化学物質詳細情報

硫酸銅(II)(1:1)
chem_id:DOK01030
CAS RN®:7758-98-7
化学物質名(和名):硫酸銅(II)(1:1)
化学物質名(英名):COPPER(II)SULFATE(1:1)
分子式:CUO4S
示性式:CUSO4
SMILES:O1S(=O)(=O)O[Cu]1
RTECS:GL8800000

構造式7758-98-7

化学物質名(別名)

物質名称 出典
無水硫酸銅 毒物及び劇物取締法(毒劇法)
硫酸銅 経済産業省-製造輸入量
硫酸銅(Ⅱ)(無水物) 経済産業省-化学物質排出把握管理促進法(PRTR制度/MSDS制度)(平成20年改正以前)
硫酸銅(II)(1:1) KIS-NET 他
Copper (II) sulfate OECD_HPV_SIDS(SIDS:Screening Information Data Set)
COPPER SULFATE (anhydrous) ICSC(International Chemical Safety Cards)
copper sulphate 経済産業省-製造輸入量
Copper(II)sulfate EHCs
COPPER(II)SULFATE(1:1) KIS-NET

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 青色の結晶又は結晶状の細粒又は粉末 KIS-NET
その他特徴 5水和物は258℃で無水物になる。 KIS-NET
分子量 159.6 KIS-NET
比重 2.28 KIS-NET
溶解度記述 水に可溶 KIS-NET
混合危険性 ヒドロキシアミン、Mgと激しく反応する。 KIS-NET
熱分解性 加熱すると分解してSOxの有毒なガスを発する。 KIS-NET
熱安定性    不安定 KIS-NET

用途

用途
合成繊維
殺虫剤殺菌剤等
メッキ剤

環境基準

該当データがありません。

法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化管法(PRTR)【平成20年改正前】 化管法(PRTR)第一種指定化学物質(改正前) 207 銅水溶性塩(錯塩を除く。) LINK
毒劇法 劇物_指定令 第2条第72号 無水硫酸銅 LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

該当データがありません。

PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

年度 都道府県 調査名 媒体 検出地点数 調査地点数 検出検体数 調査検体数 最小値 最大値 算術平均 幾何平均 検出下限 単位 備考
2010 全国 要調査項目モニタリング(環境省) 水質(河川) 0 30 <20 <20 <20 <20 定量下限値 20 μg/L 硫酸イオンと銅とを分析し、そのうち低濃度の値を用いて分子量換算により硫酸銅として算出した値

注釈

複数の情報源のデータを一つの表で記載するために、情報源によって異なる定義の数値を記載していますのでご注意ください。

(注1) 有害大気汚染物質モニタリング:地点数、検体数、年平均値の最大、最小、平均を表しています。

 検出地点数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点数
 調査地点数:全調査地点数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)
 検出検体数:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点における検体数
 調査検体数:全検体数(年平均値として評価することができないデータも含めた数値)

 最小値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最小値
 最大値:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の最大値
 算術平均:調査地点のうち月1回以上の頻度で1年間にわたって測定した地点の年平均値の算術平均(有効数字3桁目を四捨五入)

(注2) 要調査モニタリング:環境省「要調査項目等存在状況調査結果」に記載された物質(要調査対象物質以外の物質などを含む)について記載しました。値の算出方法に関しては データの出典ページをご参照ください。シアナミド(2014年度)、銅およびその化合物(2016年度)については、資料内で下限値が統一されておらず、分析結果の表内の値を採用しました。なお、算出前の値に関しては 環境省HPをご参照ください。

* : 2021年度の1,2,5,6,9,10-ヘキサブロモシクロドデカンについては、各異性体(α、β、γ、δ、ε)の集計値です。

(注3) 黒本調査:捕捉説明として、以下の記載を参照ください(環境省「化学物質と環境 化学物質環境調査結果概要一覧表」より)。

* : 同族体その他該当物質ごとの検出下限値の合計とした。

** : 水素化テルフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークのうち、分子量242のものをHT242a~HT242dとし、分子量236のものをHT236a~HT236cとして測定、定量した。

*** : ジエチルビフェニルについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた4本のピークを DDa~DDdとして測定、定量した。

**** : ジベンジルトルエンについては、標準物質(工業製品)のクロマトグラムにおいて得られた7本のピークを DTa~DTgとして測定、定量した。

***** : HCH類の大気については、2003年度から2008年度に用いた大気試料採取装置の一部からHCH類が検出され、HCH類の測定に影響を及ぼすことが判明したが、個別のデータについて影響の有無を遡って判断することが困難であるため、この期間の全てのデータについて欠測扱いとすることとした。

****** : 2009年度のペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の調査は、直鎖のオクチル基を有するn-ペルフルオロオクタンスルホン酸及びn-ペルフルオロオクタン酸を分析対象としている。ただし、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)の生物では、オクチル基が分鎖状の異性体が含まれる可能性を否定できていない。

******* : 2017年度のアルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の調査は、組成を推計した工業製品を用いて環境試料中の濃度を定量した。このため、アルキル基の炭素数が12以外のポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル類の結果については、参考値として掲載している。

(注4) MOE_公共用水域測定結果:「水質汚濁に係る環境基準(人の健康の保護に関する環境基準)」を超えた地点数と調査地点数を下記のように掲載しています。なお、備考の基準値は当該年度における値です。

 検出地点数:基準を超えた地点数
 調査地点数:全調査地点数

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

年度 出典 官報公示整理番号 官報公示整理番号の名称 範囲下限(または合計数量) 範囲上限(または合計数量)
2001 化学物質の製造・輸入量に関する実態調査 1-0300 硫酸銅 1000.00 10000.00

注釈

(注) 「範囲下限(または合計数量)」と「範囲上限(または合計数量)」が同じ値の場合には「合計数量」を表します。

急性・慢性試験値

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発がん性評価

該当データがありません。

生態毒性

該当データがありません。

リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1998 IPCS EHC Copper (EHC 200, 1998) - LINK
2006 IPCS ICSC ICSC:0751 COPPER SULFATE (anhydrous) (Date of Peer Review: April 2006) - LINK
2008 OECD HPV SIDS Chemicals -
2015 環境省 化学物質の環境リスク評価 13巻 健康リスク NO10 C 「銅及びその化合物」として LINK
2015 環境省 化学物質の環境リスク評価 13巻 生態リスク NO10 未実施 「銅及びその化合物」として LINK

分類と表示

該当データがありません。

基準値等

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許容濃度等

該当データがありません。

PRTR対象物質選定基準

該当データがありません。

事故事例

発生日 発生時刻 事故の名称 被害金額(万円) 死亡者数 負傷者数 事故の概要 事故の原因 場所
1985-07-10 00:00:00 硫酸銅溶液の噴出 銅箔製造施設用溶解塔の配管の伸縮吸収ジョイントに亀裂が生じて硫酸銅溶液約500リットルが工場内外に飛びちった。付近河川において魚の死亡事故を併発した。 処理槽に外部流出防止設備を設置していなかったため。 京都市

事故時処理内容

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環境分析法

該当データがありません。

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