化学物質詳細情報

アセトフェノン
chem_id:BNT00264
CAS RN®:98-86-2
化学物質名(和名):アセトフェノン
化学物質名(英名):ACETOPHENONE
分子式:C8H8O
示性式:(C6H5)COCH3
SMILES:O=C(c(cccc1)c1)C
RTECS:AM5250000

構造式98-86-2

化学物質名(別名)

物質名称 出典
アセトフェノン 環境分析法(その他) 他
Acetophenone 環境分析法(その他) 他

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 無色またはわずかに黄色を帯びた透明な液体。冷時には板状結晶または白色結晶塊。 KIS-NET
臭気 クマリンに似た永続性の香気。 KIS-NET
その他特徴 苦味と焼くような味。 KIS-NET
分子量 120.14 120.16 KIS-NET
比重 1.02 1.03 KIS-NET
比重測定温度 15 20 deg C KIS-NET
蒸気密度 4.14 4.14 KIS-NET
溶解度記述 不溶 KIS-NET
蒸気圧 1 1 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 15 15 deg C KIS-NET
オクタノール/水分配係数 1.58 1.58 KIS-NET
融点 19.5 20.5 deg C KIS-NET
沸点 83.5 202.3 deg C KIS-NET
燃焼性 熱、炎、酸化剤に曝すと中程度の引火危険性。 KIS-NET
発火点 571 571 deg C KIS-NET
引火点 82.2 82.2 deg C KIS-NET
爆発範囲 1.1 1.1 % KIS-NET
生物分解性 良好 KIS-NET
生物分解性 良分解性 METI_既存点検
オクタノール/水分配係数 1.58 1.58 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)
オクタノール/水分配係数 2.07 2.07 LogP文献調査(ChemicalReviews Vol.71)

用途

該当データがありません。

環境基準

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法規制

※基準値等の詳細については、リスクタブの「基準値等」をご覧ください。
法令名称 物質リストの名称 通し番号 対象物質名 リンク
化審法(既存物質情報) 既存点検(分解性・蓄積性) アセトフェノン LINK

注釈

(注1) 同一物質に限らず関連が深いと考えられる法規制を掲載しています。詳細な情報はリンク先をご参照ください。

(注2) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

対策等

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PRTR制度

該当データがありません。

環境中濃度測定値

該当データがありません。

農薬出荷量

該当データがありません。

製造輸入量

該当データがありません。

急性・慢性試験値

該当データがありません。

発がん性評価

評価機関 評価結果 評価結果詳細 リンク
IRIS D 人及び動物において発がん性の証拠が不十分で有る物質または発がん性の証拠となるデータが無い物質

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

生態毒性

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リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1991 EPA IRIS Acetophenone ( last_significant_revision : 1991/02/01) - LINK
1994 IPCS ICSC ICSC:1156 ACETOPHENONE (Date of peer-review: October 1994) - LINK
2005 ACGIH ACGIH 2005 -

分類と表示

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基準値等

該当データがありません。

許容濃度等

種類 単位 評価機関名
TLV 10.00 ppm ACGIH

注釈

(注) 出典によって更新年月日が異なります。また、掲載している情報が必ずしも最新であるとは限りません。各出典の更新年月日については、「データ出典情報」をご参照ください。

PRTR対象物質選定基準

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事故事例

発生日 発生時刻 事故の名称 被害金額(万円) 死亡者数 負傷者数 事故の概要 事故の原因 場所
1986-02-13 13:15:00 水添反応タンク内で触媒(パラジュムアルミナ)抜き出し中の火災 0 1 昭和61年2月13日13時15分ごろ一般取扱所(E工場)南側に設置してある水添反応した後,その反応に使われた機内底部にある触媒を回収しようと担当者は反応機のマンホールを開放し窒素を機内底部に吸込みながら溶剤であるメタノールをバケツで投入したところ,機内より炎上し係員のもっていたバケツ(メタノール)にも引火し手及び顔面に火傷を負った。 水添反応に使われた活性化された触媒(2pd/アルミナ)がメタノール湿体(Wet)で機内に付着していたところに触媒回収のためにマンホールを開放したことで空気が入り込み,その触媒が乾燥する過程で発火しメタノール蒸気に着火した。(この原因については触媒メーカーに問い合わせるとともに実験で再現した) 茨城県北茨城市

事故時処理内容

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環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1986 99 10761 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA8270B: SEMIVOLATILE ORGANIC COMPOUNDS BY GAS CHROMATOGRAPHY/MASS SPECTROMETRY (GC/MS): CAPILLARY COLUMN TECHNIQUE
2004 105 1569 化学物質分析法開発調査報告書(平成15年度)【修正追記版】 ◯アルデヒド・ケトン類の一斉分析 大気

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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