子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)では、このたび、以下の事案が発生したことを受け、この調査の実施主体である国立環境研究所(エコチル調査コアセンター)は、調査地域での実務を委託している全国15カ所のユニットセンターに対し、個人情報を含む資料を移送する際の手続きを示すとともに、個人情報の管理には万全を期すよう指示しました。
<事案>
北海道内の調査を担当しているユニットセンターにおいて、①参加者の住所、②保護者氏名、③子どもの氏名、④乳歯調査への協力の可否について記載され(個人情報保護シールが貼付されたもの)、参加者からお預かりした「協力確認ハガキ」10枚を、ユニットセンターとサブユニット間で郵便による移送中のいずれかの段階において紛失した。
(経緯)
11月16日(月)サブユニットからユニットセンターに「乳歯調査協力確認ハガキ」10枚を郵便により発送したが、送付先に配達されなかった。所管する郵便局に不着申請を行い、不着調査を依頼したが、12月8日(火)当該郵便局より発見できなかったとの回答があった。
この状況を受け、当該ユニットセンターにおいては、該当する参加者10名全員に連絡を取り、状況の説明と謝罪を行った。
今後、エコチル調査では、再発防止対策を示し、信頼回復とその前提となる厳格な個人情報管理の徹底を図っていく所存です。
本件問合せ先 コアセンター長:山崎(029-850-2226)
研究調整主幹:松本(029-850-2191)