化学物質詳細情報

マグネシウム

chem_id:BNS01471

CAS RN®:7439-95-4

化学物質名(和名):マグネシウム

化学物質名(英名):MAGNESIUM

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化学物質名(別名)

物質名称 出典
マグネシウム 環境分析法(その他) 他
MAGNESIUM KIS-NET
Magnesium (Mg) 環境分析法(その他) 他
MAGNESIUM (PELLETS) / MAGNESIUM (POWDER) ICSC(International Chemical Safety Cards)

物性情報

物性項目 最小値 最大値 単位 物性 出典
外観 稠密六方晶系の結晶,銀白色の金属結晶 KIS-NET
分子量 24.31 24.32 KIS-NET
比重 1.73 1.74 KIS-NET
比重測定温度 5 20 deg C KIS-NET
蒸気圧 1 1 hPa KIS-NET
蒸気圧測定温度 621 621 deg C KIS-NET
融点 650 651 deg C KIS-NET
沸点 1100 1107 deg C KIS-NET
燃焼性 空気中で吸湿すると発熱し、自然発火する。点火すると白光を放ち激しく燃焼する。粉じん爆発を起こす。火気厳禁。乾燥した状熊では激しく燃え上がらない。 KIS-NET
混合危険性 水、酸とは水素を発生するため危険。 KIS-NET
混合発火危険性程度 空気中で点火により爆発する。塩素酸カリ、塩素酸ナトリウムネ過塩素酸ナトリウムとは摩擦に敏感で爆発の危険性。過酸化水素とは条件により発火の可能性。過酸化ナトリウムとは発火爆発の危険性がある。 KIS-NET
加水分解性 水に不安定 KIS-NET
酸アルカリ分解性 アルカリに安定で酸に不安定 KIS-NET
水安定性    不安定 KIS-NET
酸塩基安定性  アルカリに安定で酸に不安定 KIS-NET

用途

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環境基準

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法規制

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対策等

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PRTR制度

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環境中濃度測定値

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農薬出荷量

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製造輸入量

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急性・慢性試験値

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発がん性評価

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生態毒性

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リスク評価関連文書の情報源

年度 評価組織名 リスク評価書名 巻・号 判定 備考 リンク
1995 IPCS ICSC ICSC:0701 MAGNESIUM (PELLETS) (Date of Peer Review: March 1995) - LINK
2000 IPCS ICSC ICSC:0289 MAGNESIUM (POWDER) (Date of Peer Review: April 2000) - LINK

分類と表示

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基準値等

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許容濃度等

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PRTR対象物質選定基準

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事故事例

発生日 発生時刻 事故の名称 被害金額(万円) 死亡者数 負傷者数 事故の概要 事故の原因 場所
1984-07-07 11:30:00 アルミニウム,マグネシウム合金の火災 0 0 当製造所は,平均60メッシュのアルマグ粉を1日平均500kgを製造する工場である。出火当日は、作業員2人で8時00分頃作業運転を開始し、火の出た11時30分頃まで約100kgのアルマグを製造していた。出火時点の状況は、作業員の1人が荒削りのアルマグを補給し外に出ようとした瞬間ロールミルの回転軸付近から火の手が上がり,床や機械類に飛散蓄積した金属粉に着火,延焼拡大した。 作業員2人が本火災を現認している事実からロールミル(フルヰ機)の回転軸(プーリ)付近から突然火の手が上がったもので回転軸に飛散した金属粉が摩擦熱により着火炎上し拡大した。 千葉県
1989-05-22 15:30:00 粉じん爆発火災 240 1 事故施設はアルミニウムとマグネシウムの合金を粉砕機で微粉状に粉砕する工場で原料の投入から粉砕物の取出しまですべてを二酸化炭素ガスを注入した設備内で行われる。事故当時はミルによる粉砕を完了し荷受ホッパーを排ホッパーに接続しミルを回転させての詰替中爆発したもので,爆発により施設と建物の一部が破損し施設内の金属粉が燃焼した。この爆発により付近にいた会社社長が全身に火傷を負った。 通常施設に二酸化炭素ガスを注入し,酸素濃度5%以下の状態で作業を行っておりこの状態での燃焼爆原は考えられない。何らかの原因によって施設内の酸素濃度が上昇し,静電気火花又はミル内の粉砕に使用するアルミナボールの衝撃火花により粉じん爆発を起したものと推定される。 岐阜県瑞浪市
1990-01-09 22:56:00 危険物一般取扱所内における溶融マグネシウム等の火災 2989 2 マグネシウムを原料とした自動車用鋳造品を生産する油圧循環の危険物一般取扱所となっている工場で、マグネシウム鋳造機(300tダイカストマシン)の炉ポット内に入っている溶融マグネシウムが、何らかの原因で爆発的酸化現象を起こし、周囲に飛散し、付近にあったマグネシウム塊及びマグネシウム鋳造済製品等に付着、着火、延焼し、工場北側の壁・天井・床の一部及びマグネシウム鋳造機の一部を焼損し負傷者2名をだしたもの。 主原因にあっては不明であるが、炉ポット内の溶融マグネシウムが何らかの原因によって爆発的酸化現象を起こし、周囲に飛散したことによる。 愛知県

事故時処理内容

事故時処理内容
粉末消化剤(ドライケミカル)のみ
防止堤で囲む

環境分析法

年度 出典id 分析法id 出典名 分析法名 媒体名
1982 93 10778 Methods for Chemical Analysis of Water and Wastes (EPA 600/4-79-020) EPA200.7: Trace Element (Metals) - ICP
1982 93 10784 Methods for Chemical Analysis of Water and Wastes (EPA 600/4-79-020) EPA242.1: Magnesium - AA, Direct Aspiration
1986 99 10834 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA6010: Inductively Coupled Plasma (ICP)
1986 99 10861 Test Methods for Evaluating Solid Waste: Physical/Chemical Methods (EPA 530/SW-846) EPA7450: Magnesium - AA, Direct Aspiration
2005 107 11296 有害大気汚染物質測定方法マニュアル(2006/02) 大気中の重金属類の多元素同時測定方法 (フィルタ採取-圧力容器分解-誘導結合プラズマ質量分析法) 大気

注釈

(注) 分析法名の先頭の記号は報告書に記載された分析方法の適用の可否を次のように整理した結果です。
  ◯:検討された対象物質・媒体の全てについて使用に適している。
  ●:検討された対象物質・媒体の一部に関してのみ使用に適している。
  ▲:検討された対象物質・媒体の全てに関して使用が困難である。

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