ともに取り組むカーボンニュートラルのまちづくり[みんなの市民活動交流フェスタ出展レポート]

本イベントは、子どもから大人まで幅広い世代が楽しみながら学ぶことをきっかけに、協働によるまちづくりを推進することを目的としています。
イベントにはカーボンニュートラルの推進から公衆衛生、多文化共生など、こおりやま広域圏で活動する約50団体が参加しました。

当日は多くの家族連れが集まり、展示やグルメを楽しむ様子がみられました。

福島を再発見！！「3Dふくしま」

福島拠点のブースでは、「3Dふくしま」を展示しました。

福島県の地形を再現した立体地図に、気候変動の影響や自然環境の変化をプロジェクションマッピングする３Dふくしま。
どこか遠い話のようにも感じる気候変動ですが、福島県でも多く栽培されている「りんご」と関連付けた説明を聞くと、急に身近な話題となるようです。
ちょっとした視点の変化で、気候変動が自分たちの生活と繋がっていることに興味をもっていただけました。

また、今年は特に熊被害に関連するニュースが多かったためか、熊の目撃情報マップを見ながら興味深そうに研究者との対話を重ねるご家族の姿が見られました。
時には、寄せられた質問に研究者が考え込む場面も。私たちスタッフにとっても貴重なコミュニケーションの場となりました。

会場となった郡山カルチャーパークは、遊園地やプール、カルチャーセンターなどから構成される、多くの家族連れが集まる憩いの場です。
研究所の中にいてはなかなか出会えないこどもたちにも私たちの活動が届くきっかけとなりました。

イベントへの出展を通じて地域に関わるいろいろな立場の方と出会いお話しすることで、協働によるまちづくりを推進できるよう、今後とも積極的に取り組んでいきたいと思います。