化学物質詳細情報
水素化ホウ素ナトリウム
chem_id:ICS01591
CAS RN®:16940-66-2
化学物質名(和名):水素化ホウ素ナトリウム
化学物質名(英名):SODIUMBOROHYDRIDE
記載情報および記載方法を検討中のため一時的に一部の情報の表示を停止しています
化学物質名(別名)
物質名称 | 出典 |
---|---|
水素化ホウ素ナトリウム | KIS-NET |
SODIUM TETRAHYDROBORATE | ICSC(International Chemical Safety Cards) |
SODIUMBOROHYDRIDE | KIS-NET |
物性情報
物性項目 | 最小値 | 最大値 | 単位 | 物性 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
外観 | 白~灰白色の微細結晶性粉末又は塊。 | KIS-NET | |||
その他特徴 | 吸湿性。無水物は乾燥空気中で300℃まで安定、400℃でゆっくり、500℃で急速に分解する。可燃性。 | KIS-NET | |||
分子量 | 37.83 | 37.86 | KIS-NET | ||
比重 | 1.07 | 1.07 | KIS-NET | ||
水溶性 | 55 | 88.5 | KIS-NET | ||
水溶性測定温度 | 25 | 60 | deg C | KIS-NET | |
融点 | 36 | 37 | deg C | KIS-NET | |
燃焼性 | 可燃性,288℃以上で火花に触れると引火する。空気中で発火する。 | KIS-NET | |||
引火点 | 288 | 288 | deg C | KIS-NET | |
混合危険性 | 塩化アルミ+ビス(2-メトキシエチル)エーテルと爆発的に反応する。酸無水物(硫酸,リン酸,フルオロリン酸)と激しく反応してジボランを生ずる。パラジウム,ポリグリコール,ジメチルアセトアミドと混合しない事。 | KIS-NET | |||
混合発火危険性程度 | ジメチルホルムアルデヒドと激しく反応して爆発しうる。硫酸との混合物は、引火しやすい。酸のガスと接触すると可燃性ガスを発する。酸化剤との化学反応により発煙性である。 | KIS-NET | |||
加水分解性 | 熱水と反応する。湿気があると徐々に水和,加水分解を起こす。 | KIS-NET | |||
酸アルカリ分解性 | 酸性で急激に分解する。 | KIS-NET | |||
熱分解性 | 加熱すると分解してNa2Oの毒性ガスを発する。 | KIS-NET |
用途
該当データがありません。
環境基準
該当データがありません。
法規制
該当データがありません。
対策等
該当データがありません。
外部サイト内個別物質ページへのリンク
外部サイト名称 | 化学物質名称 | link_url |
---|---|---|
ChemiCOCO 化学物質情報検索支援システム | 水素化ホウ素ナトリウム | LINK |
PRTR制度
該当データがありません。
環境中濃度測定値
該当データがありません。
農薬出荷量
該当データがありません。
製造輸入量
該当データがありません。
急性・慢性試験値
該当データがありません。
発がん性評価
該当データがありません。
生態毒性
該当データがありません。
リスク評価関連文書の情報源
年度 | 評価組織名 | リスク評価書名 | 巻・号 | 判定 | 備考 | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
2006 | IPCS | ICSC | ICSC:1670 SODIUM TETRAHYDROBORATE (Date of Peer Review: October 2006) | - | LINK |
分類と表示
該当データがありません。
基準値等
該当データがありません。
許容濃度等
該当データがありません。
PRTR対象物質選定基準
該当データがありません。
事故事例
発生日 | 発生時刻 | 事故の名称 | 被害金額(万円) | 死亡者数 | 負傷者数 | 事故の概要 | 事故の原因 | 場所 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1992-03-02 | 15:13:00 | 危険物製造所における可燃性ガスによる火災 | 628 | 3 | ジグリム(ジエチレングリコールジメチルエーテル)を反応釜で撹拌後、水素化ホウ素ナトリウムを窒素ガスを封入しながら反応釜上部より投入し、化学反応による発熱を釜ジャケットに水を循環させ冷却していた。その後、三フッ化ホウ素エーテルを定量ポンプにてビニール管で滴下を行い、投入口をナイロンで覆った状態で作業を行っていた。30分熟成後10℃以下の釜温でイミド(非危険物粉体)を投入した直後に発火爆燃した。 | 危険物品の投入手順及び投入量において、研究時点で予測もできない化学反応を起こしたものか、作業工程上の静電気によるものか調査中である。なお、作業員は帯電防止用ゴム長靴及び同種作業服を着用し、危険物容器取扱設備にはアースが設けられていた。又、事故時は、常圧で温度は10℃以下であり、平常時のものは、スポット試作のためデータはない。 | 兵庫県龍野市 |
事故時処理内容
事故時処理内容 |
---|
水噴霧 |
希釈する |
環境分析法
該当データがありません。