化学物質詳細情報

1-ブテン

chem_id:JPN00168

CAS RN®:106-98-9

化学物質名(和名):1-ブテン

化学物質名(英名):1-BUTENE

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化学物質名(別名)

物質名称 出典
ブテン 経済産業省-製造輸入量
1-BUTENE KIS-NET
1-ブテン KIS-NET 他
but-1-ene 経済産業省-製造輸入量 他
Butene OECD_HPV_SIDS(SIDS:Screening Information Data Set)
n-BUTENE ICSC(International Chemical Safety Cards)

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 無色の液化しやすい気体 KIS-NET
臭気 弱い芳香 KIS-NET
その他特徴 可燃性。熱、炎、酸化剤にさらすと極めて危険な火災を起こす。炎に触れると中程度の爆発を起こす。 KIS-NET
分子量 56.11 56.11 KIS-NET
比重 0.59 0.66 KIS-NET
比重測定温度 0 20 deg C KIS-NET
蒸気密度 1.93 1.93 KIS-NET
溶解度記述 水に難溶 KIS-NET
蒸気圧 3480 3480 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 21 21 deg C KIS-NET
融点 -185.3 -185.3 deg C KIS-NET
沸点 -6.3 -6.3 deg C KIS-NET
燃焼性 384℃で自然発火する。 KIS-NET
発火点 384 384 deg C KIS-NET
引火点 -62 -62 deg C KIS-NET
混合危険性 酸化作用のある物質に触れさせてはならない。 KIS-NET
爆発範囲 1.6 1.6 % KIS-NET
生物分解性 難分解性 METI_既存点検
生物濃縮性 低濃縮性 METI_既存点検

用途

用途
中間物
ゴム製品

注釈

(注) 2025年3月から農薬用途の情報源やアルゴリズムを変更しました。生物農薬、展着剤などの一部は収集・表示の対象外です。失効農薬についても用途を記載しています。また、本物質(原体)が含まれる農薬製剤の用途を示しているため、必ずしも本物質自体の機能とは限りません。(例:殺虫殺菌剤と表示されていても、両者の機能を有しているとは限らない)

環境基準

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法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(既存物質情報) Japanチャレンジ 1-ブテン LINK
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) ブタ-1-エン LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

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PRTR制度

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環境中濃度測定値

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農薬出荷量

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製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限(または合計数量) 範囲上限(または合計数量)
2001 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 2-0016 ブテン 100000.00 1000000.00

注釈

(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

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発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1999 IPCS ICSC ICSC:0396 n-BUTENE (Date of Peer Review: March 1999) - LINK
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -

分類と表示

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基準値等

該当データがありません。

許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

該当データがありません。

事故事例

発生日 発生時刻 事故の名称 被害金額(万円) 死亡者数 負傷者数 事故の概要 事故の原因 場所
1978-06-05 14:19:00 エチレンプラント配管火災 900 ナフサの代替にC4(ブタン・ブチレン)分解を行うので新しくD分解炉に行く配管を設置し,N2パージしたのち分解炉入口部分に盲板を入れた。定修後D分解炉以外の分解炉をスタートし,C4を既設ラインに送ったが新設配管にも逆止弁を経て流入した。C4はN2をよく溶解し,盲板と逆止弁との間で液封になっていた。気温も上ったので管内は圧力が上昇し,配管途中のフランジ部分よりC4が漏洩して高温配管に触れ火災となった。 液封になるような構造設計であった。N2がC4成分によく溶けることについて未知であった。 新居浜
1980-06-12 18:38:00 ポリブテン製造装置ポリブテンタンク火災 1300 ポリブテンを140℃で貯蔵しているタンク(127kL)のエアーホームノズル下部より腐食開孔し,タンク保温剤にポリブテン蒸気が浸透して発火した。 消火装置の取付構造が不良であった。 川崎・横浜コンビナート

事故時処理内容

事故時処理内容
水噴霧
避難を検討する
防止堤で囲む

環境分析法

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