化学物質詳細情報
プロパン
chem_id:JPN00531
CAS RN®:74-98-6
化学物質名(和名):プロパン
化学物質名(英名):PROPANE
記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています
化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
プロパン | KIS-NET 他 |
PROPANE | KIS-NET 他 |
propane liquefied | 経済産業省-製造輸入量 他 |
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
外観 | 無色のガス | KIS-NET | |||
臭気 | 弱い特異臭 | KIS-NET | |||
分子量 | 44.1 | 44.11 | KIS-NET | ||
比重 | 1.54 | 1.56 | KIS-NET | ||
比重測定温度 | 0 | 0 | deg C | KIS-NET | |
蒸気密度 | 1.56 | 1.56 | KIS-NET | ||
溶解度記述 | 水に微溶。水に可溶 | KIS-NET | |||
オクタノール/水分配係数 | 2.36 | 2.36 | KIS-NET | ||
融点 | -187.7 | -187.1 | deg C | KIS-NET | |
沸点 | -42.1 | -42.07 | deg C | KIS-NET | |
燃焼性 | ガス組成がほぼ一定で、均一な燃焼が保持でき、又発熱量が高い。可燃性。熱、炎にさらすと引火。 | KIS-NET | |||
発火点 | 466 | 466 | deg C | KIS-NET | |
引火点 | -104 | -104 | deg C | KIS-NET | |
混合危険性 | 酸化性物質とは激しく反応。 | KIS-NET | |||
混合発火危険性程度 | 酸化剤とは引火の危険。二酸化塩素とは激しい爆発。 | KIS-NET | |||
爆発範囲 | 2.2 | 2.2 | % | KIS-NET | |
熱分解性 | 熱に不安定 | KIS-NET | |||
その他の化学反応 | 化学反応性は低い。 | KIS-NET | |||
熱安定性 | 不安定 | KIS-NET |
用途
用途 |
---|
燃料 |
注釈
(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)
環境基準
該当データがありません。
法規制
※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。法令名称 | 物質リストの名称 | 通し番号 | 対象物質名 | リンク |
---|---|---|---|---|
化審法(既存物質情報) | Japanチャレンジ | プロパン | LINK |
注釈
(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。
(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
対策等
該当データがありません。
外部サイト内個別物質ページへのリンク
外部サイト名称 | 化学物質名称 | link_url |
---|---|---|
ChemiCOCO 化学物質情報検索支援システム | プロパン | LINK |
PRTR制度
該当データがありません。
環境中濃度測定値
該当データがありません。
農薬出荷量
該当データがありません。
製造輸入量
年度 | 出典 | 官報公示整理番号 | 官報公示整理番号の名称 | 範囲下限(または合計数量) | 範囲上限(または合計数量) |
---|---|---|---|---|---|
2001 | 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 | 2-0003 | プロパン | 100000.00 | 1000000.00 |
注釈
(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。
急性・慢性試験値
該当データがありません。
発がん性評価
該当データがありません。
生態毒性
該当データがありません。
リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
2003 | IPCS | ICSC | ICSC:0319 PROPANE (Date of Peer Review: November 2003) | - | LINK | |
2005 | ACGIH | ACGIH | 2005 | - |
分類と表示
該当データがありません。
基準値等
該当データがありません。
許容濃度等
種類 | 値 | 単位 | 評価機関名 |
---|---|---|---|
TLV | 1000.00 | ppm | ACGIH |
注釈
(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。
PRTR対象物質選定基準
該当データがありません。
事故事例
発生日 | 発生時刻 | 事故の名称 | 被害金額(万円) | 死亡者数 | 負傷者数 | 事故の概要 | 事故の原因 | 場所 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1985-05-04 | 20:25:00 | 保持炉爆発火災事故 | 3 | 0 | 2 | 4月30日より定期修理の為,火を消してあった7号保持炉の着火作業を従業員2名が行った。7号保持炉の火種であるパイロットバーナが着火しなかったので竹ボウキ3本に火をつけ炉内に投げ込み,火種としてメンバーナを開放しプロパンガスを炉内に放出した。火種がメンバーナから遠ざかったために点火しないので,その火種を従業員2名が確認にいったとき炉内のガス濃度が燃焼範囲となり爆発が発生した。 | 無謀作業により,炉内にたまったプロパンガスが裸火(投げ込んだ竹ボウキ)で爆発,更に炉内の爆発の爆風により付近の重油配管(送油圧力10kg/cm2)のユニオン部が緩み,この箇所から重油が霧状に噴出し同爆発により炉内から炉外に飛び散った竹ボウキの火の粉で引火し火災となった。 | 千葉県市原市 |
1985-11-11 | 08:08:00 | プロパンガスボンベの移動中漏洩して出火(類焼) | 1 | 0 | 1 | ガスボンベ収納場所から約50m離れた臨時作業場へプロパンガスボンベ(50kg入)を工場前の歩道上で横倒して転がしながら運搬中,ガスが漏洩し,近くのドラム缶を利用したゴミ焼却炉の裸火により引火したもの。この,ボンベの噴炎で一般取扱所の工場側壁を焼傷し,従業員1名が負傷した。 | プロパンガスボンベを転がして移動中,何かがボンベのバルブにあたり,ガスが漏洩して,焼却炉の火で引火したもの。 | 大阪市 |
1986-10-02 | 10:45:00 | 第2プロパン脱蛹装置ポンプ404A事故 | 0 | 0 | 10月2日第2プロパン脱蛹装置ポンプ404Aは定常運転中,10時47分係員が臨時巡回点検中にポンプ404Aのグランド部よりプロパンを含んだワックスが漏れているのを発見すると同時に発火を目撃ただちに計器室に無線で連絡,同時に消火器により消火(即鎮)ポンプ停止,装置の縁切り等を行った。計器室より消防保安課に発災通報を行った。 | ポンプ(P-404A)のグランド部(ランタンリング)の(ランタンリング)の装着不良により,プロパンを含有したワックスが漏れ,これがグランドパッキンスリーブとグランドパッキン押えの摩擦熱により,発火し,発災した。 | 和歌山県有田市 |
事故時処理内容
事故時処理内容 |
---|
水噴霧 |
避難を検討する |
防止堤で囲む |
環境分析法
該当データがありません。