化学物質詳細情報
シアン化ナトリウム
chem_id:NOU00913
CAS RN®:143-33-9
化学物質名(和名):シアン化ナトリウム
化学物質名(英名):SODIUMCYANIDE
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化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
シアン化ナトリウム | KIS-NET 他 |
sodium cyanide | ICSC(International Chemical Safety Cards) 他 |
Sodium cyanide (as CN) | ACGIH許容濃度 他 |
SODIUMCYANIDE | KIS-NET |
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
外観 | 白色の結晶性粉末 | KIS-NET | |||
その他特徴 | 潮解性 | KIS-NET | |||
分子量 | 49.01 | KIS-NET | |||
比重 | 1.85 | KIS-NET | |||
比重測定温度 | 23.5 | deg C | KIS-NET | ||
水溶性 | 342000 | 450000 | KIS-NET | ||
水溶性測定温度 | 15 | 35 | deg C | KIS-NET | |
蒸気圧 | 1 | hPa | KIS-NET | ||
蒸気圧測定温度 | 817 | deg C | KIS-NET | ||
融点 | 563.7 | deg C | KIS-NET | ||
沸点 | 1496 | deg C | KIS-NET | ||
加水分解性 | 水または水蒸気で加水分解する。 | KIS-NET | |||
酸アルカリ分解性 | 酸と反応しシアン化水素を発生する。 | KIS-NET | |||
熱分解性 | 分解してCN ̄、NOx、NaOの有害ガスを発生する。 | KIS-NET | |||
水安定性 | 不安定 | KIS-NET | |||
酸塩基安定性 | 不安定 | KIS-NET | |||
熱安定性 | 不安定 | KIS-NET |
用途
用途 |
---|
輸出 |
中間物 |
メッキ剤 |
その他 |
殺虫剤 |
注釈
(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)
環境基準
該当データがありません。
法規制
※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
対策等
該当データがありません。
外部サイト内個別物質ページへのリンク
外部サイト名称 | 化学物質名称 | link_url |
---|---|---|
ChemiCOCO 化学物質情報検索支援システム | シアン化ナトリウム | LINK |
PRTR制度
該当データがありません。
環境中濃度測定値
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農薬出荷量
年度 | 都道府県 | 出荷量 | 単位 |
---|---|---|---|
1962 | 全国 | 86.656494140625 | tまたはkL |
1963 | 全国 | 22.96349853515625 | tまたはkL |
注釈
● 年度は農薬年度です。2000農薬年度の出荷量とは1999年10月~2000年9月に出荷された農薬の量となります。
● 出荷量の値は、各農薬出荷量に原体の含有率を乗じて合算した値の小数点第3位を四捨五入したものです。
● カスガマイシン一塩酸塩、水酸化第二銅・塩基性硫酸銅・無水硫酸銅・塩基性硫化銅、燐酸第二鉄水和物、石灰硫黄合剤、ヒドロキシイソキサゾールカリウムは、それぞれカスガマイシン、銅、鉄、全硫化態硫黄、ヒドロキシイソキサゾールとしての出荷量です。
● ストレプトマイシンに関しては、その原体がストレプトマイシン塩酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、塩酸塩と硫酸塩の混合物の場合が混在していたため、ストレプトマイシンに集約して整理しています。
製造輸入量
年度 | 出典 | 官報公示整理番号 | 官報公示整理番号の名称 | 範囲下限(または合計数量) | 範囲上限(または合計数量) |
---|---|---|---|---|---|
2001 | 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 | 1-0158 | シアン化ナトリウム | 10000.00 | 100000.00 |
注釈
(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。
急性・慢性試験値
該当データがありません。
発がん性評価
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生態毒性
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リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1987 | EPA | IRIS | Sodium cyanide ( last_significant_revision : 1987/01/31) | - | LINK | |
2003 | IPCS | ICSC | ICSC:1118 SODIUM CYANIDE (Date of Peer Review: May 2003) | - | LINK | |
2007 | NEDO | 有害性評価書 (評価書No.1~100番台:財団法人化学物質評価研究機構、独立行政法人製品評価技術基盤機構(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構委託事業)/200番台:独立行政法人製品評価技術基盤機構/300番台:財団法人化学物質評価研究機構(経済産業省委託事業)) | 評価書No.129 無機シアン化合物(錯塩及びシアン酸塩を除く) (公表・更新年月 : 2007/12) | - | LINK | |
2008 | NEDO | 化学物質の初期リスク評価書 (財団法人化学物質評価研究機構、独立行政法人製品評価技術基盤機構(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構委託事業)) | 評価書No.129 無機シアン化合物(錯塩及びシアン酸塩を除く) (最終公開日 : 2008.10 / 評価指針Version : 2) | - | LINK | |
2009 | 日本産業衛生学会 | Recommendation of Occupational Exposure Limits | 2008-2009 | - | LINK |
分類と表示
該当データがありません。
基準値等
基準値名 | 規制名称 | 基準値等 | リンク |
---|---|---|---|
水道水質基準 水質基準 | シアン化物イオン及び塩化シアン | シアンの量に関して、0.01mg/L以下 | LINK |
注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
許容濃度等
種類 | 値 | 単位 | 評価機関名 |
---|---|---|---|
OEL | 5 | mg/m3 | 日本産業衛生学会 |
注釈
(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
PRTR対象物質選定基準
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事故事例
発生日 | 発生時刻 | 事故の名称 | 被害金額(万円) | 死亡者数 | 負傷者数 | 事故の概要 | 事故の原因 | 場所 |
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1968-12-07 | 04:06:00 | アクリロニトリルプラントサンプタンク破損 | 300 | アクリロニトリルと青化ソーダのプラントが同一のベント系統でサンプタンク(6.8m3)に接続されていた。スタートアップ操作時に計装空気系に漏れがあり,空気ラインを止めたので,青化ソーダ反応器の液面制御が不能となりNaOH溶液が溢流して,サンプタンクに入った。このときアクリルニトリルプラントでもバルブ操作の誤りがあり,サンプタンクに流入した。タンク内で2物質が異常重合し、タンクが破裂した。 | 反応性ある2物質のサンプタンクを共通にした設計の誤り,スタートアップ時の誤操作 | 川崎・横浜コンビナート | ||
1989-03-28 | 00:00:00 | シアン化合物n流出 | 亜鉛メッキ工程でシアン化合物を含んだメッキ液を誤ってメッキ槽から流出させ、この液が排水処理施設を通らずに河川へ流出した。 | 配管設備の不整備及び貯留槽が設置されていなかったため。 | 群馬県前橋市 |
事故時処理内容
事故時処理内容 |
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粉末消化剤(ドライケミカル)のみ |
防止堤で囲む |
環境分析法
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