で記載するために、情報源によって異なる定義の数値を記載していますのでご注意ください。

(注1) 有害大気汚染物質モニタリング:地点数、検体数、年平均値の最大、最小、平均を表しています。

 検出地点数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点数
 調査地点数:全調査地点数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)
 検出検体数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点における検体数
 調査検体数:全検体数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)

 最小値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最小値
 最大値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最大値
 算術平均:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の算術平均(有効数字3桁目を四捨五入)

(注2) 要調査モニタリング:環境省「要調査項目等存在状況調査結果」に記載された物質(要調査対象物質以外の物質などを含む)について記載しました。値の算出方法に関しては データの出典ページをご参照ください。シアナミド(2014年度)、銅およびその化合物(2016年度)については、資料内で下限値が統一されておらず、分析結果の表内の値を採用しました。なお、算出前の値に関しては 環境省HPをご参照ください。

* : 2021年度の1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカンについては、各異性体(α、β、γ、δ、ε)の集計値です。

(注3) 黒本調査:捕捉説明として、以下の記載を参照ください(環境省「化学物質と環境 化学物質環境調査結果概要一覧表」より)。

* : 同族体その他該当物質ごとの検出下限値の合計とした。

** : 水素化テルフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークのうち、分子量242のものをHT242a~HT242dとし、分子量236のものをHT236a~HT236cとして測定、定量した。

*** : ジエチルビフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた4本のピークを DDa~DDdとして測定、定量した。

**** : ジベンジルトルエンについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークを DTa~DTgとして測定、定量した。

***** : HCH類の大気については、2003年度から2008年度に用いた大気試料採取装置の一部からHCH類が検出され、HCH類の測定に影響を及ぼすことが判明したが、個別のデータについて影響の有無を遡って判断することが困難であるため、この期間の全てのデータについて欠測扱いとすることとした。

****** : 2009年度のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の調査は、直鎖のオクチル基を有するn-ペルフルオロオクタンスルホン酸及びn-ペルフルオロオクタン酸を分析対象としている。ただし、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の生物では、オクチル基が分鎖状の異性体が含まれる可能性を否定できていない。

******* : 2017年度のアルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の調査は、組成を推計した工業製品を用いて環境試料中の濃度を定量した。このため、アルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の結果については、参考値として掲載している。

(注4) MOE_公共用水域測定結果:「水質汚濁に係る環境基準(人の健康の保護に関する環境基準)」を超えた地点数と調査地点数を下記のように掲載しています。なお、備考の基準値は当該年度における値です。

 検出地点数:基準を超えた地点数
 調査地点数:全調査地点数

農薬出荷量

年度 都道府県 出荷量 単位
1967 全国 56.52800048828125 tまたはkL
1968 全国 311.4010034179688 tまたはkL
1969 全国 494.80609233856194 tまたはkL
1970 全国 373.76518836975094 tまたはkL
1971 全国 273.83863800048834 tまたはkL
1972 全国 317.5781594848633 tまたはkL
1973 全国 404.23099777221677 tまたはkL
1974 全国 298.10227439880373 tまたはkL
1975 全国 357.3035076904297 tまたはkL
1976 全国 809.1225174331668 tまたはkL
1977 全国 912.2935116577148 tまたはkL
1978 全国 887.6014933776855 tまたはkL
1979 全国 918.084988861084 tまたはkL
1980 全国 1041.3094879531864 tまたはkL
1981 全国 932.4864951419833 tまたはkL
1982 全国 868.0385041999818 tまたはkL
1983 全国 817.6109981194141 tまたはkL
1984 全国 862.8270002341271 tまたはkL
1985 全国 793.9629985302687 tまたはkL
1986 全国 737.2635044121743 tまたはkL
1987 全国 628.127501815259 tまたはkL
1988 全国 583.9659986004234 tまたはkL
1989 全国 522.3904985228182 tまたはkL
1990 全国 503.31100114747903 tまたはkL
1991 全国 526.1935001024606 tまたはkL
1992 全国 419.00449921965577 tまたはkL
1993 全国 517.2694994595644 tまたはkL
1994 全国 372.30400246247643 tまたはkL
1995 全国 298.5160002705455 tまたはkL
1996 全国 256.63350044533615 tまたはkL
1997 全国 224.90850047200922 tまたはkL
1998 全国 191.1394996127487 tまたはkL
1999 全国 158.64200021550062 tまたはkL
2000 全国 159.71150069817904 tまたはkL
2001 全国 138.42299955233932 tまたはkL
2002 全国 119.50499921798705 tまたはkL
2003 全国 106.89349835753441 tまたはkL
2004 全国 89.53650039672851 tまたはkL
2005 全国 63.8914998525381 tまたはkL
2006 全国 55.50499980866908 tまたはkL
2007 全国 38.96649976432324 tまたはkL
2008 全国 31.520499854981892 tまたはkL
2009 全国 20.49250007644296 tまたはkL
2010 全国 0.8480000001192093 tまたはkL
2011 全国 -0.4679999980330467 tまたはkL
2012 全国 -0.10900000005960465 tまたはkL

注釈

● 年度は農薬年度です。2000農薬年度の出荷量とは1999年10月~2000年9月に出荷された農薬の量となります。

● 出荷量の値は、各農薬出荷量に原体の含有率を乗じて合算した値の小数点第3位を四捨五入したものです。

● カスガマイシン一塩酸塩、水酸化第二銅・塩基性硫酸銅・無水硫酸銅・塩基性硫化銅、燐酸第二鉄水和物、石灰硫黄合剤、ヒドロキシイソキサゾールカリウムは、それぞれカスガマイシン、銅、鉄、全硫化態硫黄、ヒドロキシイソキサゾールとしての出荷量です。

● ストレプトマイシンに関しては、その原体がストレプトマイシン塩酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、塩酸塩と硫酸塩の混合物の場合が混在していたため、ストレプトマイシンに集約して整理しています。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

該当データがありません。

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

該当データがありません。

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
農薬取締法 登録農薬保留基準(水質汚濁) O―エチル S,S―ジフェニル ホスホロジチオアート(別名エディフェンホス又はEDDP) H18年8月3日より前:基準値 0.06mg/L LINK
農薬取締法 農薬公共用水域水質指針 エディフェンホス(EDDP) 指針値 0.006mg/L以下 LINK
食品衛生法(ポジティブリスト制度規制対象物質) エディフェンホス 残留基準は食品ごとに異なります。リンク先「残留農薬基準値検索システム(公益財団法人 日本食品化学研究振興財団)」を参照してください LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
経口慢性クラス-3
総合製造輸入量クラス1
生態毒性クラス-1

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

該当データがありません。

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1993 30 977 化学物質分析法開発調査報告書(平成4年度) ●EPN;イプロベンホス;イソキサチオン;チオリン酸O,O’-ジエチル-O-2-イソプロピル-4-メチル-6-ピリミジニル;ホサロン;ホスメット;マラチオン;メチダチオン;β-クロルフェンビンホス;サリチオン;チオリン酸O,O’-ジメチル-O-3-メチル-4-ニトロフェニル;フェンチオン;α-クロルフェンビンホス;エディフェンフォスの分析法 水、生物、底質
1993 30 983 化学物質分析法開発調査報告書(平成4年度) ●イプロベンホス;メチダチオン;サリチオン;エディフェンフォス;エチルチオメトンの分析法 大気
2003 82 58 農薬取締法第3条第1項第4号から第7号までに掲げる場合に該当するかどうかの基準を定める等の件 第4号の環境大臣の定める基準(平成15年4月10日現在) (15)エディフェンホス試験法
2019 153 12120 食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法 EPN、アニロホス、イサゾホス、イプロベンホス、エチオン、エディフェンホス、エトプロホス、エトリムホス、カズサホス、キナルホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クロルフェンビンホス、シアノホス、ジスルホトン、ジメチルビンホス、ジメトエート、スルプロホス、ダイアジノン、チオメトン、テトラクロルビンホス、テルブホス、トリアゾホス、トリブホス、トルクロホスメチル、パラチオン、パラチオンメチル、ピペロホス、ピラクロホス、ピラゾホス、ピリダフェンチオン、ピリミホスメチル、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンスルホチオン、フェンチオン、フェントエート、ブタミホス、プロチオホス、プロパホス、プロフェノホス、ブロモホス、ベンスリド、ホキシム、ホサロン、ホスチアゼート、ホスファミドン、ホスメット、ホレート、マラチオン、メカルバム、メタクリホス、メチダチオン及びメビンホス試験法(農産物) 食品

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

ページトップへ