化学物質詳細情報
水銀
chem_id:KKC00013
CAS RN®:7439-97-6
化学物質名(和名):水銀
化学物質名(英名):MERCURY
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化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
水銀 | KIS-NET 他 |
Mercury | KIS-NET 他 |
Mercury - Alkyl compounds (as Hg);Mercury - Aryl compounds (as Hg);Mercury - Divalent inorganic compounds;Mercury - Elemental (as Hg);Mercury - Inorganic compounds (as Hg);Mercury - Organic compounds | ACGIH許容濃度 |
Mercury and inorganic mercury compounds | 国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer) |
Mercury vapor | 日本産業衛生学会 |
Mercury, elemental | Integrated Risk Information System |
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
外観 | 金属光沢を有する液体。銀色、流動性のある金属元素。 | KIS-NET | |||
その他特徴 | 毒物 | KIS-NET | |||
分子量 | 200.59 | 200.59 | KIS-NET | ||
比重 | 13.54 | 14.2 | KIS-NET | ||
蒸気圧 | 1 | 1 | hPa | KIS-NET | |
蒸気圧測定温度 | 126.2 | 126.2 | deg C | KIS-NET | |
融点 | -38.89 | -38.87 | deg C | KIS-NET | |
沸点 | 356.58 | 356.9 | deg C | KIS-NET | |
混合危険性 | アセチレン、NH3、BPI2、Cl2、ClO2、CH3N3、Na2C2、ニトロメタン、(ブチレンジオール+酸)と激しく反応する。 | KIS-NET | |||
混合発火危険性程度 | アセチレン、アンモニアと反応して爆発性のある水銀アセチリドや水銀と窒素の化合物を生ずる。 | KIS-NET |
用途
該当データがありません。
環境基準
※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。注釈
(注) 平成25年度に「水環境保全に向けた取組のための要調査項目リスト」が改訂されました。それに伴い、改訂前の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)(平成26年3月31日改訂前)」、改訂後の対象物質を「環境基準 要調査項目(水質)」とそれぞれ別のカテゴリとして整理しています。なお、「環境中濃度測定値」では、要調査項目モニタリングの対象物質ではなく参考として測定された場合も含めて掲載しています。
法規制
※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。法令名称 | 物質リストの名称 | 通し番号 | 対象物質名 | リンク |
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化管法(PRTR)【平成20年改正前】 | 化管法(PRTR)第一種指定化学物質(改正前) | 175 | 水銀及びその化合物 | LINK |
毒劇法 | 毒物_法 | 別表第1第15号 | 水銀 | LINK |
水質汚濁防止法 | 排出基準(健康項目) | 第三条 | アルキル水銀化合物 | LINK |
水質汚濁防止法 | 排出基準(健康項目) | 第三条 | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | LINK |
水質汚濁防止法 | 事故時措置(有害物質) | 第十四条の二 | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | LINK |
水質汚濁防止法 | 地下水の水質の浄化に係る措置命令等 | 第十四条の三 第一項 | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | LINK |
水質汚濁防止法 | 地下水の水質の浄化に係る措置命令等 | 第十四条の三 第一項 | アルキル水銀化合物 | LINK |
水道法 | 水質基準 | 第四条 第二項 | 水銀及びその化合物 | LINK |
土壌汚染対策法 | 特定有害物質 | 第二条第一項 ※第二種特定有害物質 | 水銀及びその化合物 | LINK |
注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
対策等
該当データがありません。
PRTR制度
該当データがありません。
環境中濃度測定値
該当データがありません。
農薬出荷量
該当データがありません。
製造輸入量
該当データがありません。
急性・慢性試験値
該当データがありません。
発がん性評価
評価機関 | 評価結果 | 評価結果詳細 | リンク |
---|---|---|---|
IARC | 3 | Not classifiable as to carcinogenicity to humans | |
IRIS | D | 人及び動物において発がん性の証拠が不十分で有る物質または発がん性の証拠となるデータが無い物質 | |
ACGIH | A4 | 発がん性物質として分類できない物質 |
注釈
(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
生態毒性
該当データがありません。
リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
1976 | IPCS | EHC | Mercury (EHC 1, 1976) | - | LINK | |
1989 | IPCS | EHC | Mercury - environmental aspects (EHC 86, 1989) | - | LINK | |
1991 | IPCS | EHC | Mercury, inorganic (EHC 118, 1991) | - | LINK | |
1993 | IARC | AGENTS REVIEWED BY THE IARC MONOGRAPHS | 58/ 1993 | - | LINK | |
1995 | EPA | IRIS | Mercury, elemental ( last_significant_revision : 1995/06/01) | - | LINK | |
2004 | IPCS | ICSC | ICSC:0056 MERCURY (Date of Peer Review: April 2004) | - | LINK | |
2005 | ACGIH | ACGIH | 2005 | - | ||
2009 | 日本産業衛生学会 | Recommendation of Occupational Exposure Limits | 2008-2009 | - | LINK |
分類と表示
該当データがありません。
基準値等
基準値名 | 規制名称 | 基準値等 | リンク |
---|---|---|---|
水質汚濁に係る環境基準(人健康項目) | 総水銀 | 基準値 0.0005mg/L以下 | LINK |
水質汚濁に係る環境基準(人健康項目) | アルキル水銀 | 基準値 検出されないこと。 | LINK |
地下水の水質汚濁に係る環境基準 | 総水銀 | 基準値 0.0005mg/L以下 | LINK |
地下水の水質汚濁に係る環境基準 | アルキル水銀 | 基準値 検出されないこと。 | LINK |
土壌の汚染に係る環境基準 | 総水銀 | 基準値 検液1Lにつき0.0005mg以下であること。 | LINK |
土壌の汚染に係る環境基準 | アルキル水銀 | 基準値 検液中に検出されないこと。 | LINK |
水質汚濁防止法 一般排出基準(健康項目) | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | 許容限度 0.005mg Hg/L | LINK |
水質汚濁防止法 一般排出基準(健康項目) | アルキル水銀化合物 | 許容限度 検出されないこと | LINK |
水質汚濁防止法 事故時措置(有害物質) | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | 事故時措置 事故時の措置が義務付けられています | LINK |
水質汚濁防止法 地下水の水質の浄化に係る措置命令等 | 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 | 浄化基準 一リットルにつき水銀〇・〇〇〇五ミリグラム | LINK |
水質汚濁防止法 地下水の水質の浄化に係る措置命令等 | アルキル水銀化合物 | 浄化基準 検出されないこと。 | LINK |
水道水質基準 水質基準 | 水銀及びその化合物 | 水銀の量に関して、0.0005mg/L以下 | LINK |
土壌汚染対策法 基準 | 水銀及びその化合物 | 土壌含有量基準 土壌一キログラムにつき水銀十五ミリグラム以下であること。 | LINK |
土壌汚染対策法 基準 | 水銀及びその化合物 | 第二溶出量基準 検液一リットルにつき水銀〇・〇〇五ミリグラム以下であり、かつ、検液中にアルキル水銀が検出されないこと。 | LINK |
土壌汚染対策法 基準 | 水銀及びその化合物 | 土壌溶出量基準 検液一リットルにつき水銀〇・〇〇〇五ミリグラム以下であり、かつ、検液中にアルキル水銀が検出されないこと。 | LINK |
土壌汚染対策法 基準 | 水銀及びその化合物 | 地下水基準 一リットルにつき水銀〇・〇〇〇五ミリグラム以下であり、かつ、アルキル水銀が検出されないこと。 | LINK |
注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる基準値等を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
許容濃度等
種類 | 値 | 単位 | 評価機関名 |
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TLV | 0.01 | mg/m3 | ACGIH |
TLV | 0.10 | mg/m3 | ACGIH |
TLV | 0.02 | mg/m3 | ACGIH |
TLV | 0.02 | mg/m3 | ACGIH |
OEL | 0.025 | mg/m3 | 日本産業衛生学会 |
注釈
(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
PRTR対象物質選定基準
該当データがありません。
事故事例
該当データがありません。
事故時処理内容
事故時処理内容 |
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水噴霧 |
防止堤で囲む |
環境分析法
該当データがありません。