社会・生態系システムの統合化による自然資本・生態系サービスの予測評価

戦略的研究開発領域(Ⅰ)S-15 (2016-2020年度)

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テーマ4 - サブテーマ2

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サブテーマ名

重層的環境ガバナンスの類型化と可視化

研究概要

世界銀行の国レベルのガバナンス指標などを参考にしつつ、(コミュニティ・ベースを含む)さまざまな地域におけるガバナンスの状況を可視化するガバナンス指標を事例調査・分析を通じて構築することにより、場所の重層性主体の重層性から現実に多彩に展開している重層的環境ガバナンスを類型化し、ガバナンス、自然資本、生態系サービスの相互作用を定量的に解明。

・これにより、従来の環境ガバナンスや新たな自然資本会計や生態系サービス支払いを考慮に入れた革新的資金メカニズムの導入といった新時代の自然資本ガバナンスの様々な政策効果を統合的に予測。

・「公」と「私」が自然資本保全に対して果たすべき役割、並びに「公」と「私」のパートナーシップ関係によるコミュニティ・ベースの共同管理の成功条件も併せて解明。

養殖場を作るサポーターズの活動(気仙沼舞根地区)

外国人を含む様々なステークホルダーによる意見交換