化学物質詳細情報

酸化カルシウム

chem_id:NOU00129

CAS RN®:1305-78-8

化学物質名(和名):酸化カルシウム

化学物質名(英名):CALCIUMOXIDE

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化学物質名(別名)

物質名称 出典
酸化カルシウム KIS-NET 他
生石灰 農薬取締法 農薬出荷量と原体・商品・登録・失効情報(農薬要覧/農林水産消費安全技術センターHP)、農薬の農作物等における残留基準(環境省HP)
calcium oxide ACGIH許容濃度 他
CALCIUMOXIDE KIS-NET

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 白色無定形の物質,固体,立方晶系の無色結晶 KIS-NET
分子量 56.08 56.08 KIS-NET
比重 3.2 3.4 KIS-NET
溶解度記述 水を作用させると高熱を発して水酸化カルシウムとなる KIS-NET
融点 2572 2580 deg C KIS-NET
沸点 2850 2850 deg C KIS-NET
混合発火危険性程度 水分で激しく発熱し、引火性有機物質があると発火することがある。 KIS-NET
加水分解性 水を作用させると高熱を発して水酸化カルシウムとなる。 KIS-NET
その他の化学反応 空気中の炭酸ガスを吸収して炭酸カルシウムとなる。 KIS-NET
水安定性    不安定 KIS-NET

用途

用途
輸出
中間物
ガラス
セメント
その他無機化学製品
セメント、アスファルト用添加剤
土壌改良材
半導体
触媒
その他
その他農薬

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
農薬取締法 登録農薬有効成分 生石灰 LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

年度 都道府県 出荷量 単位
1974 全国 8603.675 tまたはkL
1975 全国 4645.7846875 tまたはkL
1976 全国 6678.975 tまたはkL
1977 全国 6357.305 tまたはkL
1978 全国 15578.005 tまたはkL
1979 全国 15296.9 tまたはkL
1980 全国 22697.59 tまたはkL
1981 全国 15570.595 tまたはkL
1982 全国 13965.57 tまたはkL
1983 全国 13110.19 tまたはkL
1984 全国 12756.505 tまたはkL
1985 全国 10131.275 tまたはkL
1986 全国 9128.169375 tまたはkL
1987 全国 9535.15 tまたはkL
1988 全国 9690.475 tまたはkL
1989 全国 10482.015 tまたはkL
1990 全国 10726.64 tまたはkL
1991 全国 11652.89 tまたはkL
1992 全国 11775.345 tまたはkL
1993 全国 8003.085 tまたはkL
1994 全国 6883.605 tまたはkL
1995 全国 4082.4346875 tまたはkL
1996 全国 6609.15 tまたはkL
1997 全国 5682.045 tまたはkL
1998 全国 4844.525 tまたはkL
1999 全国 5113.85 tまたはkL
2000 全国 5214.17 tまたはkL
2001 全国 4593.155 tまたはkL
2002 全国 3530.485 tまたはkL
2003 全国 2950.7 tまたはkL
2004 全国 3139.275 tまたはkL
2005 全国 3116.665027 tまたはkL
2006 全国 2465.34515625 tまたはkL
2007 全国 2310.02015625 tまたはkL
2008 全国 2200.96 tまたはkL
2009 全国 1953.57984375 tまたはkL
2010 全国 1854.21 tまたはkL
2011 全国 1643.5 tまたはkL
2012 全国 1578.805 tまたはkL
2013 全国 1517.72 tまたはkL
2014 全国 1403.245 tまたはkL
2015 全国 1436.78 tまたはkL
2016 全国 1284.589921875 tまたはkL
2017 全国 1159.38 tまたはkL
2018 全国 1227.589921875 tまたはkL
2019 全国 1009.85 tまたはkL
2020 全国 662.34 tまたはkL
2021 全国 577.8745703125 tまたはkL
2022 全国 533.9684 tまたはkL

注釈

● 年度は農薬年度です。2000農薬年度の出荷量とは1999年10月~2000年9月に出荷された農薬の量となります。

● 出荷量の値は、各農薬出荷量に原体の含有率を乗じて合算した値の小数点第3位を四捨五入したものです。

● カスガマイシン一塩酸塩、水酸化第二銅・塩基性硫酸銅・無水硫酸銅・塩基性硫化銅、燐酸第二鉄水和物、石灰硫黄合剤、ヒドロキシイソキサゾールカリウムは、それぞれカスガマイシン、銅、鉄、全硫化態硫黄、ヒドロキシイソキサゾールとしての出荷量です。

● ストレプトマイシンに関しては、その原体がストレプトマイシン塩酸塩、ストレプトマイシン硫酸塩、塩酸塩と硫酸塩の混合物の場合が混在していたため、ストレプトマイシンに集約して整理しています。

製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限(または合計数量) 範囲上限(または合計数量)
2001 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 1-0189 酸化カルシウム 1000000.00 10000000.00

注釈

(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

該当データがありません。

発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1997 IPCS ICSC ICSC:0409 CALCIUM OXIDE (Date of Peer Review: April 1997) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

該当データがありません。

許容濃度等

種類 単位 評価機関名
TLV 2.00 mg/m3 ACGIH

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

該当データがありません。

事故事例

発生日 発生時刻 事故の名称 被害金額(万円) 死亡者数 負傷者数 事故の概要 事故の原因 場所
1984-02-04 13:50:00 生石灰を運転中の横転による散乱 0 0 一般取扱所にて生石灰,11tを大型トラックに積載し,走行中運転を誤り,道路右側の石垣に乗りあげ,横転した。この横転により積載していた生石灰7tが路上に散乱し,車両用燃料の軽油,約50Lも路上に流出したもの。 凍結道路の走行運転を誤ったもの 奥多摩町
1984-05-28 01:00:00 転落横転事故 23 0 0 滋賀県の鉱業会社より10t積ダンプカーに13tの生石灰を積載して大阪市の大阪製鉄へ運搬途上,岐阜県内で運転を誤り堤防下5mに転落し横転したもの。横転した場所が2つの用水路(幅3.5m水深25cm,幅3.5m水深30cm)の交差する位置であったため積載物が両用水路内に飛散し流失した。これに伴い一時的に用水が白濁化したため両下流において少量の魚類が死ぬ損害が出た。 除外設備の不備によりアンモニアが外部に放出されたものであるが,ガス圧の上昇原因については不明である。 岐阜県
1984-07-27 16:25:00 衝突事故 35 1 0 石灰会社より4t積ダンプカーに5.6tの生石灰を積載して三重県にある石灰工業所へ運搬途中運転を誤り,道路側面の電柱に衝突し,運転者が車両内に挟まれ負傷,積載物(生石灰)が路面及び側溝,法面に飛散したもの。 ダンプカーの運転を誤り電柱に衝突積載の生石灰を飛散させたもの 岐阜県上石津町
1984-12-19 08:20:00 運搬車両横転事故 0 0 最大積載9,500kg積生石灰専用運搬車(トラック)に危険物第3類生石灰9,500kgをバラ積みで運搬中,凍結した路上で運転を誤り横転し積載中の生石灰を散乱させたもの。 生石灰を運搬中,凍結路面で運転を誤りスリップし横転し,積載の生石灰を散乱したもの。 宮城県
1989-04-25 01:35:00 牛蓄舎内に無許可貯蔵していた生石灰が発熱し,牛舎全焼 1361 倉庫付牛舎内の倉庫部分に牧草地の土壌改良に使用するため購入した生石灰及び硫安等肥料を購入し貯蔵していた。貯蔵方法は,コンクリート床上に直接積重ねており一面が胸高に積まれていた薪と接触する状態であった。薪の一部分(床から30cm上方)が炭化焼け細りが顕著であった。薪部分から延焼拡大し,建築面積,326.2714m2延面積490m2鉄骨一部木造2階建倉庫付牛舎を全焼したもの。 倉庫に貯蔵するため搬入した際,生石灰の包装材が破損して薪と接触し,薪の水分と反応発熱したか,又は,前日来の降雨が屋根から漏り生石灰と反応発熱して発火したもの。 青森県

事故時処理内容

事故時処理内容
水噴霧
希釈する

環境分析法

該当データがありません。

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