化学物質詳細情報

クロラムフェニコール
chem_id:NOU00816
CAS RN®:56-75-7
化学物質名(和名):クロラムフェニコール
化学物質名(英名):CHLORAMPHENICOL
分子式:C11H12CL2N2O5
示性式:
SMILES:O=C(NC(C(O)c(ccc(N(=O)=O)c1)c1)CO)C(Cl)Cl
RTECS:AB6825000

構造式56-75-7

化学物質名(別名)

物質名称 出典
2,2-ジクロロ-N-[2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)-2-(4-ニトロフェニル)エチル]アセトアミド PRTR 対象物質選定基準
2,2-ジクロロ-N-[2-ヒドロキシ-1-(ヒドロキシメチル)-2-(4-ニトロフェニル)エチル]アセトアミド(別名クロラムフェニコール) 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他
クロラムフェニコール KIS-NET 他
2,2-dichloro-N-[2-hydroxy-1-(hydroxymethyl)-2-(4-nitrophenyl)ethyl]acetamide; chloramphenicol 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他
Chloramphenicol logP実測値(文献調査)-Chemical Reviews vol 71 Number 6 December 1971 他
Chloramphenicol (NB: Overall evaluation upgraded from 2B to 2Awith supporting evidence fromother relevant data) 国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 白色または黄白色の結晶または結晶性粉末 KIS-NET
分子量 323.13 323.15 KIS-NET
水溶性 2.5 KIS-NET
水溶性測定温度 25 deg C KIS-NET
溶解度記述 微溶 KIS-NET
融点 150.5 151.5 deg C KIS-NET
熱分解性 NOx,Cl ̄の非常に有毒なガスを発する KIS-NET
オクタノール/水分配係数 1.57 1.57 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 0 0 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 0.64 0.64 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 1.14 1.14 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 0.67 0.67 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)

用途

用途
殺菌剤

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化管法(PRTR)【平成20年改正前】 化管法(PRTR)第二種指定化学物質(改正前) 27 二・二―ジクロロ―N―[二―ヒドロキシ―一―(ヒドロキシメチル)―二―(四―ニトロフェニル)エチル]アセトアミド(別名クロラムフェニコール) LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正後】 化管法(PRTR)第二種指定化学物質 30 二・二―ジクロロ―N―[二―ヒドロキシ―一―(ヒドロキシメチル)―二―(四―ニトロフェニル)エチル]アセトアミド(別名クロラムフェニコール) LINK
食品衛生法 食品において「不検出」とされる農薬等の成分である物質 第370号第1Aの5 クロラムフェニコール LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

年度 都道府県 出荷量 単位
1964 全国 0.07 tまたはkL
1966 全国 0.32 tまたはkL
1968 全国 1.74 tまたはkL
1971 全国 0.83 tまたはkL
1972 全国 0.90 tまたはkL

注釈

● 年度は農薬年度です。2000農薬年度の出荷量とは1999年10月~2000年9月に出荷された農薬の量となります。

● 出荷量の値は、各農薬出荷量に原体の含有率を乗じて合算した値の小数点第3位を四捨五入したものです。

● カスガマイシン一塩酸塩、水酸化第二銅・塩基性硫酸銅・無水硫酸銅・塩基性硫化銅、燐酸第二鉄水和物、石灰硫黄合剤、ヒドロキシイソキサゾールカリウムは、それぞれカスガマイシン、銅、鉄、全硫化態硫黄、ヒドロキシイソキサゾールとしての出荷量です。

● ストレプトマイシンに関しては、その原体がストレプトマイシン塩酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、塩酸塩と硫酸塩の混合物の場合が混在していたため、ストレプトマイシンに集約して整理しています。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

該当データがありません。

発がん性評価

評価機関 評価結果 評価結果詳細 リンク
IARC 2A Probably carcinogenic to humans
NTP B Reasonably Anticipated To Be Human Carcinogen

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1990 IARC AGENTS REVIEWED BY THE IARC MONOGRAPHS 50/ 1990 - LINK
2006 NTP Report on Carcinogens (RoC) NTP Page 48 - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
食品衛生法(ポジティブリスト制度規制対象物質) クロラムフェニコール 食品において「不検出」とされる農薬等の成分である物質 LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
発がん性クラス-2
変異原性クラス-1
総合製造輸入量クラス2

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

該当データがありません。

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
2019 153 12444 食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法 クロラムフェニコール試験法 食品

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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