化学物質詳細情報

3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン-2-チオン

chem_id:NOU00302

CAS RN®:533-74-4

化学物質名(和名):3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン-2-チオン

化学物質名(英名):3,5-DIMETHYLTETRAHYDRO-2H-1,3,5-THIADIAZINE-2-THIONE

記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています

化学物質名(別名)

物質名称 出典
2-チオ-3・5-ジメチルテトラヒドロ-1・3・5-チアジアジン 毒物及び劇物取締法(毒劇法)
2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン PRTR 対象物質選定基準
2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン(別名:ダゾメット) 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査)
2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン(別名ダゾメット) 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他
2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン[別名:ダゾメット] 化審法 既存点検 分解性蓄積性
3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン-2-チオン KIS-NET
ダゾメット 環境省-化学物質と環境(化学物質環境実態調査) 他
2-thioxo-3,5-dimethyltetrahydro-2H-1,3,5-thiadiazine; dazomet 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前) 他
3,5-DIMETHYLTETRAHYDRO-2H-1,3,5-THIADIAZINE-2-THIONE KIS-NET
dazomet ICSC(International Chemical Safety Cards) 他
tetrahydro-3,5-dimethyl-1,3,5-thiadiazine-2-thione 環境分析法(化学物質分析法開発調査報告書) 他

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 白色ないし灰白色結晶 KIS-NET
分子量 162.28 162.3 KIS-NET
比重 1.37 KIS-NET
水溶性 3 KIS-NET
水溶性測定温度 20 deg C KIS-NET
溶解度記述 難溶 KIS-NET
蒸気圧 0 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 20 deg C KIS-NET
融点 103 105 deg C KIS-NET
生物分解性 難分解性 METI_既存点検

用途

用途
殺菌剤
除草剤

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(規制等)【H21改正前】 化審法第三種監視化学物質(改正前) 255 2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン(別名ダゾメット) LINK
化審法(既存物質情報) Japanチャレンジ 2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン(別名ダゾメット) LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) 3,5-ジメチル-1,3,5-チアジアジナン-2-チオン(別名2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン又はダゾメット) LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正前】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質(改正前) 180 二―チオキソ―三・五―ジメチルテトラヒドロ―二H―一・三・五―チアジアジン(別名ダゾメット) LINK
化管法(PRTR)【平成20年改正後】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質 244 二―チオキソ―三・五―ジメチルテトラヒドロ―二H―一・三・五―チアジアジン(別名ダゾメット) LINK
農薬取締法 登録農薬有効成分 ダゾメット LINK
食品衛生法 食品の成分に係る規格(残留基準)が定められている物質 第370号第1Aの6又は7又は9 ダゾメット,メタム及びメチルイソチオシアネート LINK
毒劇法 劇物_指定令 第2条第69号の4 2-チオ-3・5-ジメチルテトラヒドロ-1・3・5-チアジアジン LINK
水道法 水質管理目標設定項目 15(農薬類) リスト番号=60 ダゾメット、メタム(カーバム)及びメチルイソチオシアネート LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

●データおよびグラフ表示の際は、都道府県による絞り込みが可能です。プルダウンメニューから都道府県を指定して各ボタンをクリックしてください。
●業種別データおよびグラフはデータ数が多いため全国一括表示はできません。必ず都道府県を指定してください。
年度 都道府県 届出排出量(大気) 届出排出量(水域) 届出排出量(土壌) 届出排出量(埋立) 届出移動量(下水道) 届出移動量(事業所外) 届出外排出量(対象業種) 届出外排出量(非対象業種) 届出外排出量(家庭) 届出外排出量(移動体) 排出量総計 単位
2001 全国 0 0 0 0 0 600 3155 2321228 2324383 kg/年
2002 全国 0 0 0 0 0 719 155 2559760 2559915 kg/年
2003 全国 0 0 0 0 0 1022 370 2560348 2560718 kg/年
2004 全国 0 0 0 0 0 1245 2308390 2308390 kg/年
2005 全国 0 0 0 0 0 1599 2972536 2972536 kg/年
2006 全国 0 0 0 0 0 2224 2867480 2867480 kg/年
2007 全国 0 0 0 0 0 2408 2900212 2900212 kg/年
2008 全国 0 0 0 0 1 3044 3214204 3214204 kg/年
2009 全国 0 0 0 0 1 2660 1 3268006 3268007 kg/年
2010 全国 0 0 0 0 0 57 1 3078278 3078279 kg/年
2011 全国 1 0 0 0 0 3016 0 3219300 3219301 kg/年
2012 全国 1 0 0 0 0 289 0 3009580 3009581 kg/年
2013 全国 0 0 0 0 0 1870 0 3116694 3116694 kg/年
2014 全国 0 0 0 0 0 1370 0 3049760 3049760 kg/年
2015 全国 0 0 0 0 3 1318 0 2822487 2822487 kg/年
2016 全国 1 0 0 0 1 2587 3 2977601 2977604 kg/年
2017 全国 0 0 0 0 1 13421 1 2996273 2996274 kg/年
2018 全国 0 0 0 0 1 46907 1 2836880 2836881 kg/年
2019 全国 0 0 0 0 1 50028 1 2769564 2769565 kg/年
2020 全国 0 0 0 0 1 55934 1 2767717 2767717 kg/年
2021 全国 0 0 0 0 1 25437 1 2667839 2667840 kg/年
2022 全国 0 0 0 0 0 26444 1 2576647 0 0 2576648 kg/年

注釈

(注1) 都道府県は、事業所の所在地です。

(注2) 本ページ上部の「県指定」で全国を選択した場合に表示する届出の値は、各事業所から届け出られたデータ (ダイオキシン類を除き小数点第1位まで)の合計について小数点第1位で四捨五入した値 (経済産業省公表:届出排出量・移動量の対象化学物質別集計結果 -1.排出・移動先別の集計-全国・業種別) であり、「県指定」で得られる各都道府県別の値(経済産業省公表:個別事業所データ)を全国分合計した値とは 異なる場合があります。

●以下リンク先で、事業所ごとの排出量や移動量、推定在庫量等の情報が確認できます。
:本物質の届出事業所を地図上に表示することができます(ただし、地図を拡大しないと検索できない点にご留意ください)。
:本物質の届出事業所リストを都道府県、市区町村と絞り込んで表示することができます。

環境中濃度測定値

年度 都道府県 調査名 媒体 検出地点数 調査地点数 検出検体数 調査検体数 最小値 最大値 算術平均 幾何平均 検出下限 単位 備考
2007 全国 化学物質と環境(環境省) 水質 0 11 0 33 (0.420) μg/L

注釈

複数の情報源のデータを一つの表で記載するために、情報源によって異なる定義の数値を記載していますのでご注意ください。

(注1) 有害大気汚染物質モニタリング:地点数、検体数、年平均値の最大、最小、平均を表しています。

 検出地点数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点数
 調査地点数:全調査地点数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)
 検出検体数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点における検体数
 調査検体数:全検体数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)

 最小値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最小値
 最大値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最大値
 算術平均:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の算術平均(有効数字3桁目を四捨五入)

(注2) 要調査モニタリング:環境省「要調査項目等存在状況調査結果」に記載された物質(要調査対象物質以外の物質などを含む)について記載しました。値の算出方法に関しては データの出典ページをご参照ください。シアナミド(2014年度)、銅およびその化合物(2016年度)については、資料内で下限値が統一されておらず、分析結果の表内の値を採用しました。なお、算出前の値に関しては 環境省HPをご参照ください。

* : 2021年度の1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカンについては、各異性体(α、β、γ、δ、ε)の集計値です。

(注3) 黒本調査:捕捉説明として、以下の記載を参照ください(環境省「化学物質と環境 化学物質環境調査結果概要一覧表」より)。

* : 同族体その他該当物質ごとの検出下限値の合計とした。

** : 水素化テルフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークのうち、分子量242のものをHT242a~HT242dとし、分子量236のものをHT236a~HT236cとして測定、定量した。

*** : ジエチルビフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた4本のピークを DDa~DDdとして測定、定量した。

**** : ジベンジルトルエンについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークを DTa~DTgとして測定、定量した。

***** : HCH類の大気については、2003年度から2008年度に用いた大気試料採取装置の一部からHCH類が検出され、HCH類の測定に影響を及ぼすことが判明したが、個別のデータについて影響の有無を遡って判断することが困難であるため、この期間の全てのデータについて欠測扱いとすることとした。

****** : 2009年度のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の調査は、直鎖のオクチル基を有するn-ペルフルオロオクタンスルホン酸及びn-ペルフルオロオクタン酸を分析対象としている。ただし、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の生物では、オクチル基が分鎖状の異性体が含まれる可能性を否定できていない。

******* : 2017年度のアルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の調査は、組成を推計した工業製品を用いて環境試料中の濃度を定量した。このため、アルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の結果については、参考値として掲載している。

(注4) MOE_公共用水域測定結果:「水質汚濁に係る環境基準(人の健康の保護に関する環境基準)」を超えた地点数と調査地点数を下記のように掲載しています。なお、備考の基準値は当該年度における値です。

 検出地点数:基準を超えた地点数
 調査地点数:全調査地点数

農薬出荷量

年度 都道府県 出荷量 単位
1981 全国 136.895009765625 tまたはkL
1982 全国 193.84099609375 tまたはkL
1983 全国 250.45499999999998 tまたはkL
1984 全国 334.193984375 tまたはkL
1985 全国 404.218984375 tまたはkL
1986 全国 429.8230126953125 tまたはkL
1987 全国 557.3630078125 tまたはkL
1988 全国 498.981015625 tまたはkL
1989 全国 500.7269921875 tまたはkL
1990 全国 621.8639843750001 tまたはkL
1991 全国 794.0039843750001 tまたはkL
1992 全国 910.11 tまたはkL
1993 全国 1051.18 tまたはkL
1994 全国 1306.5209375000002 tまたはkL
1995 全国 1522.45 tまたはkL
1996 全国 1589.6859375000001 tまたはkL
1997 全国 1898.4040625 tまたはkL
1998 全国 2161.805 tまたはkL
1999 全国 2675.373125 tまたはkL
2000 全国 2886.87 tまたはkL
2001 全国 2322.11 tまたはkL
2002 全国 2559.858125 tまたはkL
2003 全国 2560.348125 tまたはkL
2004 全国 2308.0959375 tまたはkL
2005 全国 2972.0459375 tまたはkL
2006 全国 2867.7740625 tまたはkL
2007 全国 2900.8 tまたはkL
2008 全国 3213.7140625 tまたはkL
2009 全国 3267.81 tまたはkL
2010 全国 3078.18 tまたはkL
2011 全国 3218.81 tまたはkL
2012 全国 3009.188125 tまたはkL
2013 全国 3141.0959375 tまたはkL
2014 全国 3072.79 tまたはkL
2015 全国 2843.861875 tまたはkL
2016 全国 3025.1618750000002 tまたはkL
2017 全国 3046.33 tまたはkL
2018 全国 2887.178125 tまたはkL
2019 全国 2849.6440625 tまたはkL
2020 全国 2520.951875 tまたはkL
2021 全国 2742.5290625000002 tまたはkL
2022 全国 2646.12936 tまたはkL

注釈

● 年度は農薬年度です。2000農薬年度の出荷量とは1999年10月~2000年9月に出荷された農薬の量となります。

● 出荷量の値は、各農薬出荷量に原体の含有率を乗じて合算した値の小数点第3位を四捨五入したものです。

● カスガマイシン一塩酸塩、水酸化第二銅・塩基性硫酸銅・無水硫酸銅・塩基性硫化銅、燐酸第二鉄水和物、石灰硫黄合剤、ヒドロキシイソキサゾールカリウムは、それぞれカスガマイシン、銅、鉄、全硫化態硫黄、ヒドロキシイソキサゾールとしての出荷量です。

● ストレプトマイシンに関しては、その原体がストレプトマイシン塩酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、塩酸塩と硫酸塩の混合物の場合が混在していたため、ストレプトマイシンに集約して整理しています。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

試験種別 生物種 経路 エンドポイント 暴露時間 暴露時間単位 最小値 最大値 単位 毒性記述
急性・慢性毒性 ラット 経気道 LC50 4 時間 8.4 8.4 g/m3

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
2005 IPCS ICSC ICSC:0786 DAZOMET (Date of Peer Review: October 2005) - LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

基準値名 規制名称 基準値等 リンク
食品衛生法(ポジティブリスト制度規制対象物質) ダゾメット,メタム及びメチルイソチオシアネート 残留基準は食品ごとに異なります。リンク先「残留農薬基準値検索システム(公益財団法人 日本食品化学研究振興財団)」を参照してください LINK
水道水質基準 水質管理目標設定項目 ダゾメット、メタム(カーバム)及びメチルイソチオシアネート 目標値 0.01mg/L(メチルイソチオシアネートとして) 農薬類の目標値=検出値と目標値の比の和として、1以下 LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

選定基準およびクラス
総合製造輸入量クラス1
生態毒性クラス-1

事故事例

該当データがありません。

事故時処理内容

該当データがありません。

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
2003 81 160 農薬取締法第3条第1項第4号から第7号までに掲げる場合に該当するかどうかの基準を定める等の件 第1号イの環境大臣の定める基準(平成15年4月10日現在) ※ポジティブリスト制度が導入されたことによりこの基準は廃止されました。 (229)ダゾメット試験法 農作物
2006 111 11458 化学物質分析法開発調査報告書(平成18年度)【修正追記版】 ◯2-チオキソ-3,5-ジメチルテトラヒドロ-2H-1,3,5-チアジアジン(別名:ダゾメット)の分析法
2019 153 12288 食品に残留する農薬、飼料添加物又は動物用医薬品の成分である物質の試験法 ダゾメット、メタム及びメチルイソチオシアネート試験法(農産物) 食品

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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